妖狐ユキメ
暴君ジャガーノート
ミリア
メアリー
ベータ
ローズ先輩
身元不明のシャドウガーデンの子が2人
全員死にかけだな、女王の攻撃で負傷したところを吸血鬼や屍鬼の群れに襲われて。
てかミリアお前...ゾンビに馬乗りにされてガジガジガジガジ、ちょっと理解不能な状況だな何で涼しい顔してんだ。
「随分と面白い事になってるなミリア」
「助けて下さい起き上がれません」
だろうね、40人分の魔剣士が覆い被さってるのと変わらないもんね。
で...オリヴィエが言ってたのはアイツか、確かに靄がかかってるな。
「アンタ進君ですか?」
「何で前世の名前知ってるの?怖!!近付かんといてくれまへん?!」
方言グチャグチャだな...
「いやアレよ、あの駄女神が理由よ。」
「あ匠君?」
何で知ってるの?怖...
「いや何で知ってるんだよ、キモいんだけど。」
なぜバレたし、いや何で知ってんねん俺の前世の名前。
「「...」」
「異世界において個人情報は一切保持されないんだね、駄神の事殴りたいね。」
「同意」
何だろう凄い気が合うな
「それはそれとして、あの玩具飛ばしてウチの子達虐めたのお前?」
「そうだよ、どうしても血の女王が舞う姿を見たかったんだ。
見ろよあの可愛い姿してあんな化け物みたいな攻撃するんだぜ?いや~アニメで見た時から好みだったんだ、性癖ドストライクお前もそうだよな。」
初対面でその距離感はキモいよ
「生憎俺は、この世界の事あまり知らないんだ。
...ほら痛い目に遭いたくなければ帰んな、コッチにはシャドウ様が居るんだぞホラホラ怖いだろ。」
「アレクシア王女に転生しといて?何も知らないって?
よく生きてこれたな...」
「いやまあ教団とか大した存在じゃないし」
「...大した存在じゃない?得体が知れないね?」
「それはお互い様って奴だ、私の魔力を脳を回路を弄ろうったってそうはいかないぞ。」
私と同じで魔力を物質化させる事もできるのか、吸収も阻害も中々の腕前だ。
ただ数回打ち合っただけで割れたし質は悪いかな?って...
「匠君とは友人になれそうだ、腕も中々技も似てる。
親近感が湧くね!!」
私はお前に殺意しか沸かんがな
「知らん、その片思いは気持ち悪いぞ友達居ないだろお前。」
「お前は私を怒らせた」
「さいですか...」
こいつ面白いな、弄り甲斐がある。
「アレクシア・匠・ミドガルよ、貴様に一つ問う。」
「アレクシア・ミドガルでお願いします」
こいつ俺の数倍は忙しないな
「あの駆逐艦はアレン・M・サムナー級に近く、その上で様々な機構を積んでいるな。
巡洋艦はスターリングラード級の設計思想を踏襲したボストン級の様だ、貴様もかなり相当入り込んだミリオタらしい...ただ何故ヘリコプターを搭載してないか分からないが。」
どうしようそこまで考えてないって事をどう説明しようか、自己満足で建艦したからそんな考えてねぇぞ。
「ごめん、あのね?そこまで考えたけど考えないで建艦したんだ。
勘違いさせて悪いんだけどー...」
駄目だコイツ聞いてねぇ
「そんな貴様だ、きっとtankの設計もしただろう?僕の考えた最強の戦車を作った筈だ。」
戦車はまだ試作中だねぇ...
「その上で問う、第二次世界大戦最強の戦車は何だと思うアレクシア・ミドガル。」
しまった、専門外だ。
まあ戦争は数だし、常識的に考えて質のT-34と数のM4中戦車だよね。
「質のT-34と数のM4中戦車だよね、まあ専門じゃないから知らんけど。」
「...は?」
「え?」
「常識的に考えて虎か豹だろ」
え?虎?豹?何それ?あれ、ああアレか。
...君たちの事は忘れてたよ、簡単に壊れるウンチだしね大した興味がなかったんだ。
「虎も豹も個としては強いと思うよ、工芸品としては満点だと思う。
...けど工業品としてはイマイチでしょ、航空機エンジンよろしくシャーマンの量産性と整備性は素晴らしいと思うわ。
T-34もあの性能であの量産性は中々かと、鉄量と肉量は正義ってハッキリ分かんだね。」
「これだからエアプは...」
俺何か変な事言った?
「エアプかぁ...まあ否定しないけどさ、ソッチが専門って訳じゃないし。」
ドイツの兵器が好きな奴って何でこうなんだ...
↑
ただの風評被害である
「あれらが4号並みの信頼性ならナ◯スは勝ってた、日本も工業国の下地が整っていたらもっと善戦した。」
「思わんね...
ドイツ相手にはその分何か凄い戦車を沢山、日本には海域を飽和させる艦隊を用意してたさ。」
「いいや俺は勝った、チョビ髭の次は勝つって言葉は正しかったよ。」
「は?」
何言ってんだこいつ
「前々からミドガル王国が鬱陶しかったんだ、チンケな国の癖して無駄に技術力と資源があったしな。
...北と西の脅威は取り除かれた、製造業が破壊されたのは癪だったけど君の国の半導体には世話になったよ。」
「...何が言いたい?」
「思う存分暴れようじゃないか、それがお望みだろう?
宣戦布告だアレクシア・ミドガル...聖戦の時を待っているぞ。」
知っているのだろう?何も知らぬ訳ではあるまい、ベカルタ帝国の戦争の事実を。
虎と豹の群れが南の龍を呑み込み、帝国が周囲の国を世界の一帯を支配したと。
...新大陸で国家が統一される前に怪物に介入される前に、北の島国と西の隣国を帝国は下した。
強大な帝国に対抗する為、南の王国はあの怪鳥を量産したのだろう?教団からの情報提供を受けた時腰が抜けたよ。
だがソ連や中国に並ぶ数の人と合衆国に比肩する工業力をベカルタ帝国は手に入れた、今ならば西暦世界の全アメリカ軍並みの軍事力を持ったミドガル王国の喉元を食い破る事ができる。
...まあ国家規模で人が消えるだろうが、些細な問題だろう。
帝国の崩壊を待っていた貴様らに、帝国に多方面戦闘を強いるという唯一の勝ち筋を失ったミドガル王国に未来はない。
絶望するだろう?帝国を経済的に支配しようが、貴様らの喉元に迫る牙を往なす方法はないのだから。
なのに何故、コイツは笑っているのだ。
「ありがとう、君のおかげだ。」