華月麟の幻想記   作:華月麟

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明日 君という世界を 無くしても

現在、人里では幻想郷の明日を巡る激しい攻防が繰り広げられていた。

 

そして遂に…

 

ザッ…!!

 

レーヴァテイン

「ふっ…ようやく来たか」

 

 

霊・魔

「「麟っ!!」」

 

 

邪帝・レーヴァテインに博麗霊夢、霧雨魔理沙が接敵。

 

 

レーヴァテイン

「ふふふふふ…我は待ちかねていたぞ?この時を…!」

 

霊「麟…貴方はどうしてこんな結論を出してしまったの…!?貴方は…こんな結末を心の底から望んでいたの…!?」

 

レーヴァテイン

「もちろんその通りだ、だから我は地上侵攻を決断した。我自身が幻想郷の新たなる支配者になる為に」

 

魔「嘘だ…私はそんなの、絶対に認めないぜ!本当はお前だって分かっているはずだ、こんな事をして…自分が幻想郷の覇権を握ったところで、自分が作り出す世界が長続きしないって!」

 

レーヴァテイン

「いいや…そんなことはない。我の作りたいのは、誰もが平等に…争いもない平和な明日を作る事。不穏な因子は感じ取ったその時にすぐ摘めば良い、そうする事で…この幻想郷は真の繁栄がもたらされるのだ」

 

霊「いいえ、そんなことはないわ。私には分かる…圧政から為される世界なんて、いつかその圧政に耐え切れなくなった者達が立ち上がり、新たな戦争の火種を生み出すだけよ!」

 

レーヴァテイン

「ふっ…では、今の幻想郷が一番平和な状態だと言うのか?ならば教えてくれ…もし今の幻想郷が一番平和な状態だと言うなら…どうしてあの時、大勢の犠牲者が出た?あと何人死ねば、この幻想郷は平穏を取り戻す?」

 

魔「少なくとも…お前が今ここで手を引けば、この幻想郷は平穏を取り戻すぜ!」

 

レーヴァテイン

「ふっ…無駄だ。我が居なくなったとしても、第二、第三のレーヴァテインが現れ、この幻想郷を手に入れようと画策するだろう」

 

霊「かもしれないわね…でも今はそんな事はどうでもいいの!明日の事を考えるよりも、今目の前の事を考えるのが先よ!」

 

レーヴァテイン

「ほう…?」

 

魔「麟!これが最後のチャンスだ!」

 

 

霊・魔

「「大人しく自分の計画を諦めて、ここで手を引くか…それとも今ここで、私達と戦うか!!」」

 

 

レーヴァテイン

「ふ…ふっふっふっ…!その問いに対しての答えは既に決まっている!」

 

 

「「我が心と行動に一点の曇り無し!全てがこの幻想郷の為の正義だ!」」

 

 

魔「そうか…」

 

霊「貴方がその道を選ぶというなら、私達も覚悟を決めるわ…」

 

霊・魔

(スッ…)

 

レーヴァテイン

「ん…?」

(あれは…あの時霧雨魔理沙が持ち去った、腕輪と耳飾り…?)

 

 

 

霊「…」 スッ…

 

 

SET DETERMINATION(決意)!

 

 

IGNITE!

 

 

 

魔「…」 チャリーンッ…

 

 

SET TURBO ON!

 

 

IGNITE!

 

 

 

ブァッ…!!

 

 

 

レーヴァテイン

「!?」

 

覚悟を決めた霊夢は腕輪を右腕に装着、そして魔理沙は耳飾りを右耳に装着。装着と同時に、霊夢と魔理沙は力を解放。

 

 

霊・魔

「「変身!」」

 

 

カッ…!!!

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

BURST!

 

 

 

レーヴァテイン

「こ、この熱気は…まさか…っ!?」

 

 

 

BOOST MARK III!

 

 

【挿絵表示】

魔「蜃気楼の鳥(ファータモガーナ・フォーゲル)!!」

 

 

 

FANTASY!

 

 

【挿絵表示】

霊「神気楼鳥(ミラージュ・ワゾー)!!」

 

 

 

READY? FIGHT!

 

 

 

A flame dedicated to a loved one.

「「愛する者へ捧げる焔」」

 

 

 

レーヴァテイン

「その力は…!ふっ…どうやらちゃんとものに出来たみたいだな…霊夢、魔理沙…」 ボソッ…

 

 

霊「私達は…二度と貴方の手を離したりしないわ!」

 

魔「もう二度と…お前を置いていきはしない!」

 

 

霊・魔

「「今度こそ…!」」

 

 

レーヴァテイン

「ふっ…」 バッ!!

 

 

 

「「では死ぬしかない…」」

 

 

 

霊・魔

「「…!」」 ザッ…!!

 

 

麟

「「さぁこい!俺を止めてみろ!霊夢、魔理沙!」」

 

 

霊・魔

「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」 ギャンッ!!!!

 

ガオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

麟「ふっ…」 グッ…!!

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

霊・魔

「「はぁっ!!」」 グァッ…!!

 

麟「だぁっ!!」 グァッ…!!

 

 

 

 

 

カッ…!!

 

 

…ドグァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「霊夢、魔理沙、お前ら2人は俺にとって最後の希望だ。後は…全て託すぞ…2人共…」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日 華月麟(この世界)を無くして

 

 

私達は何も出来なくても

 

 

君が〖遠い〗 場所で〖ずっと〗

 

 

笑っている それだけで

 

 

幸せと呼べるでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

出会う事はもう 二度と無くても…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(貴方がずっと笑顔でいる事を心の底から)

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

願い続けている…

「では死ぬしかない」に込められた意味は?

  • (お前たちを)殺す
  • (俺を)殺してくれ
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