美食〜?そんな事より金だ金! 作:肉屋ホープ
俺は、料理人として、美食を尊ぶ者として失態を犯した事が一度だけある。
あの時、あの人が言った言葉が俺を正しい道に戻してくれた事俺は忘れない、そう、あの美食研究会の店舗襲来が無ければ。
当時二年生だった俺は焦っていた、給食部として活動しながら店舗運営をしていたが金が足りなかったのだ、そう!万魔殿の委員長による不正な経費削減によって!
コストカットの為に『とある学校』との契約を切れば何とかなった、のだがその契約が私のウィークポイントだった為、切るに切れず、睡眠時間と給食部での料理時間を犠牲にして店舗運営をして無理矢理資金を調達していた、そして…限界が来た。
???「はっ…あっははは!!もういい!食の安全性なんて考えず!料理を作れば良いんだ!そうすれば!金も貯まる!!!あっははははは!!、先ずは肉の水増しからだ!!!」
あからさまに気が狂っていた、暴走していた。
だが、その料理をいや、もはやゴミか、
・・・ともかくそれ提供する為に店を開けた日にあの人に出会った、悪名高き美食研究会、その会長『黒館 ハルナ』その人にあったのは。
???「いらっしゃいま…っ!」(美食研究会!?)
ハルナ「…注文良いですか?」
???「は、っはい!」
ハルナ「ではこのステーキを一つお願いしますわね。」
???(…此処までか、)「はい!ステーキ一丁ですねご注文は以上でよろしいでしょか!」
ハルナ「ええ、構いませんわ。」
???(…この人の舌はきっと誤魔化せない…美食を志してきた俺だから分かる…罰なんだろうな…)「ステーキ一丁出来上がり!どうぞ召し上がれ!」
モグモグ、ゴックン、カチャ
ハルナ「美味しかったですわ、また来ますわね。」
???「はぁ?…ちょっと待てよ!あんた!分かってるんだろ!?何で爆破しない!!」
ハルナ「…美味しかったと言いましたわよ、料理人として美味しい料理を提供出来ていた、ならば爆破する必要はございませんわ。」
???「嘘だ!あんたも美食を語る者なら分かっているはずだ!美食とは食の総合芸術だと言う事くらい!それを蔑ろにした俺を爆破しない方が可笑しいだろ!」
ハルナ「それでもまだ美食足りゆる料理を作れていた、それが理由ですわ。」
???「そっそんなはず。」
ハルナ「自分が許せないとおっしゃるなら私と一緒に美食研究会に所属しませんこと?」
???「それは…無理だそれをする訳にはいかない、それをしたら俺は、私は自分を本当に許せなくなる。」
ハルナ「それでは、名誉美食研究会として活動してみてはいかがです?」
???「名誉美食研究会?」
ハルナ「そうです、貴方と同じように苦しんでいる料理人を救う為にやってみてはいかがです?」
???「やる!それならやれる!」
ハルナ「はい、それでは貴方の名前を聞かせていただけますか?」
ホープ「水戸 ホープ、ゲヘナ学園給食部の水戸ホープだ。」
ハルナ「ホープさん、ええ覚えましたわ、これからも頑張って下さいね。
ホープ「はい!…またのお越しを心よりお待ちしております!」
…懐かしいなあれからもう、一年か…!よし出来たな、
【水増し肉のステーキ】だ美味しいぞ。
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