耐久弱めでいくブルアカ転生   作:草生えるw

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えーほぼ2ヶ月間投稿できなくてまじすんませんした。行事がねぇ……重なってるんですわ……まぁ言い訳にしかなりませんが


あと原作突入の1話に関してです

よくよく考えてみたらセイア襲撃はどう考えてももうちょい後の話やろという結論になったので3行ほど改変しました

ブルアカで詳しく時系列は語られていないため詳細には分かりませんが、私の作品ではパヴァーヌ編やアビドス編終了直後とかに襲撃が起きた事にしました


まだまだ稚拙な作品ですが今後ともよろしくお願いします






後輩かわよい。先輩かわよい。みんなかわよい

 

 

 

 

 

 

「はぁはぁ……!どうなってんだ、ゾンビゲーやってんじゃねぇんだぞ……!!」

 

 

私、転廻ユクエ!!ティーパーティーのホストをやってるナギサから「帰ってきて!」(意訳)されたから通学したらもう大変!!

  

 

「ユクエさーん!!?お待ちくださいー!!!」

 

「何故トリニティに!?自力で脱出を!?ひとまず熱いハグでも交わしませんかッ!!」

 

「寝言は寝てから言うとよろしいですわー!!私が先にその席はいただきですわー!!」

 

「ユクエさんとなら寝たことありますよ!!!!!!!」

 

「なんだとこのラムネ&グレープ!!?その話詳しく聞かせろ下さい!!!」

 

 

なんかレイサが大変なことになってて草。なんでこんなことに……ただ到着早々、「トリニティよ!!私は帰ってきたァァァァァ!!」って叫んだだけなのに……

 

なんで我先にと追い回してくる……?人数多すぎて逃げたわ……いや逃げきれてないけども……

 

 

「玄関なんて袋の鼠だし……もういいや壁登るか……!教室一直線や!とうっ!!」

 

あっ、でも冷静に考えたら自分の教室なんて外から見たことないから何処にあるか分かんなっ……

 

 

 

 

 

 

「あ〜………暇っすねぇ……」

 

間延びした様なため息が数日前から気力が湧いてこないイチカの口から発せられる

 

ここは正義実現委員会に与えられた一室であり、主に書類仕事や休憩スペースとして用いられる。そんな中何処か覇気がない正実の部員達は思い思いに話をしていた

 

「まあ、いいことではあります。学生同士のいざこざも減少していますから。理由が理由なので私達にも影響がありますが……」

 

「ケヒャ!クケケケ……ケ………。……………はぁ」

 

普段は正実の権威として威厳マシマシの委員長であるツルギも何処か退屈な様子。なにしろ問題が起きないし、人手が余っている。事件が起きたとしてもツルギを出動させるほどの事件なぞ、そうそう起きるものではない

 

事実、ここ最近の正義実現委員会は平穏で退屈な日々を過ごしているのである

 

 

「皆気力がないですからね……ユクエ先輩がいないだけでこうも変わるものなんですね……」

 

マシロがそう呟く。マシロに関しては一年の中でも比較的軽症な様だ

 

 

「関わりが深い人程症状が深刻です。ツルギなんて数日間この調子ですから……ほらツルギ、机に突っ伏していたら姿勢を悪くしてしまいますよ」

 

ツルギの椅子まで移動し背後から猫でも持ち上げるかの様に手を回す

 

 

「ほら、せーのっ……」

 

「……………」のびーん

 

ハスミがツルギを猫の様に持ち上げると猫背だった分の身長が露わになり、その姿は猫の様であった*1

 

 

「おお……なんだか猫みたいで可愛いですね。普段と違うギャップがあって……しかもスタイルも良いですよね。普段だと気付きにくいですけど……」

 

マシロの一言に釣られて、皆が羨望の眼差しでツルギを見始める

 

程よく長い体躯と引き締まったくびれ、普段の行動に隠れているが動くたびにサラサラと揺れる黒い長髪も良く手入れされており美しい

 

というかツルギは普段の奇声とかでナーフしないと強すぎる為、覇気がなければ可愛い生物と化すのである

 

「ええ、ユクエさんもツルギは「かっっっわッ……なんだこの猫……」——ん?」

 

「これはお宝、写真撮っとこ……うーん、やっぱ可愛い。これでフォルダがまた潤う……フッフッフッ……」

 

皆が突如窓から侵入してきたユクエにポカン…としている中、元凶であるユクエは外靴を脱ぎながら部屋に入っていた

   

突如登場したユクエ。シャーレの部員として活動しているから暫くいないはず、そもそも何で窓から侵入を、そんな思考をしている猫ツルギに急接近し……

 

「ツルギがかわよすぎる……猫ツルギとか誰が見ても可愛いにに決まってるわ……」

 

あまりの可愛さに耐えられなかったユクエはツルギを一心不乱に撫でまわした

 

「!?!!!?!キキッギィェァッ「あっこの前言ってた新作映画出たから今度一緒に行かない?」ミ゜ッ!」

 

「予定が空いてたらの話だけど、どう?」

 

「…………はぃ……」

 

「ありがとう!じゃあ、楽しみにしてるからなツルギ〜!バイバーイ!!」

 

 

そう言って走り去り、道中で通りかかった生徒を愛でながらユクエは去っていった。そんなユクエを呆然としながら見送る正実のメンバー。そして次の瞬間、夥しい量の通知が各々のスマホから発せられる

 

 

「……ええと、ユクエさんの帰還により騒動が多数発生。モモトークによる通達で学園中に情報が伝わり規模が拡大中……至急騒動を収めるように……なお銃撃戦などには発展していない模様………だそうです」

 

 

マシロからの言葉を皮切りに耳を澄ましてみると段々と喧騒や人がかなりの速度で移動する足音などが聞こえてくる

 

 

これから起こる事態のことを考えると凄まじくめんどくさい。暴力沙汰ではないので武力行使はあまりできないし、それゆえに事態の終息にも時間がかかる。結果、めんどくさ過ぎてハスミは考えるのをやめた……

 

 

 

 

 

 

一方その頃、ユクエは空いた時間を利用してわっぴ〜!をしながらサクラコを撫で、マリーのベール越しの猫耳を堪能し、ヒナタの手をニギニギした

 

その後直近のシャーレの報告書をナギサに提出した後、ヒフミにモモフレの件で絡んでおき、救護騎士団にてミネに色々検診された後セリナやハナエと同様に愛でた

 

 

そうして今後の布石を完了させた後のこと……

 

 

「これ食べる?先輩が好きそうなスイーツ、はいあーん……」

 

「ん?あぁ、ありがとうナツ。じゃあ遠慮なく……あーん…」

 

「どう?美味しい?」

 

「ん!これは美味いな……!さすがナツだな、にしても俺が好きそうなの良く分かるな〜ヨシヨシヨシ……!」

 

「お〜?私達は以心伝心……これくらい造作もないのだよ…にひひ…」

 

とあるスイーツ店、その店のテーブルの周りを囲う様に設置された複数の椅子。しかしながら使用されている椅子は一つだけである

 

 

ユクエは自分の膝の上にちょこんと座る可愛らしい後輩のお腹に腕を回しながら残った手でナツの頭を撫でる。その度に心地良さそうに体を預けるナツを見て抱きしめる力を強めスイーツに舌鼓を打ち、そしてナツに餌付けをする

 

 

何故この様な事態に陥ったのか。それは一通り、学校での授業などを終えた後の事である

 

帰宅するなり何かをしようと考えながらひとまず校内から出ようとした時に偶然ナツと遭遇し、最近何かと会えていなかったのでこれ幸いとスイーツ部の活動に誘われたので同伴させてもらう事になったのだ

 

 

集合場所に着いた時には誰もおらずナツと二人きりだったのでそのままスイーツに導かれるままに店に入店し今に至るのである……

 

 

「ふっふっふっ……今の私たちはまさに一心同体……。さぁ、このまま二人の蜜月の時を過ごそうではないか……!」

 

 

そう言って膝立ちで向かい合う様にこちらを見つめるナツの瞳がキラキラと輝く。その可愛さに癒されながらも時間を確認する

 

 

「う〜ん中々語弊がありそうな言い方……。てかそろそろみんな来るかもしれないから……名残惜しいけどもうそろそろ……」

 

「む、確かにみんなにバレてしまっては今度こそひとたまりもな……アッ」

 

そう言って惜しみながらもナツを猫持ちしようとして手を回すと同時に目の前のナツの顔が一瞬で青ざめていき、後ろの気配を察知すると……

 

「せーんぱい?お久しぶり……です」

 

「アッ……」

 

ゆるく甘い雰囲気を醸し出す声を聞いているはずなのに背筋が凍る様な気さえしてギギギッ……と首を回し声の主を確認する

 

「かっカズサ……」

 

「やっほ先輩?久しぶりじゃん、最近会えてなかったから色々話したい所だけど……先にやることあるから待っててね」

 

 

遠回しに死刑宣告を受けたナツ。ナツの後にお話あるからなと宣言されたユクエをよそに、ブルブルと縋り付く様にユクエにしがみついているナツへと視線を向けた

 

 

「ねぇ…ナツ、抜け駆けなんて、度胸あるじゃん。こんな近くに来るまで気づかないなんてよっぽど楽しかったんだ?」

 

「まっ待ってほしい……!!いや待っていただきたい……!!これには深いわけが…たったすけてアイリ……っ!」

 

「あはは……ごめんねナツちゃん……」

 

 

スイーツ部の圧倒的良心。どこぞの逸般人とは違う本当の一般生徒代表であるアイリですら擁護が難しい状況である

 

だって一度や二度で収まっていないから仕方ない。反省の色ゼロである。他の皆はちゃんと反省していると言うのに……

 

 

「てかいつまで抱っこされてんのよ!さっさと降りなさい!!先輩も手離してっ!!」

 

「……ナツを手放すのはちょっと」

 

そう言ってナツを取られない様に先ほどより強く抱きしめる。抱きしめられているナツはどこか満足げで目をキラキラと輝かせながらドヤ顔をしている、ヨシミはキレた

 

 

「先輩がそんな甘やかすからナツも調子に乗るのッ!さっさと離しなさいよッ!!」

 

「ヨシミ、ここは私に任せて。………そいっ!」

 

カズサが顔に頭を近づけ可愛らしい猫耳と黒髪が視界を覆い尽くす。そうすると、近づいた猫耳がピコピコと動き出し頬をペチペチと叩き始めた

 

ペチペチとひんやりとした耳が頬を叩くたびあまりの可愛いさにナツを抱きしめていた腕が緩む。やめるんだカズサ。その行動は可愛すぎる。俺を殺したいのか。あっあっあっ……

 

「なぬ!?おぉ…なんてことだ、さすがキャスパリーグ……先輩を一瞬で骨抜きにしてしまうとは……」

 

「キャスパリーグ言うなっ!!また抜け駆けして……!今んとこアンタが一番多いんだからね!ぜんっぜん反省してないし!」

 

「ぼ、暴力はんたーい!!そもそも目の前に絶品スイーツがあるのに飛びつかないと言う方が我々の意義に反するものであって…!!」

 

「先輩はスイーツじゃない!!って、逃げんなっ!」

 

「ナツっ!アンタ本っ当に今回は許さないからねッ!!約束守ってる私がバカみたいじゃない!!」

 

そうして逃げ出したナツをカズサとヨシミは追いかけていきその場にはアイリとユクエだけが残された

 

「あっちょっとみんな!?行っちゃいましたね……?どうしましょうか……?」

 

「うーん……まぁナツにゲンコツした後に戻ってくるだろうからここで待つのが良い気はする……とりあえず座ってスイーツでも食べて現実逃避しよう」

 

そう言って椅子を引いてアイリに座る様に促すとおずおずと座るアイリ。ここのスイーツはアイリ的にも満足の品であったようで個人的にもアイリが喜ぶ姿はとても可愛らしい。ずっと見ていられるものである

 

「先輩?私の顔に何かついてますか?」

 

「いや、幸せそうに食べるアイリが可愛くてつい。本当、こんな可愛い後輩がいるなんて俺は幸せだな」

 

「…それ、この前も同じ事言ってました。そうやって揶揄う気じゃないですか?」

 

フンっ!と頬を膨らませながらそっぽを向くアイリ。実際この様な会話はユクエにとって日常茶飯事である。生徒が可愛いのがいけないっ!可愛いのがいけないっ!

 

「うっ、それはごめん……でも怒ったアイリも可愛いね」

 

「……なっ何回言ったってダメです!先輩はいつもそう言うんですから……!」

 

「でもなぁ……気丈に振る舞おうとした所も、アイリの優しい所も、表情と仕草も、どれをとっても可愛いからなぁ……」

 

「うぅ〜先輩がいじわるです……」

 

目の端に少し涙を浮かべながらこちらを見上げるアイリ。その行動にさえ一種の愛おしさを感じながらアイリを見つめる。何故そんな庇護欲掻き立てられる表情をしているのか。さすがスイーツサーの姫

 

 

「好きな子には意地悪したくなっちゃうから……ごめんねアイリ?」

 

「〜〜〜〜〜っっっ!!!そう言う所です……!」

 

そう言ってこちらを見上げたアイリを優しく撫でながら見つめていると最後の抵抗か、見つめていた目を逸らされてしまった

 

 

「やっぱり可愛いなぁ……ほらあーん」

 

「………あーん」

 

差し出されたスイーツを見てからチラチラと周りを見渡してから差し出されたそれをパクリと食べたアイリを可愛がっていると……

 

 

「——さーんっ!!!」

 

「……ん?」

 

どこかしらから聞いた覚えのある様な、というか今日聞いたことのある様な声が聞こえた気がする

 

 

「クーエーさーーん!!!」

 

「アッ……」

 

先ほどより大きく、はっきりと聞こえたのは発声源の距離が縮まった証拠だろう。そうして声の主におおよその見当が着いた時今後の展開のややこしさにユクエは白目をむく

 

 

「とうっ!!」

 

そうしてその人物はユクエ達の近場に来た辺りで跳躍しユクエの前へと降り立った、そして開口一番……

 

「ユクエさんお久しぶりです!!トリニティのスーパースターであり!!ユクエさんの騎士!!宇沢レイサッ!ここに参上ですっっ!!!!」

 

 

「う〜ん話が拗れる気がしてきだぞぅ?」

 

天真爛漫がという言葉が似合いそうな声量と笑顔を浴びせられた俺とアイリ

そして偶然レイサが来た時、アイリにスイーツを食べさせている場面だったためアイリは羞恥心から顔が赤く染まっていき、レイサに関しても『そういう』場面に遭遇したと認識し……

 

 

「あっ……あれ?こ、これは………その……お邪魔してしまった様で…私は失礼します…」

 

「待て待て待て!待ちなさいレイサ!待って!?」

 

「こっこれは違くて!あぁ、いや違わないのはそうなんですがちがうんです!!」

 

「ご、ご心配なく…杏山カズサや他の方達には秘密にしておきます……では私はこれで……」

 

「違う、違うから!アイリがみんなに秘密で抜け駆けしてるとかそういうのではない!断じてアイリは卑しくないから!!」

 

 

こんなに可愛くて清楚で一般人代表みたいなアイリがその実、あれやこれやと策を巡らせて抜け駆けしようとするとか、あるわけ無いだろ良い加減にしろ!!

 

尚バンドアイリが来る前に転生したため意外と卑しいということをユクエは知らない

 

 

「レイサぁぁぁ待って!!絶対に逃さんぞぉぉ!そぉぉい!!」

 

「ぬわぁぁぁ!!?」

 

そそくさと離脱しようとしたレイサの誤解を解くべく、距離をすぐさま全力で詰め、その勢いのまま抱き上げる

 

抱き上げられたレイサはあわあわと動揺しているがその拍子に体制を崩しかける

 

瞬時に体を捻り何かに捕まろうとした結果、コアラの様にユクエの頭に抱きつく様な形になり視界はレイサのお腹だけで埋まってしまった

 

 

「ちょっレイサみえなッ!」

 

「レイサちゃん、先輩!ちょっと落ち着いきゃっ!」

 

レイサの思わぬ行動に数歩後ずさる、するとどうだろう。誤解を解くために追いかけて来たアイリはそのままの勢いで突然後退したユクエと衝突し体勢を崩してしまった

 

 

「うおお!?アイリ命ぃぃぃ!!?」

 

 

しかしそこは流石というべきか。ユクエは持ち前の反射神経とぶつかった時の体の部位などからアイリの体勢を瞬時に把握し、転びそうになったアイリを抱き寄せた

 

 

しかし悲しきかな。位置関係と抱きついていたレイサの重さ、普段の身体強化の割合の低さが災いし、姿勢の維持が不可能である。ユクエは完全に転倒する流れであった

 

転倒回避を諦めたユクエは顔に引っ付いているレイサの安全確保のため空いていた腕を使い、できるだけ胴体部分へと引き付けた

 

 

「ぐっふぉっ!!!?」

 

「ぐえっ!?」

 

「ひゃん!?」

 

ユクエの体がかなりの勢いで地面へ衝突し三者三様それぞれが呻き声を上げる。位置関係的にレイサの膝が良いトコにはいったかもしれないがそれはそれである

 

 

とにもかく二人に傷はなく、もう一人に関しても回復能力ですぐさま治るため実質全員無事である

 

 

「いってて……二人とも大丈夫…?」

 

「はい…私はなんとか……」

 

「わ、私も大丈夫ですが……ご、ごめんなさい。私のせいで……」

 

「いやみんな無事なら良かった、問題ないよ。てか俺の早とちりが悪かった……それはそれとしてレイサはちょっとお話を聞いてほしい、マジで誤解なんだ。アレ」

 

 

なんとかレイサに話を聞いてもらえそうな状況に持ち込めて安心したユクエであったがとある事に気づく

 

 

この場面……完全にそういう事一歩手前に見えるくね……?一応二人が俺にのしかかっている状況だし、二人の表情も慌てたのが原因なのか火照っているし……

 

いや、何も問題はない。レイサとアイリを体から退かすのに数秒も掛からん。これならカズサ達に変な印象を与える前に直す可能……ッ!

 

 

勝ったっ……放課後スイーツ部編……完ッ!!

 

 

「先輩……?嘘だよね……?」

 

「おふぁっくですの!!」

 

 

悲しきかな、現実は非情である。逃げたナツを早々にとっ捕まえて戻って来たカズサ達が目にしたのはユクエを押し倒している(様に見える)アイリとレイサである。脳破壊コースまっしぐらである

 

 

「なっなんで……だってアイリは……抜け駆けとかしなくて……宇沢だって……そんな事に興味とかなさそうだったのに……」

 

「これはこれは……アイリも中々にロックだね。ようこそこちら側へ……共に果てのない欲望へ足を踏み出そうじゃないか……!」

 

「こんのッッッッ浮気者———!!!!」

 

「ア——————!!!」(ユクエが絶望する音)

 

絶望済みのカズサ、この機にアイリを引き摺り込もうとするナツ、ヨシミはキレた。ユクエは陸八魔した

 

「なぜこうなるんだ——————!!!???」

 

 

もはやお決まりと化した様な絶叫がこだまして、空は段々と色付いていくのだった………

 

 

 

 

「は゛ぁ゛〜!!!づがれ゛だッ゛!!!!」

 

その後なんとか事態を収集させ、皆の怒りやその他諸々を鎮めた

 

その数日後もコウチャガブノミやトリニティペロロキチの対応などワンミスが命取りのコミュニケーションにより、のそのそとした足取りで帰路に着く

 

 

そうしてから懐からスマホを取り出すとそこにはアビドス校舎の映像が映し出される

 

 

実の所、アビドスからトリニティに戻る時にアビドスの校舎に監視カメラをつけようという事を俺が言い出した結果、複数の監視カメラを校外の方向へ向けて設置する事になったのだ

 

監視カメラの映像はスマホから自由に見えるのでこまめに確認していたのだが……

 

 

「ん……?便利屋……!?傭兵の数がなんか多く……あれ、なんでヘルメット団いんの?カイザーから切り捨てられたはずじゃ……」

 

スマホに映し出されたのは便利屋と雇われた傭兵、そして原作では便利屋に処理されたはずのヘルメット団がアビドスの面々と交戦をしている様子だった

 

 

思わず空を見てみても、既にオレンジ色に染まっており原作の時間帯的にはもう撤退していてもおかしくない筈……傭兵さん達はよ帰ってくれん?多勢に無勢なんやけど

 

 

なっ、なんでや……こんなことがあってええんか……!?なんでこうなったんや……!!?

 

 

まぁ俺なんですけどね。いや〜力を貸しすぎるとカイザーから脅威認定されるんですね。本来ならアビドスと俺を相手にする予定だった戦力ってことですか、そーですか。くたばれ!!!!

 

 

「あっまってアカン」

 

 

戦力的にキツくなるという事は精神的余裕がなくなるという事。最近は鳴りを潜めていたキレたナイフがアビドスにはいる……っ!!

 

 

「やっべホシノがマジだ………ッ!!!」

 

 

拡大されたスマホの液晶には、獲物を捉え引き裂かんとする様な眼光で敵を見つめながらその長い髪を纏めて飛び出そうとするホシノが映っていた……

 

*1
詳しく知りたいならワインレッドアーカイブと検索しよう。その先、可愛いがあるぞ

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