評価バーにも色がついてて嬉しい…
ーーーーーーーーーー
〔ヴェスパー第2隊長 スネイルです。
これより作戦内容を伝達します。
私の直属で作戦行動に臨めること 光栄に思いなさい〕
相変わらず高圧的な態度でスネイルが作戦を説明していく。
〔これは惑星封鎖機構の2拠点に対して同時刻
秘密裏に行われる急襲作戦です〕
〔襲撃目標のひとつは敵の部隊間通信を中継するハーロフ通信基地
もうひとつは強襲艦隊の母港として接収されたバートラム旧宇宙港です〕
〔通信基地の方は独立傭兵イロハ及び
独立傭兵C4-617の2人が受け持ちます〕
〔待て!C4-617だと?〕
617の名前に反応した?まさか…
〔話の腰を折るのはやめて頂きましょうか〕
〔彼らが封鎖機構の通信網を混乱に陥れ
精鋭部隊による増援を不可能にする〕
〔独立傭兵レイヴン 貴方はその間に停泊中の強襲艦を全て破壊してください〕
『独立傭兵レイヴン!?』
〔貴方もですか…まぁ良いでしょう
せいぜい励むように〕
ーーーーーーーーーー
スネイルが通信を切断し、残された俺たちの間に沈黙が流れる。
まさか、こんな形で再会することになるとは…たまにはスネイルに感謝すべきだな。
しばらくして、ハンドラー・ウォルターが口を開いた。
〔…617 そこにいるのは…お前なのか…?〕
「はい…ハンドラー」
〔無事だったか…
この仕事が終わったら時間を作る
今は仕事に戻るぞ、617〕
「…!了解!」
積もる話もあるだろうし、手早く片付けて再会といこうか。
『こちらイロハ 617、ハーロフ通信基地に到着』
〔621もバートラム宇宙基地に到着した。
強襲艦を破壊していく〕
『このまま通信を繋いでおいてくれ
近傍で待機し、そちらの状況をみて仕掛ける』
『617、恐らく通信網の混乱は長く持たない。
こっちの仕事が片付いたら旧宇宙港に621の援護へ向かうぞ』
「わかった」
いつでも動けるようにしつつ連絡を待機…
〔目標 残り4隻〕
『617が強襲艦に接近した、行くぞ』
「了解!」
仕事の時間だ。
「コード15 侵入者を捕捉」
「基地全体に共有 脅威度の測定を開始する」
レーザーキャノンでMTを吹き飛ばしつつ、通信用のアンテナへ向かう。
「侵入者の目的はアンテナだ 近寄らせるな!」
アンテナを守る為に戦力を集中させたようだな。むしろ都合が良い、レーザーブレードを構えてブレードを形成。
『まとめて薙ぎ払う!』
雑魚が群れた所で無意味だ。残りのMTや生き残りのLCを617と片付けていく。
「システムに…報告…」
アンテナにチャージしたレーザーキャノンを放って目標は達成だ。
〔目標は…残り2隻か〕
ちょうど621も一つ目の地点を終わらせたようだな。
『こちらも中継アンテナを破壊した。
これで連中はしばらく外部との通信ができない。
今のうちに作戦を進めてくれ』
『617、復旧を遅らせる為に引き続き撹乱するぞ』
手分けして残りの封鎖機構を倒して回るが流石に仕事が早いな…そう遠くない内に通信は回復してしまうだろう。やはりスネイルはレイヴンを始末するつもりだったな。
レイヴンは更に1隻破壊したようだが…
『そちらは順調そうだな。
こちらも攪乱を続けているが復旧対応が速い。
通信妨害も長くは持たないと思ってくれ』
レイヴン達に連絡を入れつつせめて最後の1隻を破壊するまでの時間を稼ぐ。
〔621 目標を全てやったようだな〕
レイヴンは仕事を終えたようだが応援要請を出されたか…!
『封鎖機構の外部通信が復旧した。
応援要請を受けた強襲艦がそちらに向かっている。
俺たちが着くまで持ちこたえてくれ』
増援が来ることをレイヴンに報告、617と共にバートラム旧宇宙港に向けて移動を開始。間に合うと良いんだが…
「コード15 排除目標を確認」
「消えてもらおう」
LC機体と強襲艦を退けたレイヴンの前にHCとLC高機動型が到着しているが、俺たちもレイヴンの隣へ着陸。
『上級尉官の執行機か…
なんとか間に合ったようだな。
さっさと片付けるとしよう』
アポーションは武装を取り替えたことで速度が低下しているから高機動型の相手をするのは厳しいか…
『俺がHCの注意を引いておく。2人でLCを頼んだ』
「…了解」
「…」
レイヴンから返事はないが頼みは聞いてくれるようだ。無口なタイプか、あるいは発声機能に問題があるのかもしれない。617も発声機能は機械で補っているからな…
「コード44 排除対象3機の情報を回してくれ」
[システムより回答
独立傭兵 識別名 レイヴン イロハ C4-617
前者については 登録情報との誤差を再照合中]
「独立傭兵3人とは豪勢だな」
「企業も傭兵に頼らざるを得ないということだろう」
HCのブレードによる刺突攻撃をクイックブーストする事で回避。流石は封鎖機構の新型、火力も空中での機動力もACとは比べものにならないが…「レイヴン」と比べれば無駄の多過ぎる動きだな。隙だらけだ。
シールドバッシュを回避し、肩のパルスガンを凌ぎながらマシンガンで絶え間なく衝撃を与え続ける。シールドに遮られて効果は薄いが…
「ッ!被弾!?」
回り込んだ爆導索に引っかかり、ガードが緩んだ。すかさずブレードによる回転斬りでACS負荷限界、回転斬り中にチャージしておいたレーザーキャノンを撃ち込んで追撃する。
システムが復旧したHCは爆導索を警戒しているようだ。初見では不意打ちとして機能し、その後も敵の回避を制限し続けプレッシャーをかけられる。初めて見た時は困惑したがかなり優秀なミサイルだ。
「コード31A 大きな問題はない」
617達も順調に戦闘を進めているようだな。俺も可能な限りHCを削るとしよう。
大きく飛び上がって振り下ろされるブレードを回り込むように連続でクイックブーストして回避。ガラ空きの背中をブレードで斬りつける。
このレーザーブレード、以前使っていたパルスブレードに比べてACS負荷の蓄積が心許ないな…リニアライフルのように確実に負荷限界を狙える状況で使っていくべきか…
「この…状況は…コード78E…送信…」
[コード78Eを受領 システムに上申]
617達がLCを撃破したか…初対面のはずなのにいい連携だな。猟犬同士通じ合うものがあるのかもしれない。
HCに張り付くようにマシンガンと爆導索でダメージを蓄積させていくとHCはシールドバッシュを仕掛けて来たため、斜め後方にクイックブースト。距離の離れた俺に対するブレード攻撃を少し大きめに回避し空振りさせて、レーザーブレードのチャージを開始。追撃を仕掛けようと飛び込んで来たHCにカウンターとしてリーチを活かした回転斬りを叩き込んだ。
怯んだHCに対し、加勢して来た617達が追撃。
「システム…報告を…コード78…脅威レベルE…」
ACS負荷限界に対し2人のパルスブレードが叩き込まれ、HCは撃破された。
…結局俺は617達が来るまでの時間稼ぎをしただけか。617やレイヴンなら増援が来る前に1人でHCを倒せたのだろうか。
[システムの判断を通達します
コード78Eを承認
惑星封鎖に対する脅威現出と見なし
IA-02の起動を許可します]
『IA-02…聞き慣れないな。封鎖兵器の類いか?』
レイヴンからマーカーが送られて来た。上昇し、マーカー地点を確認。何かが…地面を掘り進んでいる?
地中から巨大な蛇?型兵器が現れた…大きすぎる…!
〔これは…!〕
『なんだ…あの化け物は…!?』
「あれと戦うの…!?」
兵器に対してレーザーキャノンで攻撃するが通用しているようには見えない…
〔621 617 イロハ よく聞け
そいつに攻撃は効かない〕
ハンドラーは何かを知っているようだな。ここは回避に専念すべきか。
〔生き延びることだけを考えろ!〕
レイヴンに先導され、崖の上まで撤退。暴れ回る兵器を観察する。
堅牢な装甲に覆われ、顔部には破砕機が取り付けられているようだ。頭部はもちろん、あの巨体による体当たりも脅威だろう。所々から紅い光が見えるが…もしかして封鎖兵器ではなくC兵器なのか?
〔…待て 何か様子がおかしい〕
観察していると、兵器が突然動きを止めた。
〔封鎖機構が…技研の遺産を抱えていたとはな
総員戻って休め
俺は あれを片付ける算段を立てる〕
一応、仕事は終わりのようだ。
◯スネイル
621に入れ込んでいるラスティと作戦を実行させると救援にいく可能性があったので初対面であろうイロハに依頼した
まさかの人選ミスだった
◯621
発声機能は生きているので純粋に人見知りしているだけ
無口過ぎて業者には機能が死んでいると思われていた
◯621のAC
【挿絵表示】
今はスティールヘイズに憧れているらしい
投稿者も初見の時はラスティとお揃い!とかやっていたが速さを制御出来ずに売却して中2に戻した