半人半竜のヒーローアカデミア   作:十希

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はじめに


皆様、いつも本作品をお読み頂き、誠にありがとうございます!


本作のUAも50,000を超えて良い感じになってきました!ヒロアカの原作を色々読んでいる中、なんでこんな面白い作品をリアルタイムで追わなかったのだろうと後悔しました。

原作は最終話に近づいてますが、本作はこれからなので頑張っていきます!


お気に入りしてくれた下記の方



Brumaire サキサキ マミたゃん カシナ ArneLail ミドリのかいじゅう


本当にありがとうございます!


また、いつも誤字報告してくださる方ありがとうございます!
感想や評価もお待ちしてます!


それでは本編をお楽しみ下さい!



『みんなで楽しく寮生活!!』

 

 

 

『それじゃ…行ってくる』

 

誰もいない家に声をかけて俺はドアを開け、雄英高校までの道を1人歩く。

 

 

 

雄英敷地内、校舎から徒歩五分の築三日。

 

 

"ハイツアライアンス"

 

 

ここが俺の…いや、俺達の新しい家。

 

『でけーな!!』

 

『恵まれし子らのー!!!』

 

砂藤と芦戸が築3日の家を見て歓喜の声をあげる。他のA組のみんなもその完成度の高さに驚いている様子だ。

 

『ここが…俺たちの新しい家か。』

 

『うん。ウチも楽しみだよ。』

 

いつの間にか隣にきていた耳郎に内心驚きながらもニコリと笑顔を返すと耳郎も笑って俺を見つめてくる。

 

すると

 

『ねぇ……なんかさ…』

 

『あぁ…やっぱそう思うよな?』

 

『本人達は気づいてないけど…』

 

 

 

『『『 纏ってる空気が新婚さんなんだよ! 』』』

 

 

 

な、なんだ…みんなの視線がやけに暖かいような…。

 

『おい…話してもいいか?』

 

『あ、はい!すみません!』

 

『はぁ…とりあえず、1年A組。全員無事に集まれて何よりだ。』

 

相澤先生のその一言に内心、同意する。あの後の家庭訪問も上手くいったみたいで誰一人欠けていない。

 

『皆、許可降りたんだな!』

 

『私の家は大変だったよぉ…、破竜くんがいなかったらどうなってたことか…』

 

『え、なに!?破竜、家庭訪問着いて行ってたの!?』

 

『まぁ、諸事情で。』

 

『無事に集まれて良かったのは先生もよ。会見を見た時はいなくなってしまうかと思って悲しかったの。

それに…』

 

梅雨ちゃんの一言で全員が俺を見つめる。だが、俺はあえてその視線を無視する。ここで話すべき事じゃないし…

 

『……俺もびっくりさ。まぁ、色々あんだろ。さて…これから寮について説明していくが、その前に一つ。当面は合宿でとる予定だった"仮免"取得について動いていく。』

 

仮免…か。確かに何かあった時にその都度その都度、保護管理者の指示がなければ動けないなんて、戦場はそんな悠長な状況じゃないからな。

 

『あー、そういや忘れてたわ!』

 

『色々起きすぎて頭から抜けてたわ…』

 

『大事な話だ。いいか』

 

浮かれ気味の俺達を相澤先生の声が遮る。

 

『轟、切島、緑谷、八百万、飯田、耳郎。この6人は()()()()()()()へ爆豪と破竜の救出に赴いた。』

 

俺と爆豪と葉隠を除いた全員が今、名前を呼ばれた6人を見る。その表情は止められなかったことを嘆く者、本当に行ったのかと驚きを隠せない者と様々だった。

 

『その様子だと行く素振りは全員把握していたワケだ。色々と棚上げさせてもらった上で言わせてもらうよ。オールマイトの引退がなきゃ俺は…

 

 

 

爆豪、破竜、葉隠以外、全員除籍処分にしてる。』

 

 

『『『『 !? 』』』』

 

引退がなきゃか…。良い方向に捉えればそれだけ全員のポテンシャルを認めていて、ここで抜けられる事でのデメリットが大きいって事だ。逆に悪い方向に捉えれば

 

『彼の引退によってしばらくは混乱が続く。敵連合の動きが読めない以上、むやみに雄英から人を出すわけには行かない。行った6人は勿論、把握していながら止められなかった12人も理由はどうあれ、俺達の信頼を裏切ったことには変わりない。』

 

先生達も俺達の行動に対しての信頼が無くなる。俺は助けられた側だから糾弾できる立場でもないが。

 

『正規の手続きを踏み、正規の活躍をして信頼を取り戻してくれるとありがたい。』

 

そう言って相澤先生は寮に向かう。

 

『以上!さっ!中に入るぞ。元気に行こう。』

 

 

『(いや…待って…行けないです…!!!)』

 

 

全員が下を向く中、爆豪が上鳴を連れて動く。

 

『こい』

 

『え…何、やだ。』

 

すると

 

 

BZZZZZZZZ!!!!

 

 

『うぇーい…』

 

アホになった上鳴が現れた。

 

『ぶはっ…!!』

 

俺はその姿を見て吹き出す。

 

『……何、爆豪何を…?』

 

『……アイツなりの気遣いなんだろ?らしくないことしちゃってさ。』

 

『うっせぇよ、ドラゴン野郎。おい、切島!』

 

俺が爆豪の行動の意図を伝えると恥ずかしくなったのかみんなの輪から外れて切島に話しかける。俺が周りを見渡すと耳郎はいまだに下を向いており、ずっと浮かない顔をしていた。

 

俺は下から覗き込むように耳郎に話しかける。

 

『耳郎。』

 

『うわっ!びっくりした!な…、なに!?』

 

『そんな顔しないで。相澤先生はああいったけどさ…俺はあの時の耳郎に誰よりも助けられた。オールマイトとかリューキュウさんとかレイ兄さん以上に…。それに俺は耳郎の笑ってる顔の方が凄い好きだよ?』

 

『んなっ…///!?』

 

俺がそう言うと耳郎の顔が真っ赤になってしまった。ん?なんか変なこと言ったか?

 

『ね、ねぇ…破竜くん、告白しとらん?』

 

『でも、そんな感じには見えないね』

 

『響香ちゃんの心臓が持てばいいけど…』

 

『いいよいいよ!恋のアンテナがビュンビュン反応しちゃうよ!』

 

『アンテナってビュンビュン反応すんのか?』

 

『よくわからん…』

 

『破竜ゥゥゥ…オイラの目の前でまたラブコメしやがって…必ずこの寮生活中に恥ずかしい目に合わせてやる!)

 

『やめとけよ…』

 

『(茶番…もたまには必要か)』

 

『悪ぃみんな!……詫びにもならねぇけど、今日は俺の奢りで焼肉だぁぁ!!!』

 

切島の一言で全員がやったー!!!と歓喜の声を上げる。焼肉か…そうなった場合って

 

『相澤先生、買い物とかっていけます?』

 

『ハァ…必要なものがあれば俺に言え。業務外のことだが、今回だけは目を瞑ってやる。』

 

『ありがとうございます相澤先生!』

 

相澤先生は全く…と言いながらもその顔はなんとなく嬉しそうだ。指摘したら怒られそうだから言わないけど…

 

先導する相澤先生について寮内に入る。

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

『1棟1クラス。右が女子棟で左が男子棟。ただし、一階は共同スペースだ。食堂・風呂・洗濯などはここでやれ。』

 

『広っ!きれー!ソファーぁぁぁ!!!!』

 

『中庭もあんじゃん!』

 

『豪邸やないかい…!!』

 

『麗日くん…!?』

 

相澤先生の説明と共に寮内を確認してみる。造りもしっかりしてるし、快適に過ごせるように設計されてる。

 

すると視界の端でなぜか顔を顰める轟がいた。なんか変なとこでもあったか?と思い話しかける。

 

『どうしたんだ?そんな顔してさ』

 

『ん?あぁ、俺の家が日本家屋でな。こういう西洋風の造りの家はなんか落ち着かねぇんだ。』

 

『へぇ…、知らなかった。』

 

『家に誰も連れてきた事ねぇからな。良かったら今度来てみるか?姉さんも喜ぶと思う。』

 

『嬉しい誘いだけどこうなった以上、なかなか帰る機会がないけどな。でも行ける時は行きたいな。確か、冷さんだっけ?お母さんとかお姉さんとかお兄さん紹介してくれよな。』

 

『……ありがとな。破竜。』

 

『どいたしまして。』

 

俺と轟が優しい会話をしている横で峰田が邪な雰囲気を周りに充満させていく。

 

『聞き間違いかな…

 風呂・洗濯が共同スペース…?夢か!』

 

『男女別だ…お前いい加減にしとけよ。』

 

『はい』

 

『それと破竜に一つ頼みがある。』

 

『ん?……なにかありましたか?』

 

右腕で峰田の首をギリギリと締め上げていると相澤先生から俺に声がかかる。

 

『今見た通りで、コイツは女性陣への過度な変態行為が出るかもしれん。飯田にも注意させるが場合によっては鉄拳制裁をお前に頼む。』

 

『……個性の使用は?』

 

『……殺さない程度になら構わん。』

 

『了解です。さてと、次に度が過ぎた事をした場合は覚悟しとけよ。』

 

『は…はい…』

 

峰田を腕から解放して、全員で2階に上がる。

 

『部屋は2階からだ。各フロアに男女4部屋もしくは5部屋の5階建て。1人一部屋。エアコン、トイレ、冷蔵庫、クローゼット付きの贅沢空間だ。』

 

『ベランダもある…凄い。』

 

『我が家のクローゼットと同じくらいの広さですわね。』

 

『豪邸やないかい…!!』

 

『麗日くん!?』

 

『部屋はこちらで決めた通りだ。各自事前に送ってもらった荷物が届いているから。とりあえず戻って今日は部屋でも作ってろ。』

 

俺は各自の部屋位置を確認する。

 

2F(男子棟)

 

峰田

 

緑谷

 

青山

 

常闇

 

 

3F(男子棟)

 

口田

 

上鳴

 

飯田

 

尾白

 

 

3F(女子棟)

 

耳郎

 

葉隠

 

 

4F(男子棟)

 

障子

 

切島

 

爆豪

 

 

4F(女子棟)

 

麗日

 

芦戸

 

 

5F(男子棟)

 

砂藤

 

破竜

 

 

瀬呂

 

 

5F(女子棟)

 

八百万

 

蛙吹

 

 

 

以上の組み合わせだ。

 

 

 

俺の階は轟、瀬呂、砂藤の3人か。

 

『同じ階だな。轟。』

 

『あぁ、いろんな面で世話になる。』

 

『なぁ、破竜に轟!勉強困ったら力借りてもいい?』

 

『俺も頼むぜ!そんなに誇れる成績じゃねぇし…』

 

『もちろんだ。』

 

『俺も構わねぇ。』

 

全員で親交を深めていると相澤先生が話し出す。

 

『明日また今後の動きについて説明する!以上解散!』

 

 

 

 

『『『『 はい!!! 』』』』

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

ATTOIUMANIYORU——…!!

 

 

 

 

 

 

 

早めに準備が終わった俺達男子は一階の共同スペースで学生らしくみんなで駄弁っていた。

 

『いやぁ…経緯はアレだが、共同生活ってワクワクすんな!』

 

『共同生活…これも規律や協調性を育む為の訓練!』

 

『いや、その為に共同生活してるわけじゃないだろ』

 

『キバるなぁ…委員長!』

 

相変わらず飯田は物事を前向きに捉えるなぁ…。

そうなんだけどちょっとズレてるって感じ。

 

切島も体をソファーに預けてぐでーってしてるし…

 

『つかれたぁ……』

 

『切島君、部屋完成した?』

 

『おうよ!だいぶ頑張ったぜ!破竜は?』

 

『俺も終わったよ。正直に言えば少し眠い。』

 

 

すると女子棟から女子たちが歩いて来た。

 

 

『男子〜、部屋できたー?』

 

『うん、今くつろぎ中!』

 

『あのね!今話しててね!提案なんだけど…』

 

芦戸がニヤニヤしながら話し出す。

なんだ…何か嫌な予感がする…!

 

 

 

『お部屋披露大会しませんか!?』

 

 

 

全員がいいねーと同意する中、やばい…と思い

逃げようとした俺の腕を耳郎が掴む。

 

『ね、破竜も行こうよ?』

 

『いや…あの…』

 

『もうみんな行ったからいいじゃん!いこっ!』

 

『おいっ…』

 

耳郎はそのまま破竜の腕を掴んで最初のルーム部屋である2Fに歩き出す。最初の生贄は…

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

緑谷ルーム

 

 

『わぁぁぁー!!ダメダメ!ちょっとまっ…!』

 

緑谷の部屋は見事なまでのオールマイト部屋。オールマイトの博物館といってもいいくらいの部屋だ。

 

『オールマイトだらけだ!オタク部屋だ!』

 

『憧れなんで…。恥ずかしい…』

 

『つーか、あの家にあった奴全部持ってきたのか?相当な数あったろ?』

 

『いや、全然これでも持って来れてないよ!そもそもオールマイトの経歴から考えてこれくらいの数のフィギュアやポスターとかの訳がないし、ヤングエイジ、シルバーエイジ、ゴールデンエイジの限定版も含めたらもう2部屋はないと足りないし、DVDや限定版のアルバムなんか持ってこれるだけのものしかないけど、みんなに教えたいくらいのものがまだまだあるし…』

 

『……わかった。俺が悪かったから。』

 

『アンタ、緑谷の家にも行ってたの?』

 

『あぁ、凄い家だった。オールマイトだらけで』

 

『……何言いたいかなんとなくわかったよ』

 

『デクくんは相変わらずやね…』

 

『やべぇ、なんか始まりやがった。』

 

『でも、ちょっと楽しいぞこれ!』

 

『それじゃ次!次!』

 

葉隠が次の部屋の主である常闇を急かす。

 

『ふん…くだらん。』

 

 

グッ…ググという具合に部屋の前から動かない常闇を芦戸と葉隠の2人がかりで退かす。

 

 

 

 

常闇ルーム

 

 

『黒!怖ッ!!!』

 

 

『貴様ら…』

 

『なんかごめんな、常闇。』

 

俺はなぜかいたたまれない気持ちになってしまい、常闇に謝罪する。誰にだって見せたくないものくらいあるよね。

 

『破竜を少しは見習え…!無闇矢鱈に人の部屋を物色するな!』

 

常闇の嘆きも他のメンバーには通用せず、続々と部屋に入っては物色を始める。

 

『俺、中学のときこういうの買ってたわ!』

 

『男子ってこういうの好きだよね』

 

『剣だ…カッコいい!!』

 

『出ていけ!!』

 

 

 

 

青山ルーム

 

 

『まぶしい!!!』

 

いや、眩しすぎねぇか?目痛くなるぞこんなん。

 

『ノンノン。

 

まぶしいじゃなくて…ま☆ば☆ゆ☆い!』

 

『思ってた通りだ。』

 

『想像の範疇を出ない。』

 

芦戸に葉隠…部屋を見た感想は個人の勝手だが、勝手に見といてそれは酷いぞ?

 

『えっと、2階の最後の部屋は…』

 

視線を向けた麗日は一歩後ずさる。その原因は…

 

『ハァ…ハァ…入れよ…!凄いの見せてやんよ!』

 

『次、3階に行こう。』

 

『入れよ…なァ…?』

 

これに関しては自業自得だ。

 

 

 

 

尾白ルーム

 

 

『ワァー普通だ!』

 

『普通の部屋だ!』

 

『これが普通という事なんだね!』

 

『言う事ないなら言わなくてもいいんだよ…?』

 

『(普通はこうだと思うんだけど…)』

 

悲しむ尾白に内心でフォローを入れる。いや、本来これが当たり前なんだが、ウチのクラスメイトの異常さが際立ってるだけで本来は尾白が正常なんだと自分に言い聞かせる。

 

 

 

 

飯田ルーム

 

 

『難しそうな本がズラっと…流石委員長!』

 

『うむ!おかしなものなど何もないぞ!』

 

『確かにおかしなものはなにもないな。』

 

『そうだ…ブハッ!!!』

 

唐突に吹き出した麗日。視線の先を辿ると…

 

『メガネクソある!!』

 

『いや、これはしょうがねぇだろ』

 

『何がおかしい!激しい訓練での破損を想定してだな…!』

 

麗日はツボに入ったのかしばらく爆笑したままだった。飯田にしてみれば理解不能だろうが、棚に一ミリもずれる事なく大量のメガネが鎮座しているのは正直面白い。

 

 

 

 

上鳴ルーム

 

 

『チャラい!』

 

『手当たり次第って感じだナー!』

 

『えぇ〜!?良くね!?』

 

『……破竜はどう思う?この部屋。』

 

『……正直に言えば、使い辛そう。』

 

『感想が辛辣すぎる!』

 

 

 

 

口田ルーム

 

 

『ウサギいる!可愛いいい!!!』

 

『ぺット飼ってるんだな。人懐っこい?』

 

『う、うん…そうだよ。こうするとね』

 

口田は話しながらうさぎの頭をポンポンと撫でるとうさぎはくすぐったそうに目を細める。

 

『KAWAII!!!』

 

『ね?』

 

『俺もやっていい?』

 

『うん!』

 

俺も口田に倣って頭をポンポンと撫でるとうさぎは俺の足元に擦り寄ってくる。

 

『…うわぁ〜可愛いな。』

 

『でしょ?』

 

 

『『  お前らが一番可愛いよ!! 』』』

 

 

それを見ていた全員の心の声が一つになった。

 

 

 

 

 

 

 

3Fを一通り見終わった俺達が廊下に出ると徐ろに上鳴、尾白、常闇、青山が話し出す。

 

『なんか釈然としねぇ。』

 

『奇遇だな、俺もしないんだ釈然…』

 

『そうだな…』

 

『僕も☆』

 

何を馬鹿な…と

考えていると峰田がトドメの一撃を投下する。

 

『男子だけが言われっぱなしなのは変だよなァ?大会なら女子の部屋も見て決めるべきなんじゃねぇのか?

 

誰がクラス1のインテリアセンスの持ち主なのか、全員で決めるべきなんじゃねぇのか!?』

 

全員に雷が落ちたような衝撃が駆け回る。

 

『いいじゃん!』

 

『『 え 』』

 

芦戸が峰田の主張に同意するのと同時に俺と耳郎の声が重なる。ていうか、耳郎もやっぱ嫌なんじゃん。

 

『えっと、じゃあ部屋王を決めるって事で!』

 

『部屋王?』

 

『別に決めなくてもいいけどさ…』

 

全員が女子部屋も見ることに対して少なからず焦りの表情を見せている中、峰田だけはニヤリとした笑みを浮かべていた。

 

『(オイラだけが主張した所で足蹴にされてただろう。だが、少なからず自尊心を傷つけられたこいつらの意思に乗じる事でオイラの主張は"民意"という皮を被るのさ…これにより自然な流れで

 

 

女子部屋を物色できる!!』)

 

 

 

『(なーんて、考えてんだろうなこのバカは…。まぁ、上鳴達の気持ちもわかるし、少し静観しといてやる。その代わり、やらかしたら覚悟しとけよ。)』

 

内心で峰田への忠告をした破竜はみんなと共に次なるルームツアー先の男子棟4Fに向かう。

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

『4Fは爆豪くん、切島くん、障子くんやね!』

 

『爆豪くんは?』

 

『くだらねぇ、先に寝るってよ。俺も正直眠い。』

 

『じゃあ、切島部屋!ガンガン行こうぜ!』

 

『どーでもいいけど、多分女子にはわかんねーと思うぞ?』

 

そう言いながら切島は扉を開ける。

 

 

 

切島ルーム

 

 

『この男らしさは!!』

 

そこには切島らしさ全開の部屋が広がっていた。にしてもポスターもまた漢らしいものを…

 

『うん…』

 

『彼氏にやって欲しくない部屋ランキング2位くらいありそうだね!』

 

それを聞いた轟が俺に話しかけてくる。

 

『…そんなランキングがあるのか?』

 

『少なくても俺は聞いたことないや。』

 

『アツイね!アツクルシイ!』

 

『ほらな』

 

そう言った切島の目から涙が溢れた。俺は何も言わずにそっとハンカチを差し出して次の部屋に向かう。

 

『次!障子!』

 

指名を受けた障子は複製腕から声を出して返答する。

 

『何も面白いものはないぞ?』

 

 

 

障子ルーム

 

 

『面白いものどころか!』

 

そこには簡易的な机と布団一式しかなく、娯楽に繋がりそうなものも何もない言ってしまえば殺風景な部屋だった。

 

『ミニマリストだったのか?』

 

『まぁ、幼い頃からあまり物欲もなかったしな』

 

『こういうのに限ってドスケベなんだぜ?』

 

『お前と一緒にすんな。障子が可哀想だ』

 

峰田に釘を刺していると障子が俺に話しかける。

 

『そんなに邪険にしなくていいさ。()()()()()()にこういう風に明るく絡んでくれる存在は貴重だからな。』

 

その言い回しに俺は違和感を感じる。

 

『…どういうことだ?』

 

すると、障子は俺にしか聞こえない声量で呟く。

 

『お前が誰にも触れられたくない過去があるように、俺にも…いや、人には色々ある。安易に踏み込みすぎないほうがいいぞ?』

 

『!?』

 

『次は1F上がって5F男子!瀬呂からだ!』

 

『マジで全員やんのか…』

 

『なぁ…障子。それってさ…』

 

『気にするな。みんな待ってるぞ?行こう。』

 

『………あぁ。わかった。』

 

釈然としない気持ちを抱えたまま俺は障子の後ろを歩く。俺のような存在…その言葉が意味するものをなんとなく知っている。

 

だから…何も聞かないことにした。

 

その代わりと言ってはなんだけど…

 

『障子。』

 

『ん?どうした破竜?』

 

『さっきの言葉、俺にはなんとなくお前の言いたいことがわかるような気がする。でも、お前が言いたくないなら何も言わないし聞かない。その代わりさ、何かあったら相談してくれ。それは1人が抱え込むには重い荷物のような気がするから…』

 

そう言った俺を障子は驚いたような表情で見つめるが、すぐマスク越しに笑顔を見せる。

 

『……なら、その時は頼らせてもらおうか』

 

『おう。』

 

『2人とも!早く来て来て!瀬呂の部屋見るよ!』

 

『あぁ!』『わかった。』

 

 

 

瀬呂ルーム

 

 

『おお"!』

 

『エイジアン!』

 

『ステキー!』

 

『瀬呂、こういうのこだわる奴だったんだ』

 

『へっへっへ、ギャップの男"瀬呂くん“だよ!』

 

『すっげえお洒落だな。こういうのってセンスないと最終的にバラついて統一感でないのに…』

 

『へぇー、破竜よく分かってんじゃん!俺も探すの大変でよ!この期間中に見つかったの奇跡だぜ!』

 

『次!次!』

 

『次は轟さんですわね!』

 

『(破竜さんに並ぶクラス屈指の実力者!)』

 

『(A組どころか1年二大イケメンの一角!)』

 

『(クールな轟くんの部屋。ちょっとドキドキ)』

 

『さっさと済ましてくれ。ねみい』

 

そう言って開けた部屋に全員が驚く。

 

 

 

 

轟ルーム

 

 

『和室!?』

 

『造りがちげぇじゃねぇか!』

 

『さっき、破竜にも言ったんだが、実家が日本家屋だからな。フローリングは落ち着かねぇ。』

 

『理由はどうでもいいわ!即日、即リフォームってどうやったんだよお前!』

 

『………頑張った。』

 

『なんだコイツ!』

 

『畳の部屋はあんま馴染みがないけど、こう見ると落ち着くな。なんか蕎麦食べたくなるな。』

 

『そういや今度、家からそばの詰め合わせが来るんだが、一緒に食うか?』

 

『いいじゃん。隣の部屋だし、一緒に食べたい。』

 

俺と轟が今後の予定を確認していると…

 

『じゃあ、次は破竜くんの部屋だね!』

 

『げ……』

 

『(戦闘能力だけならA組トップの実力者!)』

 

『(轟君と双璧を成す二大イケメンの一角!)』

 

『(破竜くんも結構、謎なとこあるもんね…)』

 

葉隠がそう言って俺の部屋に進もうとするのを全力で阻止する。

 

『待って。俺の部屋だけはホントにやめて…!!』

 

『アンタ、さっきも言ってたよね?なんでなの?』

 

『いや…その…』

 

すると、峰田が指を鳴らしながら犯人を問い詰めるような口調で話しかけてくる。なんだそれイラつくな。

 

『ふっふっふっ〜、オイラわかっちゃったぜ…お前が部屋を見せたくない理由。それは巨乳のお姉さんのエッチなエロ本を隠してるからだ!』

 

『え…?』

 

それを聞いた耳郎の顔が絶望的なものに変わる。

 

『耳郎、本当に違うからそんな顔しないで。誤解を招くようなこと言うな。お前じゃあるまいし…』

 

『じゃあ、いいよな。』

 

『あ、バカ!』

 

そう言って上鳴が俺の部屋のドアに手をかける。

 

 

 

 

破竜ルーム

 

 

『な、なんだこの部屋!!?』

 

 

そこは白と黒のモノトーンで統一されたオシャレな部屋が広がっていた。机やその他の家具は必要最低限ではあるが天井や壁紙のクロスは勿論、巾木(はばき)部分までもが統一されている…一言で言えば非常に洗練された部屋だった。

 

『超オシャレや!』

 

『使ってる物もセンスに溢れてますわ。』

 

『つーか、テレビの配線とかどこいった!?』

 

『後ろで一つにまとめてるよ。ライトのコード類は白いやつで隠してる。だらしなく見えるから…』

 

『フローリングの床も変わってる…』

 

『スゲェ部屋だな。』

 

『凄くかっこいい!』

 

みんなが口々に褒めてくれるのが恥ずかしくなり、俺は顔が真っ赤になりそうなのを必死で抑えていた。

 

『え…マジで超オシャレでかっこいい部屋なんだけど…。てか、なんでこんな凄い部屋見せたがらなかったの?』

 

『いや…俺こういうの割とこだわる方なんだけど、1人だけこんなにやってて恥ずかしくなっちゃってさ…。』

 

『へぇ…アンタって意外と恥ずかしがり屋なんだ』

 

耳郎はニヤニヤしながら俺を揶揄う。

そんなふうに言って良いんだ。

 

『じゃあ、後で耳郎の部屋見るの楽しみにしてる』

 

『え…ちょっとそれは勘弁してよ。』

 

『俺の部屋だけ見てそれはずるいって』

 

『2人とも。まだ最後の部屋あるんだからイチャイチャしないでよ。』

 

『『べ、別にイチャついてなんか……///』』

 

 

 

『『『    ハァ………   』』』

 

 

 

俺と耳郎のやりとりを見た全員が深い溜め息を吐く。そんな中、芦戸が大声を出してなんともいえない空気を切り替える。

 

『はいはい!それじゃ最後の部屋は誰だ!?』

 

『俺だよ…ていうか、轟と破竜の部屋見た後じゃ俺の部屋なんてつまんねぇぞ?』

 

そう言って部屋を開ける砂藤。

 

 

 

 

砂藤ルーム

 

 

『まー、つまんねぇ部屋だよ。』

 

『いや、あの2人の後なら誰でもそうなるよ。』

 

『てか、なんか良い匂いする。なにこれ?』

 

尾白の一言で砂藤は焦りながらもレンジの中にあるものを取り出す。それは美味しそうに焼けたシフォンケーキだった。

 

『ホイップがあるともっと美味いんだが…食う?』

 

 

『『『    KUU〜!   』』』

 

 

『『模範的意外な一面が!』』

 

 

そう言ってその場にいた全員にシフォンケーキを一つずつ取り分けていくシュガーマンこと砂藤。

 

『んんー!あんまぁい…ふわっふわ!』

 

『瀬呂のギャップを軽く凌駕した』

 

『素敵な趣味をお持ちですね砂藤さん!今度、私の紅茶と合わせてみませんか?』

 

女性陣から絶賛の嵐に砂藤は少し顔を赤くしながらも喜んでいた。男性陣も全員がモシャモシャと食べ進める中、ついに女子部屋一番手の耳郎の部屋前に着く。

 

『……なんかハズイんだけど…』

 

 

 

耳郎ルーム

 

 

『思った以上にガッキガッキしてんな!』

 

上鳴がそう思うのも無理はない。なにせ部屋のほとんどが音楽系の書類と機材で埋め尽くされた部屋だったからだ。

 

『耳郎ちゃんはロッキンガールなんだね!』

 

『これ全部弾けるの!?』

 

『まァ…一通り…』

 

耳郎は恥ずかしいのかプラグをカチカチやりながら全員の質問に答えていくと、ここぞとばかりにバカ2人が揶揄い出す。

 

『女っ気のねぇ部屋だな。』

 

『ノン淑女☆』

 

 

スッ…

 

 

『ぎゃあああ!!!』

 

『んんー!!痺れるぅぅぅ!!!』

 

『次行こ!次!』

 

耳郎は上鳴と青山をイヤホンジャックで制裁すると次の部屋に向かって歩き出す。ただ、その表情はほんの少し落ち込んでいたようにも思えて俺は声をかける。

 

『耳郎』

 

『ん?どうしたの?』

 

『耳郎の部屋さ…』

 

『あー、大丈夫だよ。女っ気のない部屋ってわかってるからさ…しょうがないよね。』

 

『そうじゃないよ。俺はすごく素敵な部屋だなって言おうとしただけ。俺がそんな酷い事言うタイプに見える?』

 

『そっか……ありがと』

 

『うん』

 

『次は私!葉隠だ!』

 

 

 

 

葉隠ルーム

 

 

『どーだ!?』

 

可愛らしく部屋を紹介した葉隠に釣られてみんなの顔が綻ぶ。耳郎と比べるのもどうかと思うが、普通に女子の部屋って感じ。耳郎の部屋もらしさがあって俺は好きだけど。

 

『おぉ…さっきの部屋と違ってフツーに女子っぽい!』

 

『……なんでウチを見て言うのバ上鳴。』

 

『あの部屋見たら誰だってそう思うだろ!』

 

耳郎と上鳴が言い争いしているのを見ていると視線の端で峰田が手をこまねいているのが見える。その先は…

 

『スン…スン…スン…プルスウルトラ』

 

『正面突破かよ峰田くん!』

 

『はい、制裁。』

 

恐らく葉隠の下着が入ってる棚を正面突破で開けようとした変態野郎を相澤先生の捕縛布でとっ捕まえてぐるぐる巻きにする。

 

『ん"んー!ん"〜!んん!!!』

 

『『『  うわぁ……  』』』

 

『さてと…次は誰の部屋?』

 

ぐるぐる巻きにした峰田を片手で引き摺りながら聞くと芦戸が一歩前に出て私だよっ!と答える。

 

 

 

芦戸ルーム

 

 

『じゃーん!カワイーでしょーが!!』

 

『おぉー…』

 

芦戸らしさが溢れた部屋だ。ピンキーというヒーロー名を名乗っているだけあって部屋の中までピンク一色だ。

 

あえて口には出さないが、最初に出たヒーロー候補名のエイリアンクイーンも部屋内に少し影響されている気がしてならない。

 

 

 

 

麗日ルーム

 

 

『味気のない部屋でございます…』

 

『おー…』

 

『なんかこう…あまりに普通の女子部屋回ってるとなんか背徳感出てくるよね…』

 

『禁断の花園…』

 

『尾白に常闇。それは思ってても言わない方がいいぞ。なんか急に恥ずかしくなってきた。』

 

『ところで破竜はいつまでその状態でいる気だ?』

 

常闇は引きずられている峰田がどうも気になるようだ。

 

『あぁ…全部の女子部屋見終わるまで』

 

『そ、そうか…ほどほどにな。』

 

次の梅雨ちゃんの部屋は本人の体調不良という事もあって後日に回ることになった。

 

 

 

『最後、八百万の部屋だ!』

 

『実は私、少々見当違いをしておりまして…

皆さんの創意工夫溢れるお部屋と違って

 

少々手狭になってしまいましたの…』

 

 

 

八百万ルーム

 

 

『でけー!狭ッ!どうした八百万!』

 

『私が使っていた家具なんですけど、お部屋の広さがこれだけとは思っておらず…』

 

 

『『『(  お嬢様なんだね…  )』』』

 

 

女子も含めたほぼ全員の部屋を見終わった後に1F談話室に再度集まった俺達は投票に移っていた。

 

『それでは爆豪と梅雨ちゃんを除いた第一回 A組 部屋王 暫定一位の発表です!得票数4票、圧倒的独走!単独首位を叩き出したそのお部屋は…

 

 

砂藤 力道———!!』

 

『はァァ!?』

 

『ほとんど女子票!

 理由は『ケーキ美味かったそうです!』』

 

『部屋は!?』

 

意外すぎる一位に嫉妬する上鳴と峰田をほっといて俺は隣に座る耳郎に話しかけていた。

 

『耳郎は誰に投票したの?砂藤?』

 

『え?ウチはアンタに投票したよ。部屋めっちゃオシャレだったし。アンタは?』

 

『俺は耳郎に投票したよ。さっきも言ったけど耳郎らしくて素敵な部屋だったからさ。』

 

『ウチらお互いに投票しあってたんだね。』

 

『だな。』

 

そう言うと耳郎はふわぁ…と欠伸をする。

何それ…すっごい…可愛いんですけど…。

 

『ウチもそろそろ寝ようかな…眠くなってきて…』

 

『う、うん…// 俺も眠くなってきたよ…』

 

『あ、響香ちゃんちょっと待って!』

 

寝ようとした耳郎を珍しく麗日が引き留める。その流れで轟、緑谷、飯田、切島、八百万にも声をかけて外に連れていく。

 

 

 

 

あのメンツは…救出組だよな…。

 

俺は悪いとは思いながらも外に出た全員にバレないように柱の陰に隠れていると外には何故か梅雨ちゃんがいた。

 

 

 

あれ、体調悪かったはずじゃ…

 

『私思った事はなんでも言っちゃうの…』

 

そう切り出した梅雨ちゃんの話を隠れながら聞く。病院で俺達を救いに行こうとした時に止める為とは言え、辛い言い方をした事。止められなかったことに対してショックを受けた事。そして今日俺達が楽しそうに話しているのをみて余計に上手く話せそうになかった事、みんなと仲直りしたかった事を涙を流しながら伝えてくれた。

 

『梅雨ちゃんだけじゃないよ。みんなすんごい不安で…でも拭い去りたくて、部屋王とかやったりしたのもデクくん達の気持ちがわかるからこそのアレで…なんていうか…あの…その…

 

またみんなで笑って頑張って行こうってことさ!』

 

麗日は拙いながらも自分の気持ちを伝えて、元気を出していこう!とみんなを鼓舞する。すると

 

『梅雨ちゃん!すまねぇ!話してくれてありがとう!』

 

『蛙吹さん!』

 

『蛙吹すまねぇ…』

 

『梅雨ちゃん…くん!』

 

『あす…ゆちゃん!』

 

『梅雨ちゃん…ごめん』

 

『ぅ…ケロケロー…』

 

 

みんなで泣いている梅雨ちゃんを慰めているのを見て俺は柱に体を預ける。

 

『……もういつかとか言ってられないかもな。』

 

A組のみんなは本当にいい奴らだ。誰かが立ち止まってもみんな置いていかない。みんなで進んでくれる。

その為にも隠し事は無しにしたい。犯罪者になった経緯も両親との確執も…なにもかも話してしまいたい。

 

俺はそっとドアを開けて自身の部屋に戻る。これから始まる寮生活と明日からの授業に備えて…

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

翌日

 

 

『昨日話した通り、まずは"仮免"取得が当面の目標だ』

 

 

『『『  はい!!  』』』

 

 

HRで相澤先生は今後の俺達の予定について話し出す。

 

『ヒーロー免許ってのは人命に直接関わる責任重大な資格だ。当然取得の為の試験も厳しい。仮免といえどその合格率は例年5割を切る。』

 

『仮免でそんなキツいのかよ…』

 

『弱気になるな。例え合格率が低くてもやらなきゃならねーんだよ。Puls ultraの精神でな。』

 

俺のその言葉に全員の目に炎が宿る。それをみて相澤先生はいつもの顔で続ける。

 

『その通りだ。そこで今日から君らには1人最低でも二つ…必殺技を作ってもらう!!!』

 

その言葉と共にエクトプラズム先生、ミッドナイト先生、セメントス先生がドアから現れる。

 

 

 

『学校っぽくてそれでいてヒーローっぽいのキタァァ!!』

 

 

 

 

 

仮免合格の為の必殺技習得…

 

 

 

やってやるさ!!!!

 

 

 

 

 






あとがきです。

これ投稿直前で気づいたんですけど12,000文字も打ってたんですね。上手く話をまとめられない性格が出てしまっている…

完結する頃には何文字打つことになるのかゾッとしました。

頑張りますけどね!




ではでは、次話もお楽しみに!




次回予告




『技は己を象徴するものよ!!』

『君はどんな必殺技を身につけたい?』

『アンタに相談なんだけどさ…』





『俺に言えるのはここまでだよ。』




次回!
半人半竜のヒーローアカデミア





『編み出せ!自分だけの必殺技!!』





『一つ…君にアドバイスだ。』








更に向こうへ!Plus ultra!!!

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