バトルを書いていくのにFFのスイスポでどう攻め込めんだらいいか考えてきましたが、それなりに行けたかなと思いますので見ていってください。
「よしっ。20時になったことだしひとまず休憩に入ろうか」
高橋邸にて結衣と緒美が勉強を開始してから一時間が経過、結衣と緒美は涼介が休憩を挟むと言ってすぐさま姿勢を少し崩しては休憩を開始するのだった。
「はぁ〜疲れたァ。涼兄ィの教え方がいいとはいえ、勉強するのって意外と疲れるよねぇ。結衣もそう思わない?」
「そうね。でもそんな苦には思っていないわ。私は将来ナースになりたいって目標を決めているんだからここでつまずくわけにはいかないしね」
「ほう、結衣ちゃんは将来ナースになりたいのか。きっと頼もしいナースになれると僕は思うよ」
「涼兄ィ。いくらなんでも贔屓し過ぎじゃない?緒美だっていつかは立派な大人になるかもしれないのに」
「そういう暇があるのなら少しは成績がよくなるよう努力をすることだな。ただでさえ緒美は志望校へ進学できる確率が低いんだからな」
「むぅ~涼兄ィのイジワルぅ…」
緒美は涼介から嫌味を言われては不貞腐れるも、気分転換をしようと自分の隣に座っては足を崩す結衣にあることを尋ねる。
「そういえばさ結衣。ここ最近遠くへ行くのが多いみたいだけど、どうしてなのか聞かせてくれる?」
「え?えーっとそれは…」
「緒美。いくら結衣ちゃんと仲がいいとはいえ人には知られたくないことがあることくらいわかるだろ?」
「だってぇ…。最近結衣はいつも以上に明るいっていうか吹っ切れたような顔をしてたから気になるんだもん。ねえいいでしょう結衣…」
「う~ん。いいわ、緒美は私にとって大切な友人だし隠す必要はないから教えてあげるわ」
涼介は結衣のプライバシーに反する為あまり詮索しないよう緒美に注意するも、緒美は結衣を見てはどうしてなのか理由を聞こうとする為結衣は話すことにした。
「実はね。私、彼氏って言ったらいいのか分からないけど最近気になる子がいるんだ」
「うっそぉ!結衣の口からまさかの恋バナ!?どうやってその彼と会ったのか教えてよ!!いいでしょ涼兄ィ?」
「はぁ、仕方ない…。勉強を再開する時間を遅めるとするか…」
緒美はその手の話が好きなのかグイグイと攻めるかのように尋ねるので、涼介は呆れながらも結衣の話を聞くのであった。
「うん。元々は中学時代の友達の紹介で知り合ってね、彼が持ってきた車に乗せてもらっては秋名山をドライブしたんだ」
「へぇ〜秋名山をドライブなんていいじゃない。その彼、どんな車に乗ってたの?」
「えっと確かスイスポって言ったかな。見た目が丸っこくて可愛らしい車なんだけど」
「(スイスポ?まさかな…)」
涼介は結衣の口からスイスポという言葉が出ては思い当たる奴がいたのか耳を傾ける。
「緒美その車知ってるわ若い子に人気の車だってね。で、乗った感想はどうだった?」
「う〜ん私は車に関してそんな詳しくないんだけど、彼の運転が上手だったから乗り心地が凄く気持ち良かったよ」
「そうだったの。いいなぁ〜車に乗ってドライブデートなんて。結衣がいうその彼氏は涼兄ィと同じ走り屋なの?」
「そうよ。その彼…タケル君っていうんだけど、自分は秋名では速い方だって言ってたわ」
「ふうん…タケル君ね、緒美もいつかその彼氏と会って話をしてみたいなァ」
「(やはりそうだったか。結衣ちゃんのボーイフレンドがよりにもよってあいつとは…妙な繋がりがあるとしか言いようがないな)」
結衣の口から最近仲の良い男の子がタケルだと聞いた涼介は納得したのか、不敵な笑みを浮かべては結衣の話を聞き続ける。
「じゃあタケル君は今日も秋名山で車を走っているの?」
「ううん。今晩は同じ走り屋をしている友達と一緒に碓氷峠へ行って走らせてくるって言ってたわ。なんでもそこで一番速い走り屋とバトルをしてくるって」
「へっ、碓氷峠?秋名山じゃなくて?」
「(そうか。あの二人は秋名を離れては他所の峠へバトルしに行っているのか。その話をもう少し早く聞いていれば俺と啓介はギャラリーに行ったんだが。まぁ結果がどうなったかは後日結衣ちゃんから聞かせてもらうとしよう)」
涼介は自分が標的にしている二台が碓氷峠へ行ったという話に興味を示したか、バトルの結果を期待するのであった。
碓氷峠
「……!!」
「次の左コーナー!!インで攻め込むのよ!!」
「……(こくり)!!」
Cの121のコーナーを通り抜けた2台は均衡を保ちつつ道幅の狭い道路を駆け抜けてはバトルを続けていき。
先頭を走るスイスポがフルブレーキングからのタックインでコーナーを曲がるとシルエイティはヒール&トウからのブレーキングドリフトでリアを流してはコーナーをクリア。両者は緊迫した状況にありながらもスピードを維持しては拮抗するのであった。
「(凄いわ。Cの121のコーナーを抜けきるのに失敗して車をガードレールに当てては心が折れてしまったんじゃないかと思っていたけど、今の真子はそれを気にするどころか寧ろ走りにキレが増していってる。この調子ならきっとスイスポに追いつくことができるかもしれないわ)」
先程コーナーを抜けきれず車体をぶつけてしまった真子であったが沙雪の声掛けもあってか、調子を取り戻しては走りに集中していき。先頭を突っ込み重視で攻め続けるスイスポに狙いを定めてはその後に続く。
「(あたしがハチロクとのバトルで負けてしまったのも、序盤から相手の走りを意識していくばっかりに自分のペースを乱してはタイヤマネジメントを怠ってしまい、攻めていく途中タイヤが垂れて車をスピンさせたのが原因だった…。でも同じ過ちは二度と犯さない。だってあたしと沙雪は二人で一つの碓氷峠最速の走り屋なんだから!!)」
真子は同じ失敗を犯さないと心に誓っては走りに全力を注ぎ、目の前を突っ走るスイスポに食らいつこうと必死になっては追いかけてゆく。
「(くっ…!!今まで走ってた時はパワーのデカい車を相手に後追してきたから然程プレッシャーを感じたことはなかったけど。逆に追われる立場になってこうも迫られちゃあ走り辛いね…)」
先行を選んだばっかりに先頭を取っては走り続けるが、後ろから迫るシルエイティの走りに押され緊張しては走りに乱れが生じないよう気を付ける。
「次、右コーナーをインで流して!!」
スイスポがフルブレーキングからのアンダー気味のコーナリングで右コーナーを抜け、その後にシルエイティもヒール&トウからのフルブレーキングしてからのドリフトでコーナーをクリアしてはストレートが長い区間に入っていく。
「この先は
シルエイティはストレートの長い区間に入ったのを利用してはスイスポと差を詰めていき。スイスポは
「(どうやら車のセッティングを間違えたかなぁ…。ここを走り慣れてないのもあって足回りをコーナリングに適した仕様にしたんだけど、真っ直ぐでこうも簡単に追いつめられちゃあ本領が発揮できないしなぁ。
後ろから迫るシルエイティに追いつめられては緊迫状態に陥るも大詰めになったこの状況をどう乗り切るべきか頭を振り絞ってはある結論に辿り着く。
「(もう後がないんじゃ仕方ない、次のコーナーから出る際スイスポのパワーを最大限まで振り絞っては全力で引き離すしかない!!)」
ブオォォォン
このままタイヤを気にしながら走っても埒が明かないと思ったか、タケルは後ろから来るシルエイティを引き離そうとコーナーに突入してすぐにM16Aをレブリミット寸前まで回してはパワーを最大限まで絞り出し。エンジンからくるトルクをタイヤに伝え急激に駆動力を増しては全速力で駆け出しシルエイティとの距離を広げていく。
「(ちょっと待って!?この先はまだコーナーが続いていくいにもかかわらずエンジンを限界まで回しては全開走行でいったわ!?そんなことしたらタイヤのグリップが保たないかもしれないのに何考えてんのよ!?)」
スイスポがフルスロットルで駆け抜けて自分達を引き離そうとしてるのに気付いた沙雪はタケルが何考えてるのか分からないと戸惑いを見せる。
「沙雪、こうなってしまった以上あたし達も限界まで行くしかないよね?」
「当然よ、おそらくスイスポもそれを承知であんな無茶をしたんだもの。ならあたし達も全力で追いかけては食いつくしかないんだから!!」
スイスポが本気で自分達を引き離そうとしてると気付いた真子は負けられないと火がついたかアクセルを全開で踏み込んではエンジンを高回転まで回し。スイスポに食いつこうと後を追いかけ始め。バトルは益々白熱していくのであった。
「(くそっ!!ブレーキングするのにFFは
「(向こうはあたし達を引き離そうと必死になっているみたいだけどこっちも地元としての意地がある以上二度も負けるわけにはいかないんだからね!!)」
もうタイヤのグリップが限界まで来てるかもしれないと分かりつつも終盤戦まで来たこの状況でスピードを緩めるわけにはいかないとタケルは必死にアクセルを踏み込んではステアリングを回しながら駆け抜けていき。
それを追う真子達も必死になってはスイスポに食らいつこうとがむしゃらに走り続ける。
「沙雪、この先って確かあたし達が突っ込み過ぎては車をスピンさせてしまったあそこよね?」
「そうよ。あたしが指示を出すのが遅れては負けてしまったあのポイントで同じミスを犯すわけにはいかないからそこは注意しながら攻め込んでいくのよ!!」
シルエイティがハチロクとのバトルで攻め過ぎては勝負に負けてしまったコーナーに突入していくが。先の失敗を活かしては攻め込み過ぎないよう減速したその時、
「(シルエイティがアクセルを緩めた!?向こうを引き離すとしたらここで決めるしかない!!)」
タケルはシルエイティがスピードを落としたのを見計らったかコーナーへ突入するのに減速することなく加速していっては入る。
「(うそっ!?あのスイスポ…この先のコーナーをこのまま直進していっては進入しようっていうの!?あたし達でさえ攻め込むのに躊躇してしまうのに!?)」
ここに来てスイスポが減速を一切せずコーナーへと直進していくのにタケルが何を考えているのか困惑する。
「マズイわ真子!!あのバカ、あのまま突っ込んでしまえば壁に衝突するのを知らずにそのまま突き進もうとしてるわ!!」
「え!?タケル君は一体何を…!?」
沙雪が言うようにコーナーへ入っていくのに減速して曲がっていくのが
そして、コーナーに入ってすぐにブレーキングをしたのかテールライトがパッパッと点滅するも進入スピードを出し過ぎてしまったスイスポはリアが外側へと膨らんではドアンダーを出してしまう。
「(最悪、こんなところで事故るなんて嫌なもん見せんじゃないわよ!!もうあそこまで行ってしまったら最後、立て直すのはできっこないわ!!)」
ヨコGが働いてはアンダーを出してしまった車を端の岩壁にぶつけてしまうのではと沙雪が思ったその時だ、
「(……!!)」
スイスポはアンダーを出しては岩壁にぶつかるかと思いきや、即座にカウンターを当てアクセルを全開に踏んでは強引に立て直してしまい。コーナーを出ては立ち上がりで駆け出しては突き進むのであった。
「(なっ!?ドアンダーになっているにも関わらず、そこからカウンターを当てて一気に立て直しては攻め込んだというの!?)」
「(そ、そんな…。あんな厳しい状況からアクセルを踏むなんてよっぽど根性がないとできないっていうのにあの子はそれをやってのけてしまうなんて凄いどころの問題じゃない!!)」
タケルが車を立て直しては突き進んで行くのを見た真子と沙雪はあまりにもの技術力と図太いメンタルに驚愕し。その光景があまりにも凄かったのか真子はタケルの後に続くことができず自然とアクセル緩めてはスイスポを追うのを諦めてしまうのだった。
「ごめん沙雪、ここまで来て言うのもなんだけどあたしにはとても彼の走りに追いつけそうにないわ…」
「それはあたしも同じよ。あんな凄いもんを見せられちゃあ後に続くなんて真似はできないしね」
真子が完全に音を上げては負けを認めるや沙雪はそれを責めることなく、寧ろ自分も真子と同じ気持ちであった為真子を肯定しタケルとの勝負に敗北してしまったのを認めるのだった。
碓氷峠 ゴール地点
「悔しいけどこの勝負はあたし達の負けよ…。あんな超ドアンダーからの立て直しで攻め込むなんて流石としかいいようがないからね」
「いやぁ~僕もまさか上手く行くとは思いもしませんでしたよ。一応アンダーを出してからの立て直しの練習はしたんすけどねぇ〜」
ゴール地点にて待ち構えていたタケルと合流した二人は車を停めてはタケルと対峙しては先程のバトルについて語り合うのだった。
「それも凄いのは分かるけど、Cの121を攻めた時のあのFドリ。一体どうやってあんな凄技を身に着けたっていうのよ?主軸が前輪にあるFFじゃドリフトなんてそう簡単にできっこないってのにどうして決められたというの?」
「あ~それはですね沙雪さん。僕の知り合いに昔走り屋だった人がいまして、その人から教わってはドリフトを覚えたんですよ」
「へぇ~あんたに教えるくらいだからその人は昔凄い走り屋だったのね。何に乗って練習したの?」
「ベース車ですか?僕がFFの走り方を教わる際使ったのは軽トラなんですけどね」
「け、軽トラ!?そんなもん使ってはあんな凄技を覚えたっていうの!?」
タケルが政志の軽トラで練習をしたと聞いた二人は口をあんぐりと開ける。実はタケルが教習所で仮免を取った後政志の工場の敷地内で指導を受けてはFドリを覚えたというのだ。
因みにその際乗ってた軽トラは今遥香に代車として貸している奴であるのはここだけの話である。
「まぁとにかく、勝負が決まりましたので上で待機してる池谷さん達と合流してからお話の続きをしましょうか」
そう言ってすぐに携帯を取り出しスタート地点で待っていた池谷達に連絡を取り。自分が勝ったと報告しては降りてくるように言っては待つことに。
尚、タケルが勝ったとの知らせを聞いたスピードスターズの面々は拓海が勝った時と同じように盛大に喜んでは大はしゃぎをする。そしてそのまま碓氷峠を下りてはタケルと合流しては軽井沢駅前にて話をするのであった。
軽井沢駅前
「正直言ってあなた達二人に負けるとは思わなかったわ…。地元で」
「俺はただ離されないように必死で食いついていただけだから…。別に勝ったとは思ってないすっけど」
「そう謙虚にならなくていいよ拓海、結果はどうであれ真子さん達に勝ったのに変わりはないんだしさ」
「タケル君の言う通りよ。あれだけ凄い
「でも…」
「こっちはとにかく走り込んでるからね、絶対の自信持ってたんだ…。そのあたしらが他所から来た走り屋に二度も負けたんだから認めるしかないよね真子」
「うん。二人共、今までで最高のバトルだったわありがとう」
「こちらこそ。僕達にとっていい経験になりましたし一生忘れませんから」
タケルが真子と握手をし、拓海も女性の手を握るのが初めてなのか真子の指を握っては照れながら握る。
「不思議な子だよね。車をコントロールする能力は桁外れなのに他はまるで奥手って感じ…」
「やっぱそう思います?普段でこそ拓海はボゥっとしたような顔をしてますけどステアリングを握ったら最後、とんでもない潜在能力を発揮するんですよ。顔に似合わずにね」
「おい、そこまで言うか…」
「当たってるじゃんかよォ」
「でも本当、その若さでよくもまああんだけ上手くなれたもんだわ…」
拓海を褒めちぎっては最後に落とし、盛り上がっていくタケル達を見ていた池谷は真子に視線を移しては見ていくと真子がそれに気付いたのか顔を赤く染めては池谷に近づくのだった。
「池谷さん…」
「き…今日はどうも…」
「真子ちゃん…俺…」
「池谷先輩落ち込まなくてもいいすよ。走り屋に女は要りませぐはぁ!?」
「イツキ、少しは空気を読めって。何をどう考えたらその答えに行き着くんだよ」
イツキが二人の間に割って入るや余計な一言を言っては台無しにしかけるも、タケルがチョップをかましてはイツキを黙らせる。
「とりあえず、後のことはあなた達にお任せしますのでごゆっくりとお考え下さい。ほらイツキ、僕達は向こうに戻るぞ」
「い、イダダダ…!!タケル、耳を引っ張るなって!!」
「「……」」
池谷と真子を気遣ってはイツキを強引に引っ張ってはその場を下がるも、急な横槍が入った為二人はどう話したらよいのか言葉に行き詰まるのだった。
「(よく見るとハチロクの彼、あたし好みの可愛い顔してんじゃん…)。ねえあんた、名前なんていうの?」
「藤原拓海」
沙雪は拓海が気に入ったのか夢中になってはこの場にいる皆にある提案を持ち掛ける。
「ところでさ、お近づきのしるしに今度皆で泳ぎに行くってのはどう?」
「いいっすねいいっすね!!ねえ健二先輩!?」
「うんうん」
「なあ拓海とタケルも行こうぜ!!」
「え…うん…」
「そうだなぁ、折角誘ってくれたことだし乗らないわけにもいかないか…」
イツキが一人はしゃいでは一緒に行こうと拓海とタケルに言ってきてはイツキの圧に押されたか、二人は一緒にいくと決めてはその日を待ち遠しくするのであった。
スイスポ 碓氷峠仕様 チューニング設定
外装パーツ
MONSTER SPORT J's エアロバンパー
MONSTER SPORT カーボン GT ウイング
足回り
デフ:MONSTER SPORT TDX200E
サスペンション : SUZUKI SPORT Racing ストリートコンフォートサスペンション
MONSTER SPORT : 調整式リヤ・アンチロールバー
ホイール:SUZUKI SPORT Racing TYPE-VX チタニウムシルバー
ブレーキパッド : MONSTER SPORT ブレーキパッド Type-M
内装パーツ
フルバケットシート: RECARO RS-G ブラック✕レッド
ステアリング: MOMO COMMAND 2R
吸気系統
過給機 : MONSTER SPORT MX160
ラジエター : KOYORAD タイプ S
エアクリーナー : MONSTER SPORT PFX400
マフラー : MONSTER SPORT TYPE Tiデュアルマフラー
タケルが碓氷峠にて真子達とバトルするのに政志の協力の元チューニングした碓氷峠仕様で、主にコーナリングに力を入れては低速コーナーからの攻めにおいて抜群の性能を発揮する。
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