~転生したら王女様だった件~   作:アクト(act)

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授業参観始まりました〜
ミドガル王国政治的内紛


「ディアボロス教団から引き抜けそうなラウンズ居た?」

 

 

「6人は帝国側につくみたい、他のみんなは興味ないって。」

 

 

「そうかぁ、まあいいか。」

 

 

「用は何かな?」

 

 

そうだね、確認する事はしたし本題に入ろうか。

 

 

「本題を話そう、実はミドガル王国の貴族を本格的な内紛に陥る前に粛清したいんだ。

...正確には教団と強く癒着してた貴族を粛清したいんだよね、彼ら何かよく分かんない威を借りて私の命を狙ったり国税を横流ししたりやりたい放題してるじゃん?帝国との戦争に向けて国内を纏めたい。」

 

 

「それはミドガル王国としての意向なのかな?」

 

 

「私の意向だね」

 

 

陛下は余計な事をしたくないだろうし、これは私の意向だ。

使わない癖して最新装備を要求してくる面倒臭い貴族はとっとこ排除したい...

第一騎士団を除いた騎士団の多くを解体して軍に編入したいところ、あと行政も分割したい。

 

 

官僚主義への移行にはなるが今の政治体制よりはマシだからね、いずれソレも解体できる制度にしておくか。

...無論拒否権はそのままよ、流石に国の支配権を譲る気はない。

 

 

「王位欲しい?」

 

 

「それは要らない、欲しくなったら自分で手に入れるよ。」

 

 

「そっ」

 

 

「んで何かいい考えあるかな?」

 

 

「...ディアボロスの腕でも解放する?」

 

 

「やめなさい」

 

 

「そうだ、ぺトスからこのアーティファクトを貰ったんだ。

これでディアボロスの右腕を解放しろって、そうしなければ今年の雫はないって脅されたんだ。」

 

 

魔力がなくなったら爆発する首輪か、悪趣味だな、

 

 

「...これ使おうか、これなら私の関与を追求される事はないだろうし。」

 

 

「容赦がないね、そうだ右腕を見に行くかい。」

 

 

「お邪魔させてもらうよ、この地にディアボロスの右腕を封印した獣人の英雄も気になるし。」

 

 

「今一度見てみるといい」

 

 

「そうだねぇ、前言撤回するわ今度解放しに行くわ。」

 

 

「そう、教団が怒り狂うよ?」

 

 

「ハッ今更でしょ、立場を暈す為に今は壊さなくていいか。

...そうだフェンリルって子育てとかできるかな?」

 

 

「この僕に子守をさせるのかい?」

 

 

「私の拾い子なんだけど最近は相手してあげられてないんだ、テロが始まるまで本腰を入れる仕事ないでしょ?遊び相手になったげて。」

 

 

「メイドに任せたら?」

 

 

無理無理、あの子無駄にスペック高いのよ。

...その辺のメイドより家事が巧いし魔剣士より強い、今ならゼータにも一撃は入れられるんじゃないかな。

 

 

「金豹族の男の子なんだけどね、誰に似たか知らんが調子に乗ってるんよ()お灸を据えてやってくれ。

...勿論好きにしていい、剣の弟子にしても構わんよ。」

 

 

「強い?」

 

 

「1stよりね」

 

 

「いいよ」

 

 

狼みたいな顔してるよ、怖いなぁ。

 

 


 

 

「これが右腕ね、心なしか左腕より小さい気がする。」

 

 

「左腕見た事あるの?」

 

 

「聖域の中で少し」

 

 

「君だったんだ」

 

 

「そりゃあね、私とシャドウがね。

...は?」

 

 

何で培養槽の中に居るんだよ、母が。

 

 

「ごめん、気分が悪い物だったね。」

 

 

いいよ別に、そういう事だったんだね。

そうかぁ...やっぱそうだったのか、そうだよな。

 

 

「...別にいいよ母が選んだんだ、こうなる事をね。」

 

 

アニメとかの主人公だったら助けようとする、俺も迷ってる。

肉袋があれば蘇生は簡単だ、でも蘇生しても今の母の記憶は一切存在しない。

...ディアボロスに魔力と一緒に、記憶も還元され溶かされているだろう。

 

 

私が母に似た人と居たら?姉様と父上はどう思うだろうか、喜んでくれたらいいな。

...けど世の中そんな綺麗じゃない、母は私達の事を理解できないし黄泉還りは到底受け入れられる世界じゃない。

 

 

ミリアもオリヴィエも、今は何だかんだ私のモノだから周囲は受け入れられている...でも母様は違う。

 

 

母様は私のモノじゃない、残酷な事はしたくない。

...それに、これからの地獄を生き返らせてまで見せたくない。

 

 

「酷い子だね」

 

 

「教団がなければいい子で居られたよ」

 

 

「「...」」

 

 

「それはないね」

 

 

「だよね、俺も趣味が悪いしな。」

 

 

「君は怒りに支配されず、父に似て賢明で人と融和できる優れた存在だね。」

 

 

ハッ、俺はまだまだ未発達状態の存在だよ。

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