華月麟の幻想記   作:華月麟

1010 / 1036
未来を決める聖戦・2

勇「ふはははははっ!」

 

萃「おらおらおらぁっ!」

 

正「そらそらそらぁっ!」

 

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!

 

バギャァッ!!

 

バギャァッ!!

 

バギャァッ!!

 

 

『『ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?』』

 

 

勇「弱い!弱すぎる!あたし達に敵う人間霊はいないのかい!」

 

萃「これじゃ話にならないよ」

 

正「やれやれ…期待外れ過ぎるな…。こんな奴等が幻想郷を支配だなんて、まったくお笑いだ」

 

『く、くそっ…!こいつらも何かしらの方法で強化されてやがる!』

 

『それがどうした!俺達だってレーヴァテイン様から力を与えてもらったんだ!こんな程度じゃ倒れやしない!』

 

『それに、数では圧倒的にこっちの方が有利だ!人海戦術で押し込め!』

 

正「おい2人共、有象無象共がやる気満々でこっちを睨んでくるぞ」

 

勇「いい度胸だ!あたし達に挑んだ奴は、全員どうなるかその身で分からせてやる!」

 

萃「あんな奴の口車に乗せられたのが、運の尽きだと思いな!」

 

 

現在、勇儀達は人間霊達を相手に圧勝中。あまりにも歯ごたえが無さ過ぎて、若干やる気を失っている。

 

じゃあ…他のメンバーはというと?

 

~妹紅、輝夜ペア~

 

 

バギャアッ!!

 

 

妹「ったく…こいつら全然強くねぇじゃんかよ」

 

 

ズドァッ!!

 

 

輝「レーヴァテインとやらが与える力は、打ち出の小槌の強化の劣化版ってところかしら?それとも…人間霊達には、レーヴァテインから与えられる力とは相性が悪いとかかしら?」

 

妹「そう考えると…不憫な奴等だなぁ?」

 

輝「でもこんなんじゃ、いつまでたっても私達の身体が温まらないわね~」

 

 

慧ノ子

「そ・れ・じゃ・あ♪」

 

ちやり

「うちらが、あんたらの身体を塵になるまで温めてやるっすよ」

 

 

妹「おっ!おい見ろよ輝夜、ちょっと期待値が高そうな奴等が来たぞ!」

 

輝「あらぁ…可愛い狼と、チュパカブラじゃない?捕まえて永遠亭(うち)の新しいペットにしようかしら?」

 

妹「永遠亭(おまえ)んとこには鈴仙がいるだろ…」

 

輝「だってあっちの狼、可愛くない?」

 

妹「両手に物騒なもん装備してるが?」

 

輝「取り外し可能でしょ」

 

 

<キャッキャッ♪

 

 

慧ノ子

「な、なんか私達…あいつらのペットにされそうになってない?」

 

ちやり

「待遇次第なら、考えても良いんじゃね?」

 

慧ノ子

「良いわけないでしょ!?」

 

ちやり

「仕方ないなぁ…なら、さっさと消し炭にしちゃいますかね~」 ボンッ…!!

 

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

妹・輝

「「あ」」

 

 

チュドーンッ!!

 

 

慧ノ子

「わ~…なんかあっけなく終わった感じ?」

 

ちやり

「まあ、楽に殺せたなら儲けもんよ」

 

慧ノ子

「そ、そうなんだろうけどさぁ…」

 

ちやり

「私らは結構な当たりくじを引いたみたいだ。んじゃ、さっさと別の相手を始末しに…」

 

 

 

「「リザレクション」」

 

 

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

慧ノ子・ちやり

「「…え?」」 チラッ…

 

 

ブアッ…

 

 

妹「あ~びっくりしたw」 ツヤツヤ☆

 

輝「まさかあんた以外の炎で、消し飛びかけるなんて思いもしなかったわw」 ツヤツヤ☆

 

 

ちやり

「は?え?あ?」

 

慧ノ子

「あ、あいつら…レーヴァテイン様と同じ能力を持ってんの!?」

 

ちやり

「ダルっ!?」

 

妹「さ~て♪今の一発で身体も温まったし、こっからテンポ上げていくぞ輝夜!」

 

輝「どっちが先にあいつらを屈服させられるか、勝負と行こうじゃない!」

 

妹「乗った!」

 

慧ノ子

「なんか…物凄く面倒な奴等の相手をする羽目になっちゃったかな私達!?」

 

ちやり

「やっぱりさっきの発言撤回!とんだ貧乏くじを引いたぞ私達!」

 

 

「「覚悟しろてめえら!!」 ギャンッ!!!

 

「「痛くないように躾をして、私のペットにしてあげるわ!」 ギャンッ!!!

 

 

慧ノ子・ちやり

「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」

 

 

妹紅、輝夜ペア、慧ノ子とちやりペアと接敵。慧ノ子のちやりにとってはかなり相性の悪いペアと当たってしまったようだ。

 

 

~藍、饕餮ペア~

 

 

ザシャァッ!!

 

 

饕餮

人間霊達(こいつら)…それなりに強化されるっぽいな…!」

 

 

ズドァッ!!

 

 

藍「きっとレーヴァテインから力を与えられたのが理由だろうな…!」

 

 

「「その通り!」」

 

 

ズァォッ!!

 

ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!

 

 

藍「っ!?」

 

饕餮

「(バッ!!)危ないっ!」 ガパッ

 

 

バグンッ!!

 

 

饕餮

「(ゴクンッ)ふう…」

 

藍「さ、流石ね饕餮…」

 

ザッザッザッ…

 

八千慧

「ほんと…相変わらず厄介な能力してるわね、饕餮」

 

美天

「私達、結構面倒な貧乏くじ引いちゃいましたね」

 

八千慧

「本当よ…」

 

藍「あれは確か…鬼傑組組長の…」

 

八千慧

「吉弔八千慧よ、久しぶりね藍。貴女に会うのはいつぶりかしら?」

 

藍「久しぶりね八千慧…まさかこんな形で貴女とも再会だなんてガッカリよ…」

 

美天

「八千慧様、あんな美人の九尾様と知り合いだったんですか?」

 

八千慧

「かなり昔の元・旧友よ。それと…こんな形でガッカリとか言うけど、私は畜生界の組員よ?地上を手に入れようとするのは当たり前じゃない。貴女だって昔は私達と同じく地上を狙う畜生だったじゃない」

 

藍「それは過去の話よ。今の私は八雲藍、幻想郷賢者・八雲紫の忠実な式神である!」

 

八千慧

「つまりは…かつての貴女は完全に死んだというわけですね。では、そこの饕餮(うらぎりもの)と共に始末してあげます。私と、私の部下の手でね」

 

美天

「私、頑張っちゃいますよ~!♪」

 

饕餮

「私と藍を殺すだと?なかなかに面白い事を言う…」

 

藍「私と饕餮のコンビネーション、侮らない方がいいわよ?」

 

八千慧

「ほう…?私と美天に勝てるとでも?」

 

饕餮

「悪いが…私と藍が手を組むと、誰も私達には敵わないぞ?くっくっく…♪」

 

藍「行くわよ饕餮…吉弔八千慧と、その部下の山猿を叩き潰す!」

 

饕餮

「おうよ!」

 

 

ギャンッ!!!

 

 

藍・饕餮・八千慧・美天

『勝負!!』

 

 

藍、饕餮ペアは過去の仲間との複雑な過去を断ち切る為に八千慧、美天ペアと戦闘開始。

 

 

~豊聡耳神子側~

 

 

ザッ…

 

 

耳「驪駒…」

 

早鬼

「た、太子様…!」 オロッ…

 

耳「まさか…2度目の再会が、こんな形で叶ってしまうとは…私はとても残念に思うよ」

 

早鬼

「…」

 

耳「屠自古から『生前の愛馬・驪駒は畜生界という場所で、元気に生きている』と聞いた時は…どれだけ喜んだことか…。その一報を聞いてから、私はお前と会える日がいつ来るかと心待ちにしていた。だがどうだ…?ようやく叶った再会は、こんな愚かな争いの場で叶ってしまった!」 クワッ!!

 

早鬼

(ビクゥッ…!!)

 

耳「驪駒、今からでもまだ遅くない…!降参しろ!私は…お前を手にかけたくはない!」

 

早鬼

「…申し訳ありません太子様、それは無理な相談というものですよ」

 

耳「っ…」

 

早鬼

「私が2度目の生を受けたあの時から、私は畜生界の者として生きる事を決意したのです。今更…私は心変わりするつもりはありませんし、手を引く気も一切ございません…!」

 

耳「では…お前はここで私と戦うと言うのか…」

 

早鬼

「我が魂は、邪帝・レーヴァテイン様と共にあり!あの御方にこの魂を捧げられるのなら、本望である!」

 

耳「いいだろう…お前が腹を括るというなら、私も腹を括り…覚悟を決めよう(ズアッ…)愛馬の不始末は…元・飼い主であるこの豊聡耳神子が拭う…それが正徳王の務めである!」

 

早鬼

「よくぞ言ってくださいました…!(ザッ…!!)これで私も…心置き無く暴れられる!」

 

耳「こんな結果は望みたくなかったが…」 ザザッ…

 

 

 

ギャンッ!!!!

 

 

 

豊聡耳

「「驪駒ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」

 

驪駒

「「太子ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」」

 

 

豊聡耳は、かつての愛馬の暴挙を止める為に驪駒早鬼と戦闘開始。

 

 

~ガルム側~

 

 

ズン…ズン…ズン…

 

ガルム

【挿絵表示】

『まさか…再びお前と垣間見える日が来ようとはな…』

 

魔狼

【挿絵表示】

『恐怖のあまり…言葉が出ないか?裏切り者…!』

 

ガルム

『ほざけ…!』

 

魔狼

『貴様は天界の主になりたいが為に我を…いや、このを自分自身から切り離し…分離させた。挙句の果てにはこの俺は天界から追放されたのだ!俺という存在は…貴様のその傲慢さから生み出された存在!貴様という存在がこの世に居続ける限り…俺という存在は永遠に否定され続ける!俺は…貴様から生み出された搾りカスなのだからな!』

 

ガルム

『確かに…あの時は我は愚かだった。自分自身の闇を切り離し、天界の主となった。だから今の我がある…それを否定するつもりはない』

 

魔狼

『…』

 

ガルム

『だが…1つだけ聞かせてもらおうか、魔狼』

 

魔狼

『あ?』

 

ガルム

『彼に…(あのこ)に何をした!』

 

魔狼

『俺の後継者、レーヴァテインの事か?ふははははっ!あれはあの者自ら望んだ姿!俺はあの者の背中をちょこっと押しただけに過ぎない!』

 

ガルム

『貴様だけは…許しはせんぞ…!魔狼!』

 

魔狼

『その言葉…そのまま貴様に送り返してやる!この俺という存在を生み出した罪は、貴様の命で償ってもらうぞ!』

 

 

ギャンッ!!!!

 

 

ガルム

『『魔狼!!!』』

 

魔狼

『『ガルム!!!』』

 

 

ガルムは過去の因縁にケリをつける為に、魔狼と戦闘開始。

 

 

~紫、隠岐奈、依姫ペア~

 

 

残「くっくっくっ、どいつもこいつも大いに暴れとるのぉ?元気があって良い事じゃ。しかし…まったく暇じゃの」

 

日「そうですねぇ…私達は誰の相手を致しますか?」

 

 

ザッ…ザッ…ザッ…

 

 

紫「あら…随分と暇を持て余しているのかしら?ならば…私達が貴様達の相手をしてやる…!」

 

 

残・日

「「ん?」」

 

 

ザッ…ザッ…ザッ…

 

 

隠「貴様らは私達から華月麟という人間を奪った…」

 

依「お前達を倒し…奪われた物を取り戻す!」

 

 

ザッ…!!

 

 

紫・隠・依

『…』 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

残「おうおうおう…面倒なのが相手になりそうじゃな」

 

日「大丈夫ですわよ♪残無様の傍には、この豫母都日狭美がいるのですから!相手が何人来ようとも、私と残無様の2人で相手をすれば数なんて関係ありませんわ!」

 

残「ふっ…それは確かにそうじゃな?お前がいれば、恐れるものはない」

 

日「はい!」

 

 

「「ほう…?ならば…我々の相手もしてもらおうではないか…」」

 

 

残・日

「「!?」」 バッ!!

 

 

純「…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ヘカ

「うふふふふ♪お前達…塵一つ残さず私達が消し去ってあげるわよ♪」

 

 

残「じ、地獄の女神と仙霊か…!これは少し骨が折れそうじゃの…」

 

日「面倒ですわね…」

 

純「黙れ…我が息子を奪った張本人よ…!貴様だけは、この私が跡形も残さず消し去ってくれる!」 ギャンッ!!

 

ヘカ

「日白残無の側近は私に任せてちょうだい!」 ギャンッ!!

 

 

グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

残「来るぞ日狭美!」

 

日「分かっていますわ残無様!」

 

 

ビッ…!!

 

 

紫「余所見していられる程の余裕があると思うな!」

 

残「し、しまっ…!?」

 

紫「はぁっ!」 グァッ…!!

 

バギィッ!!

 

残「ぐ…っ!?」

 

紫「だぁっ!」 グァッ!!

 

バゴォンッ!!

 

残「ぐあぁっ!!?」 ズザザァッ…!!

 

 

日「残無様!?貴様…!」

 

ビッ…!!

 

依「貴様の相手は私だ!」 チャキッ…

 

ズァッ!!

 

日「危なっ!?」 ドゥッ!!

 

ヘカ

「隙ありぃっ!!」 ギャンッ!!

 

ズドンッ!!!

 

日「ごあ…っ!?」 ズザザァッ…!!

 

依「ヘカーティア・ラピスラズリ、何のつもりだ?」

 

ヘカ

「(スタッ)あら、あいつは私の獲物よ?」

 

依「横取りする気か!?」

 

ヘカ

「2人で仲良く獲物を分けましょうよ♪」

 

依「ふんっ…まあいい、目的は同じなのだからな」

 

ヘカ

「そうこなくっちゃ!♪」

 

日「ちっ…面倒なのが揃ってしまったわね」

 

依「豫母都日狭美とか言ったな…貴様の相手は私達だ!」

 

ヘカ

「純狐達の邪魔はさせないわよ〜♪」

 

日「それは私の台詞よ!残無様の邪魔はさせないわよ!」 ギャンッ!!!!

 

依「行くぞ、ヘカーティア・ラピスラズリ!」 ギャンッ!!!!

 

ヘカ

「はいはいっ!」 ギャンッ!!!!

 

 

日・依・ヘカ

『はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!』

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!

 

 

残「(ザッ…)ちっ…少し、厄介なのが3人も集まったか」

 

紫「日白残無…貴様だけは生かして帰さないわよ…!」

 

純「我が息子を誑かした罪、貴様の命で償わせてやる!」

 

隠「貴様は幻想郷に手を出した…もう後戻り出来ると思うなよ…!」

 

残「ふっ…幻想郷賢者共が復讐に走るか…。復讐は賢者としての道から離れているように思えるがの?」

 

紫「今の私は幻想郷賢者ではないわ…」

 

残「は?」

 

紫「今の私は…1人の息子を失った、1人の母親よ…!」

 

残「ちっ…屁理屈を!」

 

隠「私も…今は幻想郷賢者という事を忘れて戦わせてもらうぞ…!」

 

純「我々の怒りを…思い知れ!」

 

 

「「ぼざけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」」 ギャンッ!!

 

紫・隠・純

『覚悟しろ…日白残無っ!!』 ギャンッ!!

 

 

依姫とヘカーティアは、紫達の邪魔はさせんと豫母都日狭美の妨害を開始。

 

紫、隠岐奈、純狐は、華月麟という存在を奪った日白残無に対して復讐を開始。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。