チューニング設定を考える際メルカリで買った『ハイパーレブ』を参照にしては考えてきましたが、それなりにできたと思いますのでよろしくお願いします。
P.S 前回アンケートを取ったチューニング設定はオリキャラ+車種に載せましたので見てください。
タケル達が碓氷峠に訪れては真子達とバトルを繰り広げていた同時刻、高崎にある高橋邸に一人の女の子が訪れていた。
「こんばんわ緒美」
「遅いわよ結衣。緒美は結衣が来るのを待ってたんだから」
「ごめん。少し用事があって遅れたんだ」
「やぁ結衣ちゃん。お母さんの方はどうだった?」
「はい。おかげさまで母は良くなっていってると仰ってました。本当にありがとうございました」
「いやぁ、これくらいどうってことはないよ。緒美の友人からのお願いを断るわけにもいかないからね」
高橋家に来たのはタケルのガールフレンドである結衣で、実は軽井沢にてタケルに話した家庭教師とは高橋兄弟の兄、涼介であったのだ。
何故結衣が涼介から勉強を教わってるかというと高橋兄弟の従姉妹である緒美が同じ学校に通う同級生にあたり、緒美と仲良くなっては家族ぐるみの付き合いをし、今に至るというわけだ。
「それじゃあ今晩は数学と英語を教えるから上がりたまえ」
「はい、お邪魔させていただきますね。先生」
涼介は結衣を自宅に招き入れてはリビングへと案内する。
普段は家族での団欒や客を招いてのホームパーティーは勿論、チームのミーティングに使っているここを勉強部屋にし、真ん中に置かれているテーブルに教材を用意しては勉強を始めていくのだった。
碓氷峠
「おまたせ〜。タイヤを替えるのもそうだけど買い出しに行くのにかなり時間が掛かっちゃったわ」
タイヤの交換を終えた真子と沙雪が碓氷峠のスタート地点に戻って来るや手提袋を取り出してはタケル達に見せつける。
「なんすかそれは?」
「何って差し入れに決まってるじゃない。態々秋名からここへ来てくれたっていうのにただで帰らせるわけにはいかないでしょ?」
沙雪が手に持っていたのはここに戻って来る際近くのコンビニに寄っては買った飲み物で、タケル達の分も一緒に購入してはこうして持ってきてくれたというのだ。
「どうぞ皆さん。あまり良いものではないかもしれませんけど」
「いや、態々買ってきてくれるなんざ俺達からすればとてもありがたいからな。感謝するよ」
「ですよね。俺達は金の殆どを車に継ぎ足してるからこれはめちゃくちゃ嬉しいっすよ」
日が沈んで夜になったとはいえ、この時期は気温が20℃を上回っているので水分補給は欠かせないからかタケル達は沙雪からの差し入れである飲み物を手に取ってはその場で一気に飲み干していく。
「ぷはぁ〜。あ〜スッキリしたぁ…やっぱキンキンに冷えたコーラは最高っすね!!」
「それは良かった。じゃあ一息ついたことだし、早速バトルに移りましょうか。タケル君って言ったっけ?1本目はハチロクに取られてしまったけど次のバトルは負けないから覚悟してよね」
「勿論ですとも。僕もこの日の為にスイスポの足回りを弄ったんですからそれを無駄にするわけにはいかないですよ」
「へぇ〜スイスポをどう弄ったか聞かせてくれるかしら?」
「いいですよ。弄ったと言っても然程パワーを上げたんではなく、デフが効きやすいようLSDを高性能のヤツに変えてはリアにロールバーを取り付けたんですよ。その方がコーナリングする際よく曲がってくれますしスタビリティも発揮しやすいですからね。後タイヤをハイグリップのヤツに変えてはブレーキパッドも制動力が確保しやすいMタイプに付け替えたところですかね」
「ふうん、やるじゃない。碓氷峠は
「沙雪…。タケル君が言ってるのってそんなに凄いことなの?あたしには全然理解できないんだけど…」
「俺も…何がなんだか全くですよ…」
この日のためにスイスポを本格的に仕上げてきたのに沙雪は関心する一方、真子は機械音痴だからかタケルがスイスポをどう弄っては調整してきたのか理解できていなかった。
拓海に関してはいつも通りではあるが。
「それで、あんたはどっちを選択するの?先程の拓海君みたいに後追を選ぶつもりなのかしら?」
「まさか、僕は拓海みたいな芸当はできませんので先行で行かせてもらいますよ。そうした方が変にあなた達の走りを気にせず突っ込めますからね」
「そっ。それじゃああたし達は後ろからついて行かせてもらうけど、くれぐれもすぐに追いつかれるような走りをしないでよね」
「わかってますよ。そちらこそ僕の走りに引き離されては見失わないようにしてくださいね」
タケルは真子達を挑発するような発言をしてはからかうも、沙雪はそれが頭にきたのか怒りを露にしたかのような顔を見せる。
「言ってくれるわね…。いいわ、碓氷峠最速と呼ばれたあたし達を引き離すって言ういうのならやってみなさい!!真子、わかってるよね?」
「うん。あたしは絶対負けないわ。見せつけてやりましょう沙雪」
「(あ〜らら、軽く煽っただけでぶち切れてやがんの。でもああやって闘志剥き出しで挑んでくれた方がこっちとしては盛り上がるしね)」
挑発に乗った沙雪は怒った顔を見せては真子に鼓舞をし。真子も断然とやる気が出たのか、先程拓海と対峙した際強気な視線を送ってはタケルに挑もうとする。
尚、二人から出ている強烈な闘志を感じとったのかタケルは俄然やる気が出ては今から行うバトルに勝とうと意気込むのであった。
「いい?一個目のコーナーを抜けたその先がスタート開始する箇所だから変に操作を見誤ってあたしらに抜かれるなんてバカな真似しないでよね」
「了解しました」
沙雪が警告するように言ってはタケルにバトルの開始の合図を言い。両者はそれぞれの車に乗り込んでは早速勝負に移ろうとする。
「それじゃあ…秋名のハチロクと並んでは最速を誇るっていうあんたの走りを後ろから見させてもらうわよ」
タケルのスイスポが前に出てはゆっくりと進んではその後にシルエイティが続いていき、一個目のコーナーに入っていくと徐々にスピードを加速させてはバトルを開始するのだった。
ゴアアアア
「おぉっ!!さっきと同じ全開のフルスロットルで行ったか!!」
「けどよぉ、本当にタケルは大丈夫なのかァ?だってここを走るのは初めてだってのに余裕ありげに言ってたぞ」
「多分大丈夫だと思いますよ…」
「へ?」
「なんて言ったらわかりませんけど、その気になれば余裕で引き離せるっていう顔をしてましたから。おそらくタケルは勝つかもしれないと俺は思いますよ…」
タケルが勝つかもしれないと拓海が言っては2台が走り去った方向を見ていくも。拓海の予想が当たるのかは神のみぞ知ることであった。
「(やっべぇ…。以前結衣さんとここへ来た時は
碓氷峠での第二ラウンドが開始し、スイスポが先頭を突っ走ってはその後をシルエイティが追いかけていく。
スイスポはバトルを始めてから最初の低速コーナーをオーバー気味に突っ込みフルブレーキングしてはコーナーを抜けるや、その先の立ち上がりで加速しては突き進んでいく。
「(ここまで来たからにはもう後戻りはできない。全力で挑まないと真子さんに失礼だし、早速碓氷の複合コーナーをお得意のアレで攻め込むと行きますか!!)」
コーナーに突入する直前、タケルはご自慢の左足ブレーキでリアの荷重を落としながらコーナリングをしてはコーナーを曲がっていき。ブレーキランプをフッフッと点滅させながらテールスライドを起こしコーナーをスムーズに曲がっては抜けていくのだった。
「沙雪…。タケル君は初めて走る碓氷峠が怖いからなのか、コーナリングでブレーキをかなり踏んでるみたいだけど?」
「違うわ真子。今彼がやってるのは左足ブレーキっていう
「左足ブレーキ?」
「まぁあんたがそれを知らないのも当然よね。あれは元々FF使いの走り屋かカート上がりしか使わないテクで、あそこまでスムーズにブレーキングして碓氷の狭いコーナーを曲がり切るなんて生意気な口を叩くだけはあるわ…」
沙雪はタケルの走りに評価をしつつも、前を見ていっては真子に指示を送る。
「真子。次のインベタをグリップで抜けて!!」
「OK」
スイスポがコーナーを抜けたのを見た沙雪は真子に指示を出し。真子はシフトを落としヒール&トウでコーナーを通り抜けてはスイスポを追いかける。
「いい調子よ真子。その勢いでスイスポに離されないようにするのよ!!」
「わかったわ。タケル君にあれだけ言われたんだもの、この勝負…絶対に負けるわけにはいかないから!!」
「(流石に碓氷峠最速と言われるだけはあるか。横に座っている沙雪さんが瞬時にコースを読み取っては指示を出し、それを真子さんが手早くステアリング操作をしては狭い道路を吸い付かせるかのように車を走らせていく。どうやらこの勝負、一筋縄ではいかないかもしれないなぁ…)」
バックミラー越しに自分を追いかけてくるシルエイティを見たタケルは真子達が本気で自分を追い抜かそうとしてるのに緊張を走らせる。
「(拓海に負けたのが余っ程効いたか少しだけ走りを抑えてるみたいだね。このバトルはどれだけタイヤを温存しつつ、どこで勝負を決めに行くかが勝負のカギを握るってところか…)」
そこから先のコーナーもスイスポは慣れた手付きで曲がっては一度もミスをすることもなく難なく通り抜けては加速し、シルエイティとの拮抗を保ちながらも碓氷峠を駆け続けていく。
「やるわね。スイスポは馬力が低いけどハチロクと同じ車重が軽いのを利用しては荷重移動で道幅の狭い碓氷のコーナーを曲がりきるなんてかなりの腕前よ」
「そうね。あたしから見てもあそこまで攻め込むなんてタケル君結構やるわ…」
「それにコーナーを抜けてからの立ち上がりも上手いからか加速がしっかりしてる。初めてであれだけの走りをされちゃあ慎吾がベタ褒めするのも当然よね」
「えっ、慎吾って?」
「ううん気にしないで。今はとにかくスイスポに引き離されないよう前に集中して!!」
「…わかったわ」
沙雪の言う慎吾が誰なのか気にしながらも真子はステアリングを離さず前に集中してはスイスポを追いかけていき。引き離されないよう全力で駆け続け。いよいよ碓氷峠の難関であるCの121に差し掛かろとする。
「真子。このバトルをCの121で決めるわよ!!あそこならあたし達の本領が発揮できるからそこでスイスポを追い抜かしてはこのバトルに決着をつけましょう!!」
「ええ…。タケル君には申し訳ないけどここで終わらせるわ!!」
「(この先のCの121を拓海はドリフトで切り抜けたんだ。なら…僕もそれなりの覚悟を持って突っ込んでは攻めていくしかないね…)」
二人は勝負を決めようと本気の姿勢を見せては全力で突っ走ってはコーナーに突入していこうとしており。
タケルも難関箇所であるCの121に入る目前で覚悟を決めたか、アクセルを目一杯踏み込んでは突っ込んで行くのだった。
碓氷峠 Cの121コーナー手前の駐車場
「にしてもさっきのハチロクには驚かされたなぁ…。Cの121をぶっつけ本番で抜け切るなんざお手上げだよ」
「だよな。真子達でさえここをかなり攻め込んではやっと抜けれるようになったのを一発で決められちゃあ地元としても名折れだしな」
「でもよォ、さっき真子のシルエイティとハチロクは上り方面へ戻って行ったぞ。もしかして二本目に入ってるんじゃねえのか?」
「おおそれは言えてる。てことはまたここでハチロクのドリフトが見れるかもしれねえぞ」
先程と同じ真子の走りを観に来た地元の走り屋がハチロクのドリフトをもう一度見られるのではと期待をよせていく。
すると、上の方からスキール音が響いては近づいて来るのに気付いたか上り方面を注視する。
「おおっ来たぞ!!先行はどっちが走ってるんだ!?」
「ハチロクじゃねえのか。さっきは後追をしてたんだ。きっとポジションを入れ替えてはまたやってるに決まってるよ…」
「どっちなんだ!!どっちが先を取って…え?」
ギャラリーが見ていってる中、ヘッドライトを照らしてはこっちに近づく車が露になったその瞬間、ギャラリーは拍子抜けしたような顔をしては頭に?マークを浮かべる。
「ス、スイスポ!?今ここを攻めてるのがハチロクじゃなくまさかのスイスポだと言うのかァ!?」
「お、おい。あのスイスポはここをどう抜け切るつもりなんだ?さっきのハチロクはドリフトで突っ込んでいったのを一体どうやって…」
「やべぇぞ…!!あれだけの勢いで攻め込まれちゃ立て直すことはできねぇ。下手したらこっち突っ込んでくるぞ!!」
スイスポが近付いてくるのに気付いたギャラリーはコースの手前から離れるも、スイスポがCの121をどう切り抜けようとするのか注視する。
「(一体どういうつもり!?入り口の道幅が広いとはいえ最後の出口は極端に狭いこのコーナーをFFのスイスポでどう攻めようっていうの…)」
スイスポが碓氷峠で難易度の高いCの121をどう攻め込もうとするか後ろを走るシルエイティのナビ越しに沙雪が見ていくが。スイスポはスピードを緩めることなく突き進んではコーナーに突入しようとしており、それを見た沙雪はFFのスイスポでどう切り抜けようとするのか疑問に思いながらも前を見つめる。
「(下手にタイミングを見誤って車をスピンさせてはそこでお終いになるこの勝負。一か八かだけどやるしかない!!)」
スイスポがコーナーに差し掛かるや減速することもなく、勢いを付けてはコーナーへ突っ込んでいき。道幅の広いスペースに入っていこうとしたその時だ。
「(…ここだ!!)」
クイッ
ギャァァァ
アクセル全開でコーナーに入る際タケルはサイドをちょんちょんと引きながらコーナーへと突っ込ませ、途中手応えを感じとったかタイミングを見計らっては思いっきりサイドを引いてはタイヤをロックさせ、リアを滑らせながらドリフトで切り抜けてはギャラリーが見ている手前でコーナーを抜け切るのだった。
「「「……!!」」」
自分達の目の前でスイスポがFドリをしてはCの121をクリアしていく光景を間近で見たギャラリーはあまりにもの超絶テクニックに衝撃を受けたか、口を大きく開いては言葉を失うのであった。
「嘘でしょ…!?Cの121をぶっつけ本番で、しかもリアを滑らせるのが難しいFFでここをクリアしたというの…!?」
沙雪はスイスポがFドリをしてはCの121を抜けたことに驚きを隠せなかったか言葉を行き詰ませるしかなく。真子もあまりにもの驚愕的瞬間を見たのが信じられなかったか、前を行くスイスポを目の当たりにしては動揺するのだった。
「(そんな…。あたし達でさえ何度も走り込んではクリアできるようになったここをどうして他所から来た走り屋に。しかもあたし達より年下の子にこうも立て続けに抜けられるというの…!?)」
自分達でさえ頻繁に練習を繰り返してはやっと抜けられたコーナーを二度も続けては抜かれたのにショックを受けたか、一瞬ステアリング操作が鈍くなってはシルエイティの動きに乱れが生じる。
「待って真子。この勢いじゃ抜けきれないわ!!ステアリングを反対方向に戻して!!」
「え?」
沙雪がステアリングを戻すよう咄嗟に指示を出すも、反応が遅れたのか立て直すことができず。Cの121の出口に入る寸前のガードレールにフェンダーを当ててしまい。スイスポはそれを意に介さず出口を抜けては次のコーナーへと突き進んでいく。
シルエイティはというと当たった箇所がフロントであった為バトルを続行することは可能である。
「大丈夫真子!?」
「え、ええ…平気よ。ごめんなさい…。あたし、一瞬気が動転してしまって…」
「いいわよ気にしなくて。それだけスイスポがやってみせたドリフトが凄かったってことなんだからね」
「ありがとう沙雪」
真子は指示を聞き逃しては操作を誤ってしまったことを謝罪するが、沙雪は気にしないようフォローをしては真子を励ます。
「でも、お陰でスイスポとの距離がかなり開いてしまっちゃったけどどうする?このまま負けを認めるつもりかしら?」
「ううん。まだ勝負は終わってないからここで諦めるわけにはいかないわ!!何がなんでもあのスイスポには絶対勝って見せるつもりよ!!」
「だよね。言われっぱなしで負けるわけにはいかないんだからあたし達の本気の走りであのスイスポにギャフンと言わせましょう!!」
ミスをしては差が開くも、真子と沙雪はここで折れるわけにはいかないと依然としてやる気を出してはスイスポに食いつこうと目一杯アクセルを踏み込んでは車を加速させ、スイスポの後を追いかけ始めた。
「(…先程と打って変わってシルエイティの走りにキレが増してる。どうやら二人は覚悟を決めたか知らないけど本気で僕を抜こうとするつもりだね)」
後ろから勢いを増しては近付いてくるシルエイティの気迫に押されたか、タケルは手に汗を握りながらもステアリングを離さずきっちりと掴んではすぅ〜と一息吸っては息を吐き。調子を整えては目前に迫ってくるシルエイティに食いつかれまいと必死で引き離そうとする。
「(こっから先は掛け値なしのガチンコ勝負、何がなんでも負けるわけにはいかないから全身全霊を掛けて真子さんに勝たないと!!)」
スイスポはシルエイティを引き離しては勝てるのだろうか…。
バトルは後半戦へと入るのであった。
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