~転生したら王女様だった件~   作:アクト(act)

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今話で本筋の話は一旦休憩、外伝や前日譚をこれから不定期で投稿していきます。

リアルが忙しくなるのよ()週一か月一になるけど許してヒヤシンス...
それと次回から外伝が始まります、本編7巻か8巻が出るまで休止じゃ。


首輪爆弾イベント

「アレクシア・ミドガルはシャドウガーデンの発足に手を貸し、王都内に誘致し国体に大きなダメージを与えた。

外患誘致の疑いで身柄を拘束する」

 

 

「拒否権を行使させてもらう」

 

 

「であれば、実力行使で従わせるまで。」

 

 

傭兵騎士貴族その多くがこの部屋、研究室に侵入してきた。

 

 

折角の授業参観だというのに、王女である私に男爵と侯爵風情が恥を掻かせるとは。

 

 

首輪爆弾イベント、又の名をミドガルの大粛清。

 

 


 

 

「あら?何だこの首輪、いつの間に。」

 

 

演技面倒クセェ〜

 

 

「あの聡明なお方から、何故貴女の様な失敗作が生まれるのでしょうか?アレクシア・ミドガル...いや失礼今の貴女様に姓などありませんでしたな。」

 

 

「頭の凝り固まった残念な輩の相手は只管に面倒だ、まだ盗賊の方が話が成り立つよ。」

 

 

「国に父に見捨てられた姫を嫁に取る...素晴らしき美談だとは思わんか傭兵?」

 

 

デブハゲの男爵、因みに年齢は30手前ぐらい。

 

 

私は既に救ってもらってるし、自立してるから助けは必要ないって蹴ったんだよ。

...あの日の陛下は怖かった、「夜剣が手を出してきそうだからその時はボコしていいよね?」って聞いたらさ?「馬鹿どもの根切り族滅は私に任せなさい」とか言うんだよ?マジ目が笑ってなくて怖かった。

 

 

でも父様には折角だから彼らの背を押してもらったんだ...

それと首置き台みたいなのを送られてきた時はビビった、父は俺の事何だと思ってるんだ。

 

 

「よかったですな、生首の好きな人間とは思えない名もなきお姫様に夫となる人ができて。」

 

 

よしこいつらは川に流そう、それと折角だし適当に晒すか。

 

 

「あのな少しは疑えよ教団を自分達が何と手を組んだかその相手は何を考えていたのか考えようよ。

...そもそも私がシャドウガーデンを誘致した事実はないよ、視野狭窄も困ったものだ。」

 

 

ミツゴシ商会とシャドウガーデンが繋がっていた事なんて知らなかったんだ、故意じゃない。

...うん普通に知ってたわ、やべこいつら全員殺さないと外患誘致マジで適応されるわ。

 

 

「アレクシア様、目が泳いでますよ。」

 

 

「気のせいだよ」

 

 

「2人のお嬢様方の余命はどれほどか、最期を我ら一同見届けてあげましょうぞ。」

 

 

そこに刻まれた数値は9999であった、2人ともカンスト済みなのだよハッハッハ。

 

 

「「「「へっ?」」」」

 

 

「なるほど君達は100に届くか届かないかって感じだね、ちゃんと鍛えないから...だから死ぬんだよ。」

 

 

「それじゃ反逆者が死ぬまでゆっくり見てようか、ミリアって絵描けたっけ。」

 

 

「私は剣より軽いものを持つと手が震えてしまいます、細かい作業が苦手ですので。

それと折れたペンが変な方向に飛んでしまいます、それが何故か地面に絵を描いてくれるのですがあまり上手くないので...申し訳ありません。」

 

 

そうだったね、器用だね。

...ミリア絵上手いんだよな、まあコイツらで彼女の手を汚したくないし丁度いいか。

 

 

「そうだったね、じゃ今度私の複写でもしてみるといい。

...あリスト通りに殺してきて、できるだけ余計な被害は出さない様にしてね。」

 

 

「委細承知致しました、土産は必要でしょうか。」

 

 

「いらないかな?それと私は少し遊んでるわ、しばらく入ってくるなよ。」

 

 

「お遊びも程々にして下さいね?」

 

 

彼女には比較的綺麗な血で汚れてもらう、比較的綺麗な血ってのはよく分からんが。

 

 

「命乞いは首がある内にするんだな、いやでも盗賊以下だし必要ないか。」

 

 

折角だし拷問の実験台になってもらおう、上手い口の割らせ方を考えていたんだ。

 

 

「何をする気だ?」

 

 

「必殺!!何でも話したくなっちゃうビーム!!」

 

 

「「「「アバババッババ」」」」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「皆さんお久しぶりです、今回もあの時代の考察をしていきたいですね。

という訳で今回は、ミドガル王国で起こった大粛清改め首輪爆弾イベントの考察をしていきたいと思います。」

 

 

「大粛清でいいのでは?」

 

 

「実はアレクシア・ミドガルが、今事件の事を首輪爆弾イベントと呼称していた事が情報が出てきましたし折角なので。」

 

 

「お巫山戯も程々にしないと怒られますよ?」

 

 

「解説自体は真面目にやりますとも、それではホログラムをご覧下さい。

映像が出土しましたので、その映像を背景に流しながら見ていきましょう。」

 

 

「大半は本人の映像と確証の取れていないものばかりではないですか!!趣味の悪い動画ばかり流さないで下さいよ?」

 

 

芸人の悲痛の叫びを無視して司会は話し始める

 

 

「ブラッド・ダクアイカン侯爵を筆頭とした複数の貴族や商人傭兵が、アレクシア・ミドガルがシャドウガーデンを王都に誘致し大きな被害を齎したと断定し拘束に向かった時に起きた事件です。」

 

 

「王族の逮捕はできないのでは?絶対王政の時代、記憶では拒否権があった筈です。」

 

 

「他の王族から招き入れてもらった状態で強行したのでしょう、その日はクラウス・ミドガルが考案した授業参観が行われた日でした。

警備を強化する為に、その戦力を魔剣士学園内に入れる事は普通しません...ですがそれをクラウス・ミドガルは通したのです。」

 

 

「確かクラウス・ミドガルが誘致し、アレクシア・ミドガルを粛清しようとしたんだったな。

軍の設立及び人材の登用騎士団からの引き抜き、新たな権力の確立などを行なった事に恐怖して...と私は習いました。」

 

 

「ですがその最中に、ディアボロス教団によるテロ行為が行われ執行要員は皆殺しにされました。

...妙なタイミングですよね、とても偶然とは思えません。」

 

 

「はい、あまりにも計略的過ぎます。」

 

 

「そして現在、その粛清された者達には特徴があったと判明しました。

...みなディアボロス教団と近い関係を持っていました、ブラッド・ダクアイカン侯爵を含む13の貴族が夜剣と呼ばれる組織をに所属していたのです。」

 

 

「夜剣ですか?いやはや私も小さい頃憧れたものです、ミドガルに存在した暗部の一つカッコいいですよね。」

 

 

「そして大商会連合に魔剣士協会、いずれもディアボロス教団と近い関係だったという証拠が写真と手紙その双方が残っています...それがアレクシア・ミドガルのものであろう手記に挟まっていました。

そしてその事をクラウス・ミドガルも知っていました、そう!!この年の冬に反オルム反ディアボロス教団政策を打ち出したクラウス・ミドガルは知っていたのです。

これは計画的な粛清であった、今この瞬間新たな説を立てます。」

 

 

「クラウス・ミドガルは病的なまでの事勿れ主義だったのでは...そもそも非戦派穏健派の筆頭でしょ?」

 

 

「アレクシア・ミドガルとアイリス・ミドガルを狂犬的な娘2人の手綱を握っていた、そして娘2人に権力を濫用されていたと...そう言われていますよね。

にしては行動がキレが鋭過ぎると思いませんか?」

 

 

「確かに...」

 

 

「慎重な人間ではあったのでしょう、ですがその慎重さからは想像ができない決断力と行動力を持ち合わせていたのです。

...よって私は部下に毒を盛られ一線から退いた裸の王様から、時には悪行に手を染めるも道理を通した名君主であったと私は考えます。」

 

 

「面倒なので全部アレクシア・ミドガルの手柄でよくないですか?方法は判りませんが、アレクシア・ミドガルが行ったのは確定してるのですから。

...アレクシア・ミドガルがディアボロス教団から取り寄せた首輪で粛清した、そう言われてるじゃないですか。」

 

 

「そうとは言えないんですよね、こちらの比較的小柄な女性が粛清の際に軍を指揮をしたとの話があります...彼女は直接関わっていない可能性が高いです。」

 

 

「軍はアンネローゼ・フシアナスの指揮の元で救助を行ったのでは?」

 

 

「どうなのでしょうか...私には分かりません...」

 

 

「おい待て」

 

 

「当時のミドガル王国軍の指揮権や組織体系!!そんなものほとんど残ってないじゃないですか!!

私じゃなくて奇天烈王女に言えよ!!」

 

 

涙を流し始める司会

 

 

「あ...うん...ごめんね...」

 

 

何故か謝る芸人

 

 

 

 

 

少々お待ち下さい


 

 

 

 

 

「結論としてはディアボロス教団のアーティファクトを使い、テロに見せかけアレクシア・ミドガルが基軸として計略的な反改革派貴族の粛清であったと判断します。」

 

 

「ですがこの時の粛清が原因で、帝国に戦争序盤で大敗を喫っしているではありませんか。」

 

 

「数年も戦争を続けノウハウを蓄積し続けていた帝国と戦争を避け続けていたミドガル王国です、ドクトリンに差があるのは当然かと。

粛清を行ったおかげで軍と辺境の騎士団と兵器の取り合いが起きずに済みました、そして後の内紛を阻止する事ができたのも確かです。

当時のミドガル王国はアンネローゼ・フシアナスを筆頭に様々な帝国軍人を受け入れ、戦力の拡充とドクトリンの構築を行なっていました。

その布石をアレクシア・ミドガルは、当時十歳前後の時から打っていました。

現役であったべカルタ七武剣のアンネローゼ・フシアナスの引き抜いた手腕に加え...私は当時のミドガル王国は最善を尽くし最も優れた道筋を進んでいたと思われます。

国体に影響を及ぼさない範囲で、彼女は必要な粛清を行なったのでしょう。」

 

 

「ミドガル王国で舵取りをしていた者達が器用だったのか、もしくは粛清を逃れたミドガル王国の者達が優秀だったのか。

...まさかあのアレクシア・ミドガルがディアボロス教団から人を引き抜き、前までディアボロス教団と手を組んでいた者達を粛清していたとは考えもしませんでした。」

 

 

「壮大な裏切りです、事実上当時のディアボロス教団の排斥が始まった瞬間でした。」




Xさん
「アレクシアの母ディアボロスの腕と教団に人格排◯されてんじゃん」

ワイ
「人格排◯って何や」

調べた結果

Xさん
「どや?」

ワイ
「いい趣味してるね」

Xさん
「だろ?」

ワイ
「うん()」

皮肉だよ照れるな
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