~転生したら王女様だった件~   作:アクト(act)

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血の女王始祖の吸血鬼討伐作戦開始
復興は任せた!!それじゃ


私はとんでもない事に気が付いてしまった、何とシャドウが公道を広げてくれている。

 

 

道路に沿って、横幅を大体12m程の広さにしてくれた。

 

 

私の開発しようとしてる10tトラックの横幅はい○ゞギガと同じ2.45m、それを有事には4両並べられる...何と素晴らしき事なのだろうか。

土地の再開発及び徴用の必要なし!!シャドウからミドガル王国へのクリスマスプレゼントかもしれない、いやマジで有り難いわこれで軍用輸送車の移動にも苦労する事はないだろう。

 

 

それと今世で多少道路事情とかに携わったおかげか知らんが、日本の道路事情の悪さも何となく理解できた。

 

 

定期的に震度2以上の地震が起きて地面の起伏が滅茶苦茶多い場所で、よくもまあ田舎の道や山に舗装するなって。

もっと洞窟掘れよ!!登山道が何でアスファルトで舗装されてるんだよ!!

 

 

それと比べ、我が国の道路事情は何と素晴らしき事か。

...地盤は超安定してる、それでいて道路はかなり平坦だ。

 

 

いやまあ、あの国の地面が色々とおかしいだけなんだろうけど。

 

 

優れた交通網を用意できるぞ、信号や歩道の整備や必要に応じて地下横断歩道の整備もできる筈だ。

 

 

この国は自動車好きの天国になるだろう、ヒャッハー最高だぜぇ!!車が好きという訳ではないが交通網の発展は大歓迎だ。

...その上現代日本並みにインフラを整えられる下地が整っているのだ、王都の1000万人都市化でも策略しようかな。

 

 

復興の為に徴発だ、大儀は我にあり。(国賊)

 

 


 

 

「アレクシア様!!鉄道の敷設終わりました!!」

 

 

「仕事が速いね、流石だ。

だが今の私はただの左官だ、敬称をつけるの必要ないよ。」

 

 

あれから三日必要最低限の資材が運べる様になった、ここから始まるのは道路の舗装だ。

 

 

アスファルト!!コンクリート!!鉄筋!!

 

 

地下坑道を作る事を前提に道路の舗装を始める、何もできない騎士団は王城に送った。

 

 

騎士団は税金泥棒である、国賊の私以下である。

 

 

仕方ないか、アイツらの大半は職権乱用しまくる政治力だけ無駄にある不良だし。

...もうディアボロスの傀儡じゃないんだぞウチの国は、その事に気が付いていないのかな。

 

 

にしても軍の土木工事は素晴らしいですな、確か地下壕からの遊撃と岩や木の影に隠したトーチカからの機銃や擲弾の掃射の組み合わせだっけ?エグい戦術を構築してるね。

 

 

そのおかげで王都が蘇るんだからね、軍隊様々だ。

軍を経済的に謳うなら全体への備えである、そして我が国の軍は全体の為に蓄えを放出できた。

...そして戒厳令下でも組織的な犯罪を行なわず、政治的な安定に寄与した。

 

 

当然の事を行えたのは称賛に値する、ただ直近での陸上戦力の大規模動員が不可能になったけどね。

 

 

「それと、明日武神祭の再戦をするとの事ですが参加できそうですか。」

 

 

「あっそういう...

少し厳しいかな、左腕を捻ってしまってるし。」

 

 

そもそも王女として話しかけてきてた、いやそれなら最初からソッチを話せ。

 

 

「分かりました、ではそう伝えてきます。」

 

 

「ありがとう、助かるよ。」

 

 

このゴタゴタに紛れてオルムやベカルタの金貨だけじゃなく、大商会連合やミツゴシ商会の紙幣が流通してる。

...我が国の金貨で飯を買えなかったしね、だけどこの二つの商会が紙幣を配りその紙幣と食料を交換していた。

 

 

何の為の配給だったのだろうか、我が国の金持ちは缶詰を食べようと思わないらしい。

 

 

んでまあ結果金貨の相場は下がり、紙幣が浸透し始めた。

...管理通貨制度を考えてるのかな?さて誰が教えたか、もしくは大商会連合がただ単に信用の意味を理解してないか。

 

 

利益率的な問題だが配給じゃなくてよかったかもしれない()まあ公共事業だから仕方ないか...

 

 

それはそれとして、資源独立国である我が国がグローバル化の波に乗る意味はないよね。

...自由にやらせよう、ただこれまで通り税金は金貨で徴収させてもらうがな。

 

 

相場は固定だからな、その事を考慮して収益を上げ税金を払え。(裏で金の価値を上げる国賊)

 

 

そしてその税金で王都を開発、そのまま工業力でゴリ押しして産業をドンドン機械化だ。

 

 

だけど、何か大事な事を...脅威を忘れてる気がする。

 

 

「精が出ますね、左官様。」

 

 

「まあね~」

 

 

そうだ、久し振りだなメアリー。

あ、アンネローゼとオリヴィエも...王都の改造が楽し過ぎて無法都市の件忘れてた。

 

 

「...忘れてた?」

 

 

「忘れてないよ、全然これっぽっちも。」

 

 

「「....」」

 

 

バレてる...

 

 

「訓練は完了致しました、いつでも行動可能です。」

 

 

「メアリー女史は落下傘に慣れたかな、頭から垂直に落下するであろうオリヴィエに置いて行かれないか少し不安だよ。」

 

 

「不服、私はアレクシアと違って...魔力がなきゃ、死ぬ...」

 

 

おい待て冗談じゃないのか?マジで傘無しで落下するの?

 

 

「問題ありませんでした、吸血鬼は霧になる事ができるので。」

 

 

霧?何それ?

...何それ、生物兵器や化学兵器には弱そうだけど物理兵器の無効化ができるのは素晴らしいね。

 

 

ミリアにも指向性を編み込む方法を教えたし、狙った場所に降りる事はできるだろう。

 

 

「霧化ってヤツか...

それは凄いや、じゃミリアの事を任せるよ。」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

吸血鬼...

よく分からない生命体だな、流石異世界ファンタジー何でもあり。

 

 


 

 

圧巻である、私の建艦した攻撃型巡洋艦と護衛型駆逐艦なら中世に毛の生えた時代の軍隊なんぞ鏖殺できるだろう。

まあ私達がこれから戦う血の女王は単独で現代兵器ばりの戦闘力を持つ化け物なんだけど、丁度いい相手で助かるよね。

 

 

「準備は完了致しました、アンネローゼ・フシアナス幕僚長。」

 

 

「了解しました、イズミ・エスメラルダ三等左官。」

 

 

そして御立ち台に上るアンネローゼ・フシアナス、うん雰囲気だけなら完璧だ。

...中身はポンコツで可愛いアンネローゼだけど、まあ何であれ透き通った声だし映えるね。

 

 

「総員注目!!我々は始祖の吸血鬼の討伐に向かう!!

我が国は武神祭の乱闘で大きな被害を受けた、シャドウに王都が破壊される前ならいざ知らず現在のミドガル王国では始祖の軍勢を前に敗北するだろう。

1000年前の地獄を再現されたらミドガル国は滅亡する!!だがそれは我々が許さない!!

家族を友を恋人を守る為!!武神祭の優勝者であるクレア・カゲノーを中心とした4名のチームが紅の塔に突入し血の女王を討伐する!!」

 

 

クレアさん?!何で?何で参加するの?!

 

 

「政治的な問題...」

 

 

おおオリヴィエか、なるほど理解したしてない。

 

 

「絶対に守れよ?」

 

 

「クレアは、メアリーと地下から突入...戦力を分散させる、メアリー達が戦うのは雑魚...だから、大丈夫...」

 

 

「案内はどうするのよ?」

 

 

「それは、必要ない...曰く、馬鹿は高い場所が好き...

クリムゾン、主力は私達が倒す...」

 

 

つまり塔の頂上に居ると?適当過ぎるでしょ、いやマジで信じられん。

 

 

「訓練必要なかったんじゃない?」

 

 

「逃げる時、塔から飛び降りる...備えあれば患いなし、無駄はない...」

 

 

クレアさんが居るのかぁ...怪我させたらシドに怒られそうだ...

 

 

「そっ、じゃあ任せるよ。」

 

 

「我々の仕事は突入班の退路確保と支援だ!!

議会に金の無駄だと言われてきた我々の価値を見せつけるのだ!!

ミドガル王国はシャドウに空を奪われた、地はシャドウに砕かれた。

だが海は永遠だ!!砕かれる事もなければ我々が居る限り奪われる事もない!!

誰かが彼らの代わりに国を守らなければならないのだ、それが我々だ。

その為の矛が突入班!!その為の盾が諸君らだ!!

厳しい戦いになるだろう、だが我々はやらなければならない。

諸君らの健闘を祈る!!」

 

 

これアドリブだもんなぁ、すげぇなぁ。

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