今回もリクエストキャラを登場させますが、それだけに飽き足らずオリキャラも出していきたいと思い同時に登場させていただきました。
原作のヒルクライムは次からとなりますけど、期待に添えるよう書いていきますのでどうかお願いいたしますね。
「おいおい、まさかうちのスタンドにこんな凄い車が来てくれるとは生まれて初めてだよ全く…」
「すっげえ…。まさか実際にこんなに派手な色したスープラを間近で見れるなんて…」
イツキ達が目にしたのは真紅に輝くボディを放っては派手に見せびらかすような雰囲気を醸し出す1台のスープラで、それを見たイツキはあまりにもの凄さに口をパクパクと開かせては驚きを隠せずにいたが。後から遅れてきた拓海は二人が見て驚くスープラの凄さがわからないのかスープラについて聞く。
「なあイツキ、この車ってそんなに凄いもんなのか?」
「バカ!!この車はスープラといって、俺達が乗ってるレビトレと同じトヨタが作った高性能ハイパワーマシンなんだぞォ!!」
「え?そうなんですか池谷先輩?」
「そうだ、こいつはA80型スープラ、通称
池谷が80スープラについて語っていると、車の中から長身の男性が出てきては店員であろう拓海達を見ては訪ねる。
「やぁ…来て早々つかぬことをお聞きしたいんだが、ここに秋名のハチロクもしくは秋名の弾丸と話ができるかい?」
「え…?あ〜なんていうかその…」
「ん?もしかして人違いだったかな…。おかしいな、前に赤城で走った時にここに来ればその二人のどちらかと会えるかもって聞いてきたんだが」
「いえ、ここで合ってますよ。お客さんひょっとしてバトルの申し込みに来られたのでしょうか?」
ちぐはぐな返事をする拓海に変わっては池谷が来店した客であるスープラのオーナーに答えると、スープラのオーナーは納得したのか話を続けていく。
「そうかそれは良かった。いやな、今群馬で話題になっている走り屋が一体どんな奴なのか気になってはここに来ただけなんだ。バトルに関してはどちらともレッドサンズの高橋涼介との対決が控えてるって情報が上がっている今むやみに挑戦を申し込むわけにもいかないからな」
「そうでしたか。もし二人にバトルを申し込むというのであれば今からお伝えしますけどどうなされます?」
「う~ん。まあいいや、折角渋川市に来たのもあることだし。申し込みは高橋涼介とのバトルが終えてからにしておくよ。そうだ、急な頼みで申し訳ないが、ハチロクもしくは弾丸のドライバーと会うことはできるか?」
「二人にですか?ハチロクのドライバーに関しては私の隣にいる彼、藤原拓海がそうなんです」
「へ?ひょっとして君があの有名な秋名のハチロクなのかい?」
「あ、はい…。一応そうなんですけど…」
拓海は無愛想な返事をしてはスープラのオーナーからの質問に返す。
「へぇ~まさか君がそうだったとは意外だな。ところで、もう一人のスイスポに乗ってるっていう秋名の弾丸の方は何処へ行けば会えるか聞かせてくれるかな?」
「僕がどうかなされましたか?」
「ん?うわっ、びっくりした!いつの間にいたんだ君は?」
「僕は先程からずっとここにいましたよ。そういうあなたこそ僕と拓海に何の用があってきたか聞かせてくれますか」
どこからか突如としてタケルが現れてはスープラのオーナーに話しかけ、スープラのオーナーはタケルが現れたのに驚きつつも話をしていくことに。
「俺はただ、君達二人が一体どういった走り屋なのかそれを確かめに来ただけなんだ。見たところ二人は免許を取得してまだ然程時間が経ってないように見えるんだが、もしかしてカートか何かを習っていたのかな?」
「いえ、僕は16の時から二輪に乗っては公道を走ってまして。そこである程度走りのテクを習得しては今年の夏に四輪に変えたわけなんですよ。因みにハチロクのドライバーである拓海は地元の秋名山を5年前から走り続けては腕を鍛え上げたのであります。無論、無免許運転してなんですけどね」
「な、なるほど…。君はともかくとして、ハチロクの彼はクレイジーなバックボーンがあったというわけなんだね…」
スープラのオーナーはタケルと拓海がどうしてここまで車を走らせることができたのか納得するも、拓海の方を見ていっては見かけによらず無免許運転してはドラテクを磨くというやり方に啞然とするのである。
「そういえばあなたの名前をお伺いしたいんですけど、よろしければ教えていただけますでしょうか?」
「いいぜ。折角渋川まで来たんだし自己紹介をしておかないとな、俺は
スープラのオーナーである瀬那は自分が乗ってきたスープラをタケル達に見せていっては自己紹介をしていき。
スープラを目にしたタケルは真っ赤なボディを輝かせるスープラに惹かれたのか感想を口にする。
「へぇ~凄いじゃないですか。その若さでスープラに乗れるだなんて羨ましいですよ」
「だろう。俺がこいつに乗ろうと決めたのも、『ワイルドスピード』でブライアンが乗って活躍するシーンに惚れたのが始まりなんだ。スープラはトヨタが誇るフラッグシップスポーツカーだから君がほれ込むのも当然だし、何と言ってもこの80スープラこそ歴代のスープラの中で一番の出来だと俺は思うんだ」
「わかりますその気持ち。スープラはセリカの派生車種であるXXから始まっては70、80と続いていってますしね」
「そうそうスープラは歴史があるからいいんだよな。だが、80の次に出たモデルをスープラと呼ぶなど断じて許さん!!」
「え?急に態度が変わりましたけど、一体何が気に入らないというのですか?」
スープラについて熱く語っていた瀬那が唐突にブチ切れては80の次に誕生したモデル(俗に言うGRスープラ)はスープラでないと批判し、その理由がなんなのかとタケルが訪ねると訳を話し始める。
「それはだな、今出てるスープラにBMWのパーツが使われてるからに決まってるだろ!!見た目こそスープラだが、使われているエンジン、シャシーにプラットフォームがBMW製などトヨタの純正でないあれをスープラとして呼ぶなど、歴代のスープラに乗り続けた人に対しての冒涜にほかならないじゃないか!!」
「そ、そうですか…?それを言ったら今トヨタから販売されている86だって中身はスバルのFA20型の水平対向エンジンじゃないですか。今更そんなこと言ったってどうしようも」
「じゃああれか!!もし君は自分が好きなスズキの車にマツダや三菱のエンブレムがついていようが乗れればそれで構わないと言いたいのか!?」
「ま、まぁ…それはその車種に寄りけりですかね…」
タケルはスズキの車がOEM(他社供給)として出されていようがそれでいいのかと返されるも、適当に誤魔化しては返していくが。瀬那は増々ヒートアップしていっては語り続ける。
「大体な、トヨタは自社だけでスポーツカーを販売するのが難しいからって他社の自動車メーカーの力を借りるなど、日本が世界に誇る自動車メーカーとしてのプライドってものがないのか!!そこはせめて販売においては多方面に渡る営業力や資金面を駆使しては一から作ろうっていうのが一自動車メーカーとしてあるべきではないのかと俺は言いたい!!」
「そ、そうですね…。その気持ちはわかります…かも」
「タケル、そこは無理に合わせなくてもいいぞ。この手の奴は自分が納得できるまで淡々と語り続けていくかもしれないしな」
タケルが暴走しがちになっている瀬那にたじたじするも、池谷はタケルの肩に手をおいては無理に相手をしなくてもいいと言う。
「なあイツキ、俺が乗ってるハチロクってスバルのエンジンが使われてたのか?初耳なんだけど…」
「バカだな拓海は。タケルがいう86ってのはお前が乗ってるAE86型のトレノじゃなくて大分後に作られた車のことを言ってな。見た目こそスポーツカーだけど中身が全くの別物になってるんだよ」
「そうなんだ…」
タケルが瀬那の相手に苦戦する一方で、拓海は今になってようやくハチロクと86の違いを理解するのだった。
「はぁ…はぁ…。まあ要するにだ、俺が乗ってるスープラはトヨタが自力で作り上げた車として最後のモデルだと俺は言いたいんだ。そこに俺の大嫌いなBMWの技術が使われているなど屈辱を味わうほかないんだからな…」
「あの…あなたはBMWをかなり毛嫌いしてるように聞こえますけど、BMWのどこがお好きでないのですか?」
「そりゃそうだろ!!いくらBMWが高級車とはいえ、あんな見た目をした車のどこがいいのか俺には全く理解できん!!」
出会ってから数分が経ち、瀬那は息を切らしてはようやく落ち着くも。まだスープラにBMWの技術が採用されていることに不服を示し。それがどうして嫌なのかとタケルが訪ねると再び息を吹き返したのか瀬那は熱く語り始めるのだった。
ちなみに拓海はイツキと二人でその場を離れては他の来客の対応をしているので。瀬那の話をタケルと池谷で聞き続けていくことに。
「BMW独自のフロントマスクであるキドニーグリル、ああいう形にすることでエンジンやラジエーターを冷やすのは勿論、メーカーとしての顔を際立たせるというのは理解できる。だからといってあんな豚の鼻のような形をしたあれを車として認めるなど、一スポーツカー好きである俺としては認めたくないんだ!!」
「ああそういうことなんですね。BMWの見た目が気に入らないと…」
「確かにそれはわからなくもないな…。俺も今乗ってる日産の車がBMWと同じような形になったりすれば、即効に他メーカーに乗り換えるかもしれないしな」
池谷は瀬那の言うグリルデザインのよし悪しが理解できたのか同情する。
「それはそうとしてだ。秋名の弾丸って言ったかな。君の名前を伺いたいんだが…」
「僕ですか?僕は斎藤丈瑠といいまして、ここで働いてはいませんけどしょっちゅう来てますので、もし御用があればまたお伺いいたしますよ」
「そうか、タケルって言ったな。君は明日妙義で行われるレッドサンズとナイトキッズの交流戦があるのは知っているかい?」
「勿論知ってますよ。つい先ほどまでそれを観に行こうかと話をしてましたからね」
「実はな、俺もその交流戦とやらに行こうと思っていてな。もし明日妙義へ行こうというのならば俺と一緒に来てくれないか?」
「え?それは別に構いませんけどどうして一緒にいかないといけないのか理由をお聞かせ願えます?」
タケルは瀬那から一緒に妙義で開かれる交流戦に行こうかと誘われるも、その訳を瀬那に訪ねるや瀬那はタケルと行こうとする狙いを言う。
「何、簡単なことさ。君は今群馬ではハチロクと並んでは名が広まっているからな。そんな君が他所の峠に行けばギャラリーは絶対君を注目してくれるだろうし、その際、俺も一緒に来れば君と並んでは存在感を示すことができるってわけだ」
「それって要するに、自分を引き立てる為に僕を利用したいと言いたいのですね…」
「まあまあそう怒らないでくれよ。そうしたいのにはわけがあってな。聞いてくれるかな?」
瀬那からのまさかのクズ発言にタケルは青筋を立てるが、瀬那は話に続きがあると言っては理由を説明する。
「実を言うとな、明日の交流戦で行われる高橋啓介のFDと中里毅の32GT-Rのヒルクライムに俺もスープラに乗ってバトルに加わりたいってのが俺の本音なんだ。いくら馬鹿正直にバトルに混ぜてと言ったところで向こうからすれば俺は完全に蚊帳の外として追い出されるのが目に見えてるだろ」
「それは当たり前じゃないですか。大体、明日の交流戦は両チームの威信を掛けた大事な一戦なんですから、それに加わろうなんて真似は啓介さんや中里さんからすれば迷惑他ならないですよ」
「だろ。だから過去に高橋啓介とナイトキッズのNo.2の庄司慎吾を負かした君が一緒に来てくれれば向こうはきっと俺のことをすげえ奴なんじゃねえのって思ってくれるかもしれないだろ?」
「それは…どうでしょうかね…」
「ん?どうしたの、もしかして行くのが嫌だと言いたいのかい?」
「いえ、僕が明日の交流戦に行こうとしたのはただ啓介さん達二人のバトルを観たいってだけではなく、ハチロクのドライバーである拓海を立ち直らせたいというのが本音なんですけどね」
「ハチロクのドライバーである彼を立ち直らせる?一体どういうことなんだ?」
「それはですね…ごにょごにょ」
タケルはすぐそばにいる拓海に自分達の目的がバレないよう瀬那の耳に手をやっては小言で説明していく。
「というわけでありまして、拓海を連れていっては立ち直らせたいというわけなんですよ」
「なるほどそうだったか。確かにそれなら明日の交流戦に彼を連れていってはバトルを見せた方がいいかもしれないな」
「でしょう。てなわけで拓海を連れて行きたいのが僕達としては本音なんですよ。もしそれに協力してくれるというのなら、あなたの頼みも引き受けようと思いますが」
「全然構わないよ。寧ろ俺としては完璧な状態であの高橋涼介とバトルする彼の走りを見てみたいからね。それには協力してやろうじゃないの!」
「本当ですか!?」
「ああ。その代わり、協力してやるからには俺の頼みも引き受けるってことで構わないよな?」
「いいですよ。それじゃあ交渉成立ってことでいいですね」
「勿論、お互いの目的の為に一時手を組もうではないか!!」
というわけで、新しく走り屋仲間となった瀬那が協力してくれることになっては、拓海を妙義で行われる交流戦へと連れていくことが決まったが。果たして拓海はタケルの狙い通りになるのだろうか。
赤城山 夜
妙義山での交流戦を明日に控えた夜、レッドサンズが拠点にしている赤城山にて二台の車がスキール音を鳴らしては赤城の峠を攻めていた。
「おおっ、速いと思ったら。啓介さんのFDとケンタのS14だ」
「下りは速いよなケンタも。ノンターボのQ`sだから下り専門だけど」
「あいつ、啓介さんに目を掛けられていつもマンツーマンでしごかれてるからな」
「うちのNo.2直伝じゃあな…。お、もう一台こっちに来るぞ」
赤城に来ていたレッドサンズのメンバーがS14のドライバーであるケンタを評価すると、二台の後に続くかのようにスキール音とロータリーサウンドを発しながら近付いてくる車がいた。それは啓介が乗ってるFDと似た形状をした青い車で、猛スピードで駆けては、啓介達の後を追いかけるかのようにギャラリーの前を通り過ぎていっては走り去ってゆく。
「うおっ、速えな今のも。なあ、今通っていったのって…」
「真希の
「そうだな。乗っている車が高橋兄弟と同じロータリーだからなのか知らねえけど、チーム内じゃ高橋兄弟に次ぐ程の腕だからな」
「ああ。レッドサンズに入ってからわずか一ヶ月でうちの一軍に上がっては実質チームのNo.3にまで上り詰めちまうんだからな。実際にやりあった俺達でさえ、追いつけないんじゃ認めないわけにはいかないしな」
「だけど、明日はナイトキッズ戦だろ。ケンタや真希なんかと遊んでていいのかな啓介さんも」
「余裕じゃないのその辺は」
「中里毅なんか目じゃねえってわけか」
「絶好調だからなこの頃。なあ、走りが涼介さんに似てきた気がしねえか?」
「するする。俺もそう思ってた!!今の啓介さんなら安心して任せられるって涼介さんも思ってんじゃねえのか」
「だから…妙義にも来るつもりはないらしいぜ」
赤城山 下り 駐車場
「啓介さん、一つ聞いてもいいですか?」
「ん、なんだ?」
ひとっ走りを終えた啓介がミネラルウォーターのキャップを空けていると、その後に続けてきたS14のドライバーの
「なんで秋名のハチロクと弾丸を…ほっとくんですか?赤城に呼びつけてリターンマッチしないと不味いんじゃないですか?」
「ふっ、赤城でか?」
「ええそうです。走り慣れてる
「やめときなケンタ。あんたがバトルを仕掛けたところでその二台に勝てる筈はないよ」
「なっ、早乙女…!!」
「ん、真希じゃねえか。お前いつの間にいたんだ?」
ケンタがリベンジを果たす役目を自分に任してくれないかと啓介に直談判するその隣で、先程まで青のRX-8(通称8)に乗っていたショートカットの女性が棒付きキャンディーを口に咥えながら呆れたような顔を見せており。ハチロクとスイスポへリベンジを仕掛けようとするケンタに本気なのかと訪ねる。
「さっきからずっとここにいたよ。ケンタがあんたにしつこくつきまとっては離れるのを待ってたからね」
啓介が真希と呼ぶ彼女、名前は
「それよりもケンタ、もう一度聞くが地元でやれば本気で勝てると思ってるの?」
「ああそうだ!!ここなら俺達の地元だから所詮ハチロクやスイスポ如きに敵わないわけが…!!」
「はぁっ、あんたって本当にバカね。走る場所を変えただけでパワーの劣る車に勝てるのなら、啓介が他所でそんな苦戦する筈がないってことぐらいなんで気付かないのよ?」
「なっ…!!」
「ふっ…随分と痛いとこをついてくるじゃねえか。まあ実際、当たっているから何とも言えねえが」
「それにねケンタ、あんたはここ最近啓介に特訓をしてもらっては自分の腕が上がったと思い込んでるみたいだけど。さっきの走りをケツから追ってたあたしからすれば所詮毛の生えたくらいにしか変わってなかったわよ」
「んだとォ!!てめえこそ、後ろから追っておきながら距離が離れてたじゃねえかよ!?結局は俺と啓介さんの走りについて来れないから負け惜しみで僻んでんじゃねえのか?」
言われっぱなしのままで終わるわけにはいかないと思ったのか、ケンタは真希の走りを自分達よりも遅かったと侮辱するが、それを聞いた真希は呆れたようなため息をしては返していく。
「はぁっ、それマジで言ってんの?あたしがあんたと距離をとってたのも、あんたが変にミスをして車をスピンさせてはあたしの8に傷を負わせるわけにはいかなかったからに決まってるじゃないの…。そんなことすらわからないなんて本当にバカとしかいいようがないねホント…」
「てめえ…!!どこまでも俺を侮辱しやがって…!!」
「落ち着けケンタ、真希は下りでお前に勝ってるんだ。口だけじゃなく走りの腕もお前より上だってことは負けたお前自身がよおく知ってんじゃねえのか?」
「け、啓介さん…」
二人をこれ以上争わせるわけにはいかないと思ったか、啓介は真希とケンタの間には実力差があると言っては話を打ち切らせ、ケンタを窘めては落ち着かせるのだった。
「どうしてです啓介さん!?こいつは俺よりも後からレッドサンズに入ったんですよ。にも関わらず、啓介さん相手に馴れ馴れしく話しかけてくるなんざ調子に乗ってるとしかいいようが…!!」
「ケンタ、お前には俺と真希の関係を一から説明してやらないとな。真希とは俺が走り屋をやる前からの仲で今でこそこいつは落ち着いてはいるが、昔は結構荒れていてな。今のケンタが昔の真希に舐めたような口を聞いたら最後、即座にボコボコにされる程ヤバい奴だったんだよ」
「おい啓介。あたしの過去をベラベラと晒すんじゃねえよ!!」
真希は掘り起こされたくない自分の過去を話されては腹にきたのか、啓介に向かって怒鳴り超えをあげるも。啓介はそれを平然と無視しては話を続けるのだった。
「それとなケンタ、お前もレッドサンズのメンバーならわかってるだろ?あえて不利な相手の地元でやるのが俺達の流儀だぜ」
レッドサンズは戦う場所は殆どが相手の地元であり、そこで勝つことが自分達の流儀であり美学であるとケンタに説くや。ケンタは思い出したかのようなリアクションをしては聞き入れる。
「そ…それは…そうだけど…。啓介さん…、俺我慢できないっすよ…。いつだってハチロクとスイスポに負けたってされてんのが!!どっちの地元でもなく、互角に走れる条件なら俺にやらせてください!!」
ケンタは尊敬する啓介が秋名のハチロクと弾丸に立て続けに負けたことがよっぽど腹に据え兼ねていたのか。溜まっていた鬱憤を啓介にぶちまけては自分にリベンジを果たす役目を任してくれないかと頼み込む。しかし、
「早るんじゃないよ!!下りでしかまともに走れない奴がリベンジをするなんてデカい口を叩くなんざ大間違いにも程があるだろ!!少しは自分の実力と相手の差を知ることから始めろ!!」
「くっ…!!」
真希に一喝されたケンタはその場で押し黙ってしまうも、啓介はケンタの肩に手をやっては諭すように言う。
「心配するな。誰かやらないとしたら、そのやるべき人間がキッチリ方をつけてくれるさ…」
「え…?じ、じゃあ…いよいよ…涼介さんが…?」
「へえ~。もうそろそろうちの大将があの二台を相手に
「そんなところだ。それにまずはナイトキッズ戦だ。全ては俺達に任せとけばいい」
啓介はそう言い残しては車に乗り込み、赤城を後にしては走り去るのだった。
「んじゃ。あたしも明日は用があるんだし、ここで上がらせてもらうよ。ケンタ…もし今度の交流戦で勝手なことをしようっていうのなら絶対に承知はしないからね」
真希も啓介と同じように捨て台詞を言い残しては、車のエンジンを掛け、ロータリーエンジンを回しては走り去っていき。その場に一人だけ残っていたケンタは過ぎ去っていく真希の8を見ては言う。
「くっ、あのアマ…!!見てろよ…いつか俺の手であの女の鼻を明かしてやるんだからな…!!」
言われっぱなしでいることが腹に据え兼ねたか、ケンタは真希をぎゃふんと言わしてやろうと復讐をしようと誓うのであった。
てなわけで、かなCみ様からのリクエストキャラである風間瀬那とオリキャラの早乙女真希を登場させていただきました。
リクエストキャラである瀬那はキャラ設定を書いていくのにBMWが嫌いという設定を盛らせていきましたが、理由としてスープラ好きには中身がトヨタ純正でないからスープラじゃないという話がネットに上がっていましたのでそれを反映させていただきました。
オリキャラである真希を登場させようと思ったのはマツダ最後のロータリースポーツであるRX-8を何らかの形で登場させたいなと思い敢えて出させてもらいました。
真希はキャラ属性として姉さん肌ではあります。
後、自分で書いといて言うのもなんですけど、オリキャラの乗る車がスイスポにコペン、RX-8と原作の時代設定である90年代を無視しての2000年以降の車というのは如何なものかなと思いますけどそこは何卒宜しくお願い致しますね。
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