今回は原作同様の展開でありますが、次からはスイスポVSシルエイティをやっていきます。それに関してでありますが、碓氷峠でバトルする際スイスポのチューニング設定をどうしようかと考えていまして、以下の中から候補を選出しましたのでアンケートよろしくお願いいたします。
今の段階ではモンスタースポーツのパーツを使った仕様になっておりますが、他のチューニングショップの名前とその特徴を書きましたのでアンケートにご協力ください。
MONSTER SPORT/スイスポが世界ラリーに参戦した際ワークスチームとして活動したメーカー。
CUSCO/足回りに特化しては旋回性能やサスペンションに優れている群馬を代表する老舗。
HKS/サーキットを中心に活動し、ターボに適したチューニング技術を持つハイパワーマシン。
TMスクエア/元レーシングドライバー田中ミノルが立ち上げたスイスポ専用のチューニングメーカー。空力性能に優れている。
その他/感想欄かメッセージにて教えてください。
「次のコーナー、砂が浮いてるよ。インベタグリップで!!」
「OK沙雪!!」
バトルは後半へと差し掛かり、ハチロクとシルエイティはスキール音を響かせながら碓氷峠を駆け抜け。
コーナーを曲がる直前で真子はブレーキングしギアを2速に落とすと後ろに続く拓海も同じようにギアを2速に下げてはコーナーをドリフトで切り抜け。そこから立ち上がりで3速に上げ加速していっては突き進む。
「対向車なし!!次は流して!!」
沙雪の指示に従いつつ真子はシフトを操作していき、右コーナーに差し掛かるやドリフトで流してはガードレールと接触する寸前で回避しては立ち上がりで加速する。
ハチロクもその動きに合わせてはシルエイティ同様ブレーキングドリフトでコーナーを曲がり切っては加速する。
「(後ろの車に気を取られ過ぎて自分の本来のペースに乗り切れなかった…。どっかでいくら強敵でもあたし達について来られる奴なんていなかった!!でもやっと目が覚めた。意識を後ろにばっか向けていて速く走れるわけないよ!!もうバックミラーなんか二度と見ない!!)」
「くっ…!!」
覚悟を決めたか真子は目の前に集中しては全神経を尖らせ。拓海もシルエイティに離されないようがむしゃらに食いつきステアリングを回しては後を追い続ける。
碓氷峠 スタート地点
「もうコーナーいくつもないはずですよね?」
「ああ、拓海の奴まだついていってるのかなァ?正直もうとっくに勝負がついて戻ってくるかと思ってたけど…」
「大丈夫ですよ先輩、あいつのことですからシルエイティに食いついてはいい勝負をしてますよ」
「そう簡単に言ってるけどさァタケル、行けるわけねえだろ。まだ粘ってられるのが不思議なくらいだぜ。初めてのコースでいきなり後追いの方を選らんじまったんだからなァ」
「そうですか?僕から見て拓海の選択は間違ってはいないと思いますよ。何せ未だに碓氷峠を走り続けてるところからしてまだ走り続けてるのに間違いないですから」
スタート地点で拓海の帰りを待つイツキと健二が心配している中でタケルは拓海が勝つと信じては戻って来るのを待つ。
しかし健二は拓海が負けるのではと諦めムードを見せつけていくもまだ真子達の走りについて行けてるところから勝負はまだ決まってないとタケルは反発し拓海の勝利を願うのであった。
「……」
池谷は乗ってきたS13の前に佇んでは横川の釜めしの看板下で初めて真子と出会い、真子が乗っていた車を直しては連絡先をもらってはそこから発展しデートしたこと、碓氷峠で遭遇した際碓氷峠最速の走り屋だと知ってしまったのを思い出しては落ち込むのだった。
「池谷、何ボーっと突っ立ってんだよ。真子ちゃんのこと考えてたんだろ?顔に書いてあるぜ」
「なぁっ!?い…いや、そんなんじゃねえよ!!」
「誤魔化すことはねえだろ。真子ちゃんはいい子だぜそれは認めてやる」
「そうですよ池谷さん。あれだけ可愛くて性格のいい人は滅多にいませんから今でも思い続けるのも無理はありませんしね」
「健二、タケル…」
「何があったか知らねえけど、このバトルが終わったらもう一度アタックしてみろよ。簡単に諦めるには勿体ない子だぜ」
「きっと真子さんはあなたのことを本当に思っていますよ。そうでなきゃ僕にああ言ったりはしませんからね」
「え?どういう意味だタケル?お前ひょっとして俺と真子ちゃんが秋名湖で話してたのを聞いていたのか?」
「ええ。池谷さんが真子さんと秋名湖で鉢合わせをしていた際僕もその場にいましてね、二人にバレないよう隠れては話を盗み聞きしていたんですよ。池谷さんが走り去った後で真子さんに隠れてたのを気づかれてはちょっとお話をしまして。その時に真子さんがこう仰っていたんです…」
健二が池谷を気遣ってはからかいながら真子を褒めていき、健二に合わせては池谷を励すタケルが真子から聞いていた話に二人は耳を傾ける。
秋名湖
話は一週間前の月曜へと遡り。タケルは碓氷峠でバトルするよう真子から頼まれてはそれを引き受け、バトルする日付と会う予定の時間と場所を聞いてはその場を後にしようとした時のことであった。
「それじゃあ僕はここで失礼しますけど、一つ聞かせていただいてもよろしいですか?」
「何かしら?」
「真子さんは池谷さんのことを本心ではどう思っているのですか?まさか僕とハチロクとバトルする為だけに池谷さんに近づいたと言うのでしたら僕はあなたのことを一生許しませんから」
「……!!」
冷たい目線を向けては真子に質問するタケル。真子はタケルからの問いに一瞬口ごもるも、覚悟を決めたかタケルを見つめては心のうちに秘めていた思いを打ち明ける。
「それは違うわタケル君、私はあなたとハチロクに近づくつもりで池谷さんのことを利用したんじゃないの…。私は…」
「……」
「私は…池谷さんのことを走り屋としてじゃなく一人の男として惚れ込んではこうしてお願いしたの!!決してあの人を騙すつもりでこんなお願いをしたわけじゃないわ!!」
「…その言葉に偽りはないですよね?」
未だ納得していないのか。タケルは真剣な目つきをしては真子に聞く。
「本当よタケル君、あたしは池谷さんのことがホントに好きだと思ったからあなたに打ち明けたの!!だからお願い、私を信じて!!」
「……」
真子が本当の気持ちを話してはタケルに自分を信じるよう必死で頼み、それを聞いては信じようと思ったのかタケルは頭に手を当てはぁっと息をついては真子に言う。
「わかりましたよ。あなたの言うことに噓偽りはないということが分かっただけでもかなりの収穫ですし、このことはいずれ僕の方から池谷さんに話しておきますね」
「タケル君…」
「でも、そこから先はあなたと池谷さんの問題ですので二人で話し会ってはどうするか決めてください。第三者である僕にできることはあなた達をただ見守ることだけですから」
真子の本当の気持ちを自分から池谷に話すと約束したタケルは、バトル当日に至るまでそのことを池谷に話さないと真子に言いその場を後にしては真子と別れたのだった。
「…というわけなんですよ。池谷さん」
「嘘だろ!?真子ちゃんが俺のことを本当に好きだと言っていたっていうのか…!!」
タケルの口から衝撃的な事実を聞いた池谷は驚きを隠せなかったか。口を大きく開いては驚愕する。
「良かったじゃねえか池谷。真子ちゃんはお前のことを本当に好きだってこうしてタケルに話しているんだ。後のことはお前と真子ちゃんの二人でしっかりと決めておくことだな」
健二もタケルの話を聞いては妙に納得し、池谷を後押ししては真子と向き合うよう説得する。二人の運命はどうなるのだろうか…。
碓氷峠
「ここは流して!!」
沙雪の指示に合わせヒール&トウで回転を同調させては四輪ドリフトし、コーナーを抜けてはギアを3速に戻し加速していく真子。
その走りには迷いはなくなっており真子は車をコントロールしては全力で碓氷峠を駆け抜けてゆく。
「対向車来てるよ真子…でもすれ違うのは3つ先のコーナーだから!!ここは気にせず全開!!」
「OK沙雪!!」
ドリフトでコーナーを抜けきり車体を切り返しては連続ドリフトをし、複合コーナーをクリアする真子。
拓海もその動きに合わせつつコーナーをドリフトで抜けきって見せる。
「次対向車来るよ!!」
前方から来る対向車とギリギリ寸前ですれ違うもシルエイティとハチロクはその横を躊躇いなく横切り、そのまま下り方面へと下りては過ぎ去っていく。
「ふぅ…」
「ピッタシ!!」
拓海は対向車との擦れ違いが恐ろしかったか溜息をしてはホッとするのに対し、沙雪は真子の腕を信じてたか対向車を躱していくのを当たり前のように言う。
「(沙雪は対向車の読みを絶対に外さない!!いくつも先のコーナーから木の葉を照らすヘッドライトの光を見逃さない!!)」
「グリップ!!インに思い切って!!」
真子が考える間もなく沙雪が指示を出しては行動へと移し、次の右コーナーをインベタからのグリップ走行で抜けては立ち上がりで思いっきり加速させていく。
「(上手い真子…いいよこの感じ!!)ふりっぱなしで抜けるよ!!」
沙雪は真子の
「対向車なし!!流して!!」
真子がシフトを2速に落としてはドリフトで流しては滑らせ、ハチロクもその動きに同調するかのように連続してはドリフトしては車を滑らせていく。
「(凄い。ちょっとヤバいくらい凄い!!上手い走り屋は常に僅かな安全マージンを残すことを忘れない。外から見れば限界ギリギリのハイペースに見えてもタイヤのグリップをフルに使うのはコーナーの出口だけで…。ブレーキングからのターンインにかけてはタイヤのグリップが少しだけ余力を残す。エスケープゾーンのない公道ではほんのワンミスイコールクラッシュだから…!!だけど今の真子にはそんな余力が全く無い!!ハイテンションの真子は自分でも気がついていない…。そのことを言うべきなのかそれとも黙っていた方がいいのか…!?本当なら言うのが私の役目なんだけど…)」
沙雪はどう言葉をかけたらいいのか考えていくも、自分が判断を誤ってしまえば真子の調子を狂わせると思ったか迷いを振り切っては決意する。
「(決めた!!こんないい走りをしている真子に水を差すようなことは言えない!!覚悟を決めた!!あたし達はベストパートナーだもんね!!あんたの腕を信じるよ真子!!)」
残りの勝負を真子に託し、沙雪は後のことは全て真子に任せることにするのだった。
「(今の真子は今まで見た中で一番の出来だよ!!)」
「(ヤバ…すげー突っ込み!!またペースが上がって来てる!!これ以上行かれたらこっちはもう限界が超えちまう!!今でさえ4つのタイヤを目一杯使ってズルズルもんなのに…。くそっ…ダメかよォ!?)」
真子の走りについていく拓海はタイヤがもう限界まで近づいてきたのか焦りを募らせては走る続けていくも、もう後には引けない為残りのマージンを保ちながらついていってはシルエイティを追う。
「ここで離さなきゃもう勝負するところはできないよ!!」
「わかってる!!」
「対向車なし!!思い切っていくよ!!」
真子と沙雪は後ろのハチロクを引き離そうと車を飛ばしていく。が、拓海は直前で何かに気づいたかブレーキングしてはスピードを緩め、それを見た沙雪は突然の出来事に疑問を持つ。
「(ハチロクがついてこない…。何故!?はっ!!)」
ハチロクが何故スピードを落としては距離を取ったのか、咄嗟に気付いた沙雪は真子に指示を出す。
「ヤバい真子ォ!!これ突っ込み過ぎ」
ギャァァァ
シルエイティは突っ込みで勢いを付けすぎてしまい、急ブレーキを掛けては減速しようとするも既にタイヤが垂れていたのかリアが膨らみスピンしては道を塞いでしまった。
「無理!!立て直せないっスピンで逃げて!!」
姿勢を崩したシルエイティの目の前にはハチロクがブレーキを踏んでは寸前で止まろうとするも制動距離が短いからか為衝突を回避する術はなかった。
「(最悪!!お願いっ!!よけて!!)」
真子達がハチロクとの衝突を覚悟したその
拓海はシルエイティがスピンしてはイン側の道幅が車が一台通れるくらいのスペースが開いた一瞬の隙を見つけ、アクセルを全開で踏み込んでは空いたイン側へ突っ込み、ぶつかる寸前で超絶なテクで躱しては衝突を免れ。ハチロクは咄嗟に躱しては抜けたその先で180度回転しては制止するのであった。
「助かったァ…」
「あざやか…」
真子達はハチロクが衝突寸前で自分達が乗っていた車とぶつかるのを回避したことにはぁ~大きく息を吐いては安堵する。
「あたしらの完敗だよ…。凄いよね…憎たらしいぐらいに余裕じゃん…あいつ」
「負けたけど…凄い充実感があるよ…。思い出せたよ…。走り始めたばっかりの頃のあのワクワクする感じ…?」
沙雪は拓海とのバトルに負けたことを認め、拓海が自分達が想像していたよりも高いレベルの実力を持っていたのを再認識し。
真子も昔を思い出しては沙雪と一緒に走り屋を始めた頃を懐かしむかのように振り返る。
「夢中で夜が明けるまで走り続けた…。あの頃と同じ凄くピュアーな気持ち…」
「最後は限界超えちゃったけど…。そこまでのあんたは凄かったよ…今まで見た中で一番だよ…」
「沙雪…」
「だから認めてあげるよ真子。これからのことはあんたの好きなようにしていいよ…」
「ありがとう…沙雪…」
「やだよ…湿っぽくならないでよ。最高のバトルが出来て快感なんだからさ」
「うん…」
「でも忘れてはいないよね?この次にあのスイスポ君とバトルするんだから。次は負けないよう頑張りましょう!!」
「ええ。一本目は向こうに取られてしまったけど…次はなんとしても負けないようあたし頑張るわ!!」
真子と沙雪は秋名のハチロクに負けたのを悔みながらも敗北をバネにしては次にバトルする秋名の弾丸ことタケルのスイスポには絶対に勝とうと誓うのだった。
碓氷峠 スタート地点
ピリリリリ
「お、真子さんからですね。さて、勝敗はどっちについたのやら…」
タケルの携帯に真子からの着信が鳴り響き、タケルはすぐさま電話に出てはバトルの結果がどうなったか颯爽と聞くのである。
「もしもし真子さん。バトルの結果はどうなりました?え?ええ…了解しました。このことを池谷さん達に伝えておきますので直ぐに来てくださいね」
真子からの連絡を切ってはこの場にいる池谷達に報告する。
「皆さ~ん、バトルの結果が出ましたので今ここでお知らせいたしますね~」
「なんだよタケル、焦らすんじゃねえよ。結局のとこどうなったか早く教えてくれっての」
「そうだぞ。これで拓海が負けたとかいうのならお前には後で仕置きしてやるからな」
「あ〜はいはい落ち着いて下さい、じゃあ早速ですけどお伝えしますね…。バトルの結果は…」
「「「結果は?」」」
バトルの行方がどうなったか三人は固唾を呑んでは聞こうとし。タケルは一間空けては結末を伝える。
「…拓海の勝利で終わったみたいですよ。走っていく途中シルエイティのタイヤが垂れてはスピンした隙をつき、ハチロクが前に出ては勝負がついたと言ってました」
「そうか…拓海が勝ったのか…。それは残念…え?今なんて言ったんだ?」
「だ・か・ら。拓海が勝ったと言ってるじゃないですか。同じセリフを言わせないでくださいよ」
『えぇぇぇっ!?』
拓海が勝ったと聞いた三人はバトルに勝った事実に驚いたか大声を出しては碓氷峠の山々に木霊する。
「うぅ~やったあぁ~!!拓海が勝ったぁ!!凄いよなタケル。お前の予想通り拓海が勝っちまうなんてよォ!!」
「いやぁ〜僕自身勝てるかどうか不安だったけどまさか本当にやってくれるとは思わなかったからね」
拓海は勝つのではないかと口ずさんだものの、本当のところはどこかで差を広げられては負けてしまうのではないのかと口漏らすが。結果として拓海が勝ったのでタケルの予想は見事に的中したのだった。
「それで真子ちゃんの方はどうなったんだ?まさかこのまま下へ降りては帰ったのかァ…!?」
「真子さんなら沙雪さんと一緒にタイヤを履き替えてからこっちに戻って来ると仰ってましたよ。溝が減ったままの状態で挑まれたんじゃ勝負にならないですしね」
「そうか…」
「まぁとにかく、今拓海はこっちに向かっていると連絡がありましたのでここで拓海が来るのを待ちましょうか」
真子と沙雪がシルエイティのタイヤ交換を終えてから戻ってくると言い、数分後拓海が戻ってくると三人は勝利の歓喜に浮かれては大はしゃぎするのであった。
「さて、次は僕の番と来ましたか…。この時の為にスイスポを弄ったんだし、負けないようにしておかないと」
碓氷峠仕様にチューニングしたスイスポを見ては拓海に続き、真子達に連勝しようとタケルは決意を見せる。
果たしてタケルは拓海に負けては走りに磨きが掛かったインパクトブルーに勝つことができるだろうか…。
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