華月麟の幻想記   作:華月麟

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骸の断罪

とある千の世に紡がれる 罪と絆の物語

 

 

 

 

 

魔狼

『(ムクリ…)き、貴様…どうやってあの領域から脱出した…!?今まで一度も…死の領域から出られた者は1人もいなかったのだぞ…!?それなのに貴様は…どうして無傷で死の領域から…!』

 

麟「つまり…俺が死の領域を脱出した記念すべき1人目ってわけだな?それを聞くとなんだか誇らしいぜ」

 

魔狼

『お・の・れぇっ…!』 ワナワナ…!!

 

麟「はあ…仕方ないから真面目に答えてやるよ。死の領域を脱出した方法は至って簡単、天照の最大出力で死の領域の時空を歪めただけだ」

 

魔狼

『な、なんだと…!?』

 

麟「まさに照焔(みちしるべ)…一筋の光すら差し込まないはずの死の領域ですら、道を照らしてくれた」

 

魔狼

『ば、化け物め…!』

 

麟「てめぇだけには言われたくない台詞だな。ときに魔狼、てめぇは自分が犯した罪を覚えているか?」

 

魔狼

『罪だと…?』

 

麟「…1つ、俺達は新地獄(ここ)に来るのが遅すぎた。それ故に多くの魂達を見殺しにしてしまった…」

 

魔狼

『は…?』

 

麟「2つ…俺は餓者髑髏を始末する為に己を見失い、幻想郷の掟に反する禁忌を犯してしまった。3つ…そのせいで霊夢と魔理沙を傷つけ、泣かせてしまった…」

 

魔狼

『あ…?』

 

麟「4つ…俺のせいで3人の動物霊が犠牲となり、俺を正気に戻してくれた…。あいつらの意志は…決して無駄にはしない…!」

 

魔狼

『何が言いたい貴様…』

 

麟「俺は自分の罪を数えた…!魔狼」

 

 

 

「「さあ…てめぇの罪を数えろ!」」

 

 

 

魔狼

『罪を数えろだと?ふ…ふっふっふっふ…はっはっはっはっは!俺が今まで犯してきた罪を数えろだと!?ほざけぇっ!』 ドゥッ!!

 

麟「…」

 

魔狼

『があっ!!』 グアッ!!

 

麟「…!」 バッ!!

 

ガシッ!!

 

ギリギリギリ…!!

 

魔狼

『俺が今まで犯してきた罪など…とうの昔に忘れたわ!』 グアッ…!!

 

麟「ちっ…!」 バッ!

 

ガシィッ…!!

 

ギリギリギリ…!!!

 

魔狼

『ははははははははっ…!』 ギリギリギリ…!!

 

麟「罪を忘れただと…?ならば…てめぇが犯してきた罪、力づくででも思い出させてやる!」 グッ…!!

 

 

ゴッ!!

・頭突き

 

 

魔狼

『うごあっ…!?』

 

麟「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 ブアッ…!!

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!

 

魔狼

『くっ…!?ま、まだ熱量が上昇するのか!?』

 

麟「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!」

 

 

ボウッ…!!

 

 

天照が力を解放した時、彼の胸元に火が灯された…。

 

 

メラメラ…

 

 

魔狼

『な、なんだっ…!?』

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!

 

 

『『ケタケタケタケタケタケタ…!!』』

 

 

魔狼

『な、なにっ!?』 ドウッ!!

 

 

そしてその火は、巨大な骸骨の首を模した姿へと形を変えた。その焔に畏怖した魔狼は無意識に距離を取る行動を取った。

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

麟「…」

 

骸焔

『グッハッハッハッハッハッハッハ!!!』

 

 

魔狼

『(ザザァッ…!!)な、なんだその焔は…!?』

 

麟(ドゥッ!!)

 

 

 

SKULL!

 

 

MAXIMUM DRIVE!

 

 

 

魔狼

『!?』

 

麟「魔狼、てめぇの罪を数えろ!」

 

 

 

 

「「骸の断罪〖スカルパニッシャー〗!」」

 

 

 

 

DARKNESS IMPACT!

 

 

 

 

麟「だあっ!!」

 

 

 

ズドンッ!!

 

 

 

骸焔

『『グオォォォォォォォォォォォォォッ!!!』』

 

 

グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

 

 

魔狼

『う、うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!』

 

 

カッ…!!

 

 

ドグァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

麟「どうやら時間切れみたいだったな…」

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