しーど・ふりーだむ・じ・あふたー 俺だけ部外者転生なん?   作:ラナロウ

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オリ主?寝てるよ

キャラ崩壊、オリキャラ、未来模造タグあたり
付けないとダメな気がしてきたんで追加します



最後の扉を開いた人

C.E.81

 

[タカマノハラ]居住区 ヤマト邸

 

おひるねからめざめ、おふとんからみをおこし

てもとでは、ほわいとぐれーのはろをもてあそび

まだまどろみののこるあたまで、しこうをかそくさせ

意識をしっかりと保つ。

 

「ノゾミノママニナ!」

 

「しー!」

 

転がした事に反応し、喋り出したハロを黙らせる。

まだ、妹分達が寝ているのだ。

起こされて、しっかりと思考を回せるこの時間を、邪魔されたくはない。

 

私の名はミウ・ラミアス、よっつ

金髪碧眼の美幼女だ。

不可能を可能にする男(笑)ムウ・ラ・フラガ(旧姓)と、因縁深き足付きの艦長マリュー・ラミアスの娘でありながら。

所謂、輪廻転生にて現世に戻って来た

ラウ・ル・クルーゼである。

 

みっつの時、突然の頭痛と発熱を起こし、朦朧としたまま寝込んだ。

徐々に意識がはっきりしてくると、自分がラウ・ル・クルーゼである事を自覚する。

ギルから耳にしていた、記憶の転写とやらが頭をよぎり、生まれる命どころか、死すら冒涜するなど、本当にこの世界は救えないと痛感した。

一体誰が自分を呼び戻したのか、想像する事も出来ないが、強く焼き付いている最期の記憶。

それでもと叫んだ、あの少年との決着を汚されたのだ。

この地獄に呼び戻してくれた者に、絶対に地獄を見せてやろうと、うなされながら決意した。

 

しかし、熱や頭痛が治まってくるにつれ、今まで感じたことのない温かさが、心の中を占めて来た。

困惑する中、優しくかけられる気遣う声、心よりの回復を願う声。

意識が覚醒して来る毎に強く感じるそれは、家族からの親愛というものなのだと、この幼い体は理解していた。

回復し、目を開け飛び込んできたものは、微笑みながら涙を浮かべる女性と、情けない顔をしたよく知っている男。

しばらく呆然とし、ある程度の推測から、自身がこの二人の子なのだと判断した時には、笑いが止まらなかった。

 

主治医が、目を覚ました時にお父さんお母さんが居てくれて、よほど嬉しかったのでしょう、と言ってくれなければ、少し危なかったかもしれない。

 

その後は体調を崩すこともなく、今もすくすくと育ってはいるのだが、どうにも心というのは体に引っ張られるのか、気を抜くとただのお利口ミウちゃんになる傾向が強い。

今更ラウとして生きようとする気等、さらさら無いが、それでも知識、知性はあって損では無い。

よって、しっかりと思考を回し、私が私である事を確立する訓練は、欠かさぬ様にしているのだ。

 

よし、今日の訓練終了。

丁度、妹分達も起きて来た様だ。

 

「アナタヲマモル」「キミヲマモル」「WakeUp! WakeUp!」「ゲンキニナルナァ!」

 

モソモソと動き出した子供達に反応し、ハロが騒ぎ出す。

ややもすれば、五月蝿いだけの知育玩具にも見えるこれ、私たちが暮らすタカマノハラで、全島民に1台渡され、相互ネットワークを構築している。

道案内や迷子の捜索、避難誘導等、島民のサポート。

まず入島からして不可能だろうが、データベースに無い不審者にはテーザーガンに催涙スプレーをもっての対処。

催眠ガスを利用した暴徒鎮圧までこなすと言う。

アスランが歌姫にプレゼントしたペットロボは、何処へ向かうのだろうと、首を傾げたくなる性能をしている。

学習と音質変更にて、個性的になっていく様は面白く、ラウの記憶から適当なセリフを抜粋した私のハロを、父が胡乱な目で見ていたのは中々に笑えた。

何処で覚えた?と言う質問に関しては、最高の笑顔で「ごほんっ!」と返してやったとも。

 

「オッノーレー!」

 

ケラケラ笑いながら、ここに居る四人の中で唯一の男児、三つ子の弟であるカナタが、ネイビーのハロにチョッカイをかけている。

何故なのか私の父に似た声質を持ち、殊更妙な発言をするハロがお気に入りの彼は、放っておけばずっと構い倒し、キレたハロがマタアオウと言って逃げ回ったりするのだが、それもまた楽しいらしく追い回す、永久機関が完成してしまったか。

 

「おはよーねーね。」「おはよー」

 

「おはよう」

 

三つ子の姉二人、ハルカ、トワと挨拶を交わす。

恐らくだが、この二人も同類では無いかと考えている。

突然の発熱で寝込み、その後は両親の優秀さを差し引いたとしても、まだみっつと思えない受け答えをするのだ。

いずれ互いの事を、話すこともあるかもしれない。

 

 

扉が開き、室内に香ばしい香りと共に入って来た女性が、私たちに微笑み優しく語りかける。

 

「おはよう、皆、おやつにしましょうか」

 

カリダ・ヤマトをハルカ、トワが両側からはさみ問いかける。

 

「おやつなにー?」「なーに?」

 

「クッキーよ。おててを洗って準備しましょう」

 

「くっきー!」「サツジンテキナカソクッ!」

 

クッキーに反応した、カナタがこちらに向かい、ネイビーもついて来る。

カリダは私と目を合わせると、やはり微笑みながら告げる。

 

「パパとママ、今日帰って来るのよ。良かったねミウちゃん」

 

「うん」

 

私は感情に身を任せ、笑みを浮かべ答える。

 

 

両親共に多忙な為、私は頻繁にヤマト邸に預けられている。

主に面倒を見てくれているのは、キラ君の義母上カリダ・ヤマトと、この世界に対する困惑を深くする原因の一つ、主婦にしか見えないラクス・ヤマトだ。

ハルマ・ヤマトは忙しいからか、あまり絡みはないものの、幼児には難しいと判断される書籍を頼んでも、誠実に対処してくれ、とてもありがたい。

私が私であると確立して一年ほど、これがキラ君を育んだ土壌なのだと、教育の重要性を感じられ非常に感慨深い。

 

何がどうなって、今ここにいるのかは、さっぱり理解はできない。

だが、今はこの泡沫の平和に身を委ねよう。

タカマノハラ以外の世界なんて、いっそ滅びれば良いんじゃないかなとも思う。

人の業から生まれ未来もなく、世界の憎悪と怨嗟のみを背負っていたこの私に、家族を愛というものを与えてくれた、彼らのために今を生きよう。

この世界を滅ぼすのは、彼らが天寿を全うすることなく逝去された後でも、遅くはないのだ。

 




ハルマ<光と成れ果てろ!クルーゼ!
カリダ<これが私の教育です!


クルーゼさんはクッソ頑張って体に逆らっています。
フラガ因子とナチュラルバグの血統はパないぜ!

アウラは色々考察あるけど
健全なる精神は〜って通り体に引っ張られてあんなんなってるんかなーと
まぁミレニアムから落とそうするのは判断間違ってないよ
ノイマンがあそこに居たのがあかんかった

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