「王国軍の規律が緩んでいる様に感じるのだ私は、折角だ当直の者達以外はほぼ全員ここに居る事だしレクリエーションでもして親睦を深め仲間同士での結束を強めようじゃないか。」
「レクリエーションですか、何をするんですか。」
「なに、貴官らは笑わないだけでいい。
...ここにいる憲兵達が一生懸命貴官らを笑わせにかかる、精強な王国の尉官士官将官の皆々だ。例え隣の戦友が魔物に喰われても、怖気付かずに最後の一兵まで戦い続ける貴官らだ。
...経験の未熟な一卒兵共の手本となるがいい、笑うべき時に笑い秩序立った行動を訓練の末に得た生理現象の掌握をヒヨコ共に見せてやるといい。」
「何だそんな事ですか、ところで罰ゲームはないのですか。」
「ハッハッハ!!言うではないか、そうだな笑ってしまった道化には罰ゲームとして部下と地獄の一週間を過ごしてもらう。」
「それはヒヨッコに過酷過ぎますよアレクシア様、部下のケツを蹴るのも我々の仕事なんですよ。」
「全ては貴官ら次第だな!!諸君の健闘を祈る!!」
「国を挙げた大作戦、昇進に響きそうですな。」
「国を挙げた作戦なのだが、まあ本作戦において残念ながらメダル(勲章)も内申点の増加もないがな。」
「「「「ハッハッハ!!」」」」
憲兵が黄色と赤で彩られた、謎の物体を取り出した。
...憲兵は整列をしている士官らの後ろに周り、その謎の物体を握り潰す。
「スゥーーーーープーーーーーーー」
10人程吹き出した、そうこれはけたたましく叫ぶニワトリだ。
地球では警察や軍隊で...あらゆる場所であらゆる訓練で使用され、鍛え抜かれた屈強な軍人や警察を幾度となく屈服させてきた因縁の相手である。
ある者は水槽を持ってきて、ニワトリに水を入れるだけ入れて音を鳴らす。
ある者はヘリウムガスを使い甲高い音を、またある者は空気と比べ比重の重いクリプトンガスを資材を叩いて持参していた。
「全く我が軍の者達は気が軽過ぎる...
大規模作戦の実行中ならともかく、魔力反応を絞った隠密行動中に笑ってしまう阿呆を減らす訓練の筈が全く。
ここからは私自ら訓練に参加し、諸君らを一騎当千の兵に育て上げようではないか。」
残った者達の前に立ち、また1人また1人と脱落させていく。
そして最後にアンネローゼ・フシアナスが残った
音が鳴る
「プーーーーーーー」
音が鳴る
「ピャア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッ!!」
音が鳴る
「ヴア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッッッ!!」
そして彼女だけは終始一度も笑う事はなかった、この事件?で圧倒的カリスマ?を証明したアンネローゼは後に数多居る幕僚の中で後に頂点に立つ事になった。
今晩、アンネローゼ・フシアナスは1人で笑う様に寝た。
因みに笑わなかった順位として
1位アンネローゼ
思い出し笑いとかで後から笑ったりするタイプ(深夜ベットの中で震える)
20位ミリア
普段からお嬢様の下らないギャグに付き合わされてるから耐性がある(ただしお嬢様の渾身のテクで笑わされた模様)
100位研究者一同
単純に寝不足の為途中まで立ちながら寝てた()
ワースト3位オリヴィエ
布団が吹っ飛んだで笑いそうだしこの順位(どんな偏見だ)
ワースト2位技術者一同
けたたましく叫ぶニワトリは彼らが作った(完全に調教されてる)
ワースト1位アレクシア・ミドガル
訓練が始める前から腹筋崩壊(生理現象その他諸々制御しているのにニヤ付きを抑えられない時点でお察しな可憐で偉大なお姫様)
アンネローゼがお気に入りのアレクシア嬢、因みに筆者が一番好きなのはキャラ的も容姿的にもベータとアンネローゼがツートップ。(誰も聞いてない)
けたたましく叫ぶニワトリの面白い動画はネット上にいくらでもあるので探してみて下しい、マジで後悔しないんではい。