とある白い特色フィクサーがキヴォトスで青春を謳歌する   作:成功マート

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誰か、今来てるムルソーとファウストを恵んでくれ...星3すら来ない...、ついでにこれが投稿開いた理由です。(未獲得)後タイトルはもう何も思いつかない...


守れなかった者

 とりあえずラーメンを食べた後どっかぶらつこうとしたら、

 

"シロ、少しの間でいいからシャーレにいて欲しい。"

 

「変態殴るぞ、はらわた引き摺り出すぞ。」

 

 うん何でそうなったんだよマジで。

 

"シロがどんな子か知りたいからね。"

 

 はぁ、この人も諦め悪いと言うか何と言うか...。

 

「この際先生も薄々気づいているから言いますが、私自身色々隠す必要があるから隠しているんですよ。」

 

 少なくとも前世では人殺してました、何なら今でもその気になれば今も不可能ではないとかあるし...しかもこれ一部だからなふざけるなよ、いや自分にキレてどうする。

 

「まぁとりあえず、私の事は調べないでください。」

 

"それは流石に出来ない相談かな、少なくともあの時、シロはすっごく大きな事を抱えてるように見えたよ"

 

 あの時のことか......今すぐにでも記憶消去を使いたいがあいにくそんなことができるものは何一つ持ち合わせていない。

 

"後はやっぱりいい匂いして可愛いからかな?"

 

「おいこいつガチで気持ち悪いな。」

 

 とりあえず蹴り飛ばした後、懇願されたので仕方なしにシャーレにしばらく泊まる事になった。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

〜セリカ視点〜

 

「はあ......やっと終わった。目まぐるしい1日だったわ。」

 

「みんなで来るなんて......騒がしいったらありゃしない。」

 

 みんなは先生先生って大人をチヤホヤするし、彼女の事も色々根掘り葉掘り聞こうとしちゃって...大人は信用できないし、彼女に対してはそれに更に...

 

 いや、考えちゃダメだ。考えれば考える程、私はあの光景を見て彼女と会話する時にまともに会話ができなくなる。

 

「ふざけないで......本当に、ふざけないで...」

 

 自然と体が震えるような感覚がする。

 

「......そういえば、ここの辺も結構人がいなくなったなぁ。前はここまでじゃなかったのに。」

 

「治安も悪くなったみたいだし......。」

 

 このままじゃダメだ。私が少しでもこの状況をよくしなきゃ。

 

 どうやって借金を返そうかとか考えていたら、

 

「カタカタヘルメット団?あんたたち、まだこの辺をうろついてるの?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜白い暴力視点〜

 

 今日の夜

 

"シロ、セリカが家に帰ってないらしいんだ。何か心当たりはあるかな?"

 

 なんか連絡してるなと先生をチラッとみてたら急に声をかけられた。

 

「全く持って...いや、ヘルメット団に誘拐されたとか?」

 

 少なくとも一人でいる場面があった場合はその可能性はある。強さはともかく数は無駄にいそうな感じはある。

 

「それにしても何で急にそんな事を聞いたの?」

 

"ホシノ達が連絡してきたんだけど、それがセリカがアビドスに帰ってきてないんだ"

 

「成る程、と言うかシャーレの権限とかで調べたり...」

 

 私がそう呟くように言ったら即座にそれを実行し始めた。

 

 更に少しするとホシノまでやってきて一緒にセリカ捜索を始める。

 

 ......とりあえず私はお先に行くとしますか。

 

「......先生、シロちゃんに着いて行った方がいいかもねー。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜三人称視点〜

 

 シロは現在、アビドスにある砂漠化している市街地に歩きで来ていた。

 

「うーん、若干外したかなー。」

 

 そう述べる彼女、実際彼女の少し離れた所では爆発音が響く。

 

(とりあえずセリカちゃんは大丈夫そうだね)

 

 するシロに一つの弾丸が放たれる。

 

「痛った!?!?」

 

 弾丸が放たれた所に防御をするが若干の傷を負う。

 

「ひぃん......やっぱり話に聞いてた通りすっごい丈夫だよ......」

 

「そりゃ......"元特色"だからねぇ。あ、名前は?」

 

 彼女の気分なのか名前を問う。

 

「んー.....ユメって言えばいいよ。」

 

 一瞬で都市にいた時の感覚を取り戻す。

 

 ...そして刹那にシロの蹴りと彼女の持つ銃らしきものの持ち手の衝突が発生する。

 

(これは...もしかして、E.G.Oか?)

 

「すっごく強いよ...これ私がちゃんと倒せるのかな......。」

 

 近接戦闘を少しの間続ける。

 

 シロは単純な徒手空拳で、ユメは銃の持ち手の所で叩くような戦い方をしている。

 

(とりあえず、あのE.G.Oは......なんかクソ当たって弾丸がクソ当たるやつだったな、気を抜いたら普通にダメージくらうな。)

 

 シロがユメを蹴り飛ばすが、ユメはそれを利用して距離を取り、魔法陣を展開して弾丸を放ち、それをシロが弾く。しばらくはそれが繰り返され戦況としては一見拮抗している。

 

「特色って聞いたけど思ったよりかはマシかなぁ。」

 

「そりゃ生存と適応に特化してるだけで戦闘力はそこまでないんだよ!」

 

 また衝撃が走り周囲の物が爆音と共に吹き飛ぶ。

 

(それにしても何処のどいつが私の事を教えた、少なくとも私は私自身の事をここに来てから一度も話していないはず...)

 

 シロは面識がある中で何となく多分死んだであろう、青い残響を思い浮かべるが流石にないかと思う。

 

(なら薬指の幹部?あそこは本気で私を嫌ってるからあり得るけど、どうやってきたって話とそもそも何でここにいるって話になるな、でもあの人格に関わる特異点を使ってたのは私の知る限りだと薬指とあとはあの会社か...。まぁあとは一番嫌なパターンだけど頭がなんかやってるのかなぁ。)

 

「取りあえず、さっさと叩き潰して色々吐かせよう。」

 

 そう啖呵をシロが切る。

 

「とりあえずここの防衛の戦力に回されたけどこれはむりそうだね。」

 

 おそらくホシノ達がいる方を見て当初の目標が達成できないと判断している。

 

「その様子的にあっちの防衛が本来の仕事ってことね。」

 

「まぁそうだねー、とりあえずちゃんとこの事を報告しないと。」

 

 その後しばらくの静寂が訪れる。

 

 ユメをここから逃がす気がないシロと、それから逃げようとしているユメ。どちらかがこの沈黙を破れば戦場は大きく動き出すだろう。

 

 だが、この沈黙を破ったのはこの二人ではなかった。

 

「ユメ......先、輩......???」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜ホシノ視点〜

 

 今、現実離れしている現実を見ている。

 

 

 

 何故、ユメ先輩が今ここにいるのですか?

 

 

 

 何故、あの女がユメ先輩と戦っているんですか?

 

 

 

 何故、ユメ先輩はあの女と戦って楽しそうにしているんですか?

 

 

 

 何故、ユメ先輩は私に銃口を向けているのですか?

 

 いや、あれはユメ先輩じゃない、あれはユメ先輩であってはいけない、あれはユメ先輩であってたまるか、あんな物はユメ先輩じゃない!

 

 だけど......だけど、何故か私はあれをユメ先輩だと認めてしまう、認めてこうして今撃ち抜かれる事を望んでしまっている。

 

「確か......まさかもう一つの目標がこっちに来るなんてね。」

 

 ユメ先輩が何か言っているが、私には聞こえない。

 

 そしてユメ先輩は私に銃弾を発射して、

 

 あぁ......あの時の事、謝りたかったなぁ......。

 

 そしてもし、私があんな事をしないで、ユメ先輩を側で守れたら......。

 

 

 

 ......あれ?私に銃弾が当たってない?

 

 私は前を向く。

 

「今からあなたの盾になります。そう言う事だから安心してね。」

 

 そこには真っ白い髪と青いコートを羽織った後ろ姿があった。




とりあえずもう少しだけアビドス対策委員会編は内容を一部改変しつつ続きます。あなたの盾になります、なんか聞き覚えあるなぁ。
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