いまだにこのタイトルの途中(!?)だけどそろそろ更新
戦闘らしい戦闘のない回が暫く
「…はぁ。ビビった…」
仙人に会うために訪れた琥牢山…もしかしてまださらに崖登りですか?と思った*1けど、ちゃんと正規の登山道があることがわかった。今はその登り坂の途中、例の光る岩の中から飛び出してきた猪を処理したところ。
いちおう気が向いたら程度で壊してみてはいるけれど、現状ヒルチャール⇒雷スライム⇒宝箱⇒猪、というラインナップになっている。本当に色々ある。
…あと、あまりにも今更なんだけど……この山の名前からして、これは琥珀ってことなんでしょうか。本物の琥珀の中身が動くことはないと思うんだけど……ファンタジー世界ってすごーい……。
まあ…なんかビックリ箱的な感じだし、このまま気が向いたら程度でいいかな………そんな風に思っていた。
「ぅええっ!?」
「はぁ!?」
「ウソだろ!?」
…砕いた岩の中から、人が出てくるまでは。
「ゲホッ、ゴホッ…お、俺はいったい…?…あなた達が俺を助け出してくれたのか。感謝する…」
…
「そうだ!俺の兄弟を見かけなかったか!?李丁っていうんだ、一緒にこの山へ来たはずなんだが…」
「いや…見てない。ここに入ってからはあなたが最初」
「そう、か……何があったんだ?俺は…この琥珀に
「喰われ…!?」
パイモンの声が裏返った傍らで、李当さんはぶつぶつ呟きながら…考え事に没頭しているらしい。稀によく見る熟考タイプだ……と思えば、ふいに顔を上げて。
「…とにかく、ありがとう。俺は兄弟を探しに行く。無事でいてくれよ…!」
…そう言って、ついさっきまで岩に封じられていたとは思えない健脚で駆け出した。…一同、呆然と見送るしかなかった。
「…な…なんだったんだ…?」
「さあ…けど……」
…
さて。その後…とりあえず、
「待って、人がいる」
「え?…ほんとだ」
そうして、ずいぶん開けた場所に出てきたところで…待ち構えるように立つ人影が2つあった。どちらも背格好は同じくらい……というか、
「んん…?アイツら、なんだかそっくりだぞ?」
…そう、瓜二つ。兄弟だろうか…しかもあの格好、なんだか見覚えしかない………
「「宝盗団!?」」
「宝盗団、って…」
…果たして。見覚えのある二人組の正体は、やはり琥珀から助け出した李当さん、およびその兄弟と云われていた李丁さんであった。本当にありがとう!と礼を言われた*3ものの……なんだろう、この素直に喜べない感じ。
二人が明かしたところによれば、彼らはお宝の噂を聞いて、それを家計の足しにしようと盗み目的でこの琥牢山に分け入ったのだとか……なるほど。それで山の主の怒りを買ってアレってわけか。リアル寓話じゃん…。
「あなたたちの助けがなければ、一生出られなかったかもしれない。慈悲深き仙人様が、使いを使わしてくれたお陰だ…!」
「んな大袈裟な…」
…そして有り難みが余るあまり、なにやら私たちが仙人の使いってことにされてる件。そんな風に見えるか??…白と黒で対になってるからそう思われたんだろうか。いや意匠全然違うし、こんな呪われ黒ずくめを使徒扱いされるのはいい迷惑だと思うんだけど…。
「コホン…今回は許しましょう。二度としないように」
「ああ、ああ…兄弟を救ってくれたこと、感謝いたします!」
棒立ちで困惑するしかなかった私とは違い、世渡り上手*4な蛍はしっかり”仙人の使い”になりきっていた。…大正解の対応だったようで、李兄弟は感動し、改心を誓って帰っていった。
「…なんだったんだ、本当に…」
「なんか、ここの仙人は気性が荒そうだ…」
「そうだね…会いに来たんだけど、ちょっと身構えちゃうな…」
「でも、オイラたちは悪いことなんかしてないよな?」
『…山門を荒らし、賊を逃がしたか』
――ぎくっ!!?
…唐突に響いた低い声。その主は…鶴、か?頭や翼の先が夕焼けの色をしているのがわかる。ここの仙人、理水定山真君*5らしいのだけれど……とてもお怒りのご様子。怒気を含んだ威圧感が、
『琥牢山に侵入し、山の琥珀を破壊し、さらには戒めを受けさせた賊人を勝手に逃すとは…あの賊人どもは確かに仙威を知らぬかもしれない。だがお前たちがやってきたことは無礼千万!』
「ヒィッ!?お、オイラたちにもちゃんと理由があったんだ!!」
「わ、私たち、削月築陽真君に言われてここに来たの!あと、これを!」
おっと…この状況で対応が早いし噛まない蛍が
『削月築陽真君が、人間に
…ひとまず、話は聞いてもらえることになった。…しかし、大丈夫かな……今この状況に、すさまじい爆弾をぶつけることになるんだけど………
「…帝君が、暗殺された…だと?それも、迎仙儀式の最中に…!?璃月の、いや、この世界の誰がそのようなことを!?…いやしかし、帝君を暗殺しうる者など、この世にそういるだろうか…?」
…どうやら、わりと大丈夫ではあったらしい。話の内容がまったく大丈夫じゃないことは付け足しておくとして……とても理知的な御方ではあるようで。
『…我らは帝君の律令に従い、璃月を守っている。人間界の繁栄により、我らは山野に
仙人は…受け容れがたい事実を前にして、茫然自失。その四文字に尽きる様子だった。
『…旅人よ、話は分かった。削月築陽真君が
「雑事…そういえば、この山の琥珀って…?」
「オイラ分かったかも!あれは仙人の仙力だろ?小説とかに書いてあるみたいに、"羽根を草木に、唾液を滝に"、って感じで!あの琥珀も、そんな感じなんじゃないか?」
『…そのような話は知らんが』
ひらめいた!って感じで目をキラキラさせるパイモンが語り出す……なんか、日本神話もそんな感じの話あったよな……イザナギが左の目を洗うとアマテラスが、右の目を洗うとツクヨミが、鼻を洗うとスサノヲが生まれた、だっけ。もっとも、違ったようだけれど。
『これら琥珀は、私が植えた花だ。名を"
「花、なんだ…だいぶ申し訳なくなってきた」
『この花の大部分は地中に埋まっている。これを踏むと琥珀が生み出され、侵入者を閉じ込める仕組みになっている。…この山に隠居して以来、静寂を求めるため、この花を至る処に植えた。お陰でここ数年、侵入者を数多く排除してくれている。たまに珍妙なものを閉じ込めることもあるが…』
…あれってそういう排他的な仕組みだったのか……でもその割には確かに、宝箱とか入ってたけど……あれは何?実は足生えてた?…まあいいか。
「じゃあ、あの琥珀って…生きてるのか!?」
『その通り。もし私が軽率にこの山を離れれば、罪のない命まで傷つけてしまうかもしれない…それらの処理を済ませたら発つ。お前達はもう行くがよい』
「…畏まりました」
処理…なるほど。植えた者としての責任、ってことなのだろう。思わず神妙になってしまった。…だから、これは私の身に染みた癖だからいいってば。
中国語キーボード、入れとくもんですね
・日依
明らかこちらに非があると諦めの境地 優等生なので…
そして影としての自覚の強さ
・蛍
判断が早い 鱗○さんもにっこり
・パイモン
ビビったり電球浮かべたりのリアクション担当になってる案内役
・李当・李丁
咳き込む程度で済むことなのか…(困惑)
会う順番によって会話の中身は変わるらしい 李丁バージョンは見たけど見てない(哲学)(実況主が光の速さでスキップしたため)
何度も変換ミスで関西弁のエリアを滅却しそうになっている 住んでるのに…