麟「と、いうわけでありまして…俺は不老不死のスペルカードを使用して、今に至るわけだ。全員ご理解頂けたかね?」
豊「な、なるほどね…その餓者髑髏とかいう妖怪に全身の骨を砕かれたから、それを瞬時に治す為に不老不死のスペルカードを使用したのね…?」
麟「そゆこと」
純「しかし息子よ…その不老不死のスペルカードはどういった経緯で入手したのですか?」
ヘカ
「そうそう。そんな幻想郷の掟に反するスペルカード、一体どこで手に入れたのん?」
麟「妖怪の山の虹龍洞って場所でスペルカードの製造をしてる市場の神様・天弓千亦っていう神様から貰いました〜」
神「天弓千亦…?ああ…あの目にうるさい神の事か…」
耳「いや…あの神は目にも耳にもやかましい神だと思われるぞ?」
魔(ひ、ひでぇ言われようだなぁ…)
聖「しかし…その天弓千亦様は、そのスペルカードが幻想郷の掟に反する事を理解していた上で貴方に渡したのですか?」
隠「確かに…聖の言う通りだ。天弓千亦が
麟「あのスペルカードは〖お近付きの印〗として貰ったスペルカードだ。でも…千亦さん本人も『このカード、試作品だからどんな効力を秘めてるか分かんないのよね〜♪』って言ってたよ」
純「よし決まりだ。その天弓千亦とかいう神、殺しはしないが生かしてはおかん。自分が何をしでかしたかをその身で分からせてやる」
神・耳
「「激しく賛成」」
純「八雲紫、摩多羅隠岐奈、ヘカーティア、この会議が終わったら我々4人で天弓千亦を処分しに行くとしようぞ」
紫・隠・ヘカ
『賛成』
幽々・藍・聖・依・豊
『…(汗)』
永「うふふっ♪皆、どうやら殺る気満々ね」
霊「そんな笑い事とは思えないけど…」
隠「さて…今後の方針は1つ決定した。あとは日白残無の処遇だが…」
残「儂はどんな罰も受ける所存だ」
隠「まあ…今更責め立てたところで、何も過去を変える事は出来ないからな…。だが、それなりの罰は考えておこう」
残「了解した」
麟「で?俺の処分はどうするんだ?」
皆『…え?』
麟「え?じゃねぇよ。俺は幻想郷の掟に反する事をしたんだぞ?俺だけ例外に許すなんて贔屓…まさかと思うがするつもりじゃあるまいな?」
隠「え?あ…あ…?」
麟(こいつ…完全に俺の事は無かった事にしようと考えてたな…?)
「やれやれ…」
紫「べ、別に麟は何も悪くないし…」
幽々
「麟に罪とか問うのはあれかな〜って?♪」
麟「良いわけないだろ?他の妖怪が掟に反した時は罰を与え、1人の人間に対しては罰を与えないなんて贔屓、この俺が許すと思うか?賢者達が許したとしても、俺自身は許さん。新地獄では多くの魂が死んでいった…それなのに俺だけのうのうと生き続けるなんて御免だ」
紫・幽々
「「oh…」」
残「かっかっか…♪相変わらず、お主は肝が据わってるというかなんというか…」
麟「俺は自分だけ助かるなんて卑劣な事をしたくないだけだ。そんな事をしたら…俺の為に犠牲になった3人の動物霊達に顔向け出来ないからな」
耳「しかし…麟君が本当に不老不死になってしまったのかどうか、それはどうやって確かめるんだ?」
聖「いくら甦る瞬間を見たからとはいえ、もしかしたら一時的な効果だったという可能性もありますからね…」
霊「あ、それなら私…1つだけ案があるわ」
紫「どんな案かしら?」
霊「麟の血液を、人間、蓬莱人、不老不死、妖怪、この4つと比べてみるってのはどうかしら?」
藍「何故…彼の血液を?」
霊「いや…結構単純な思い付きで、血液中の細胞とかって人間と人間以外って違うのかなと…ふと思ったのよ」
依「単純ではあるが…確かにその方法ならば、師匠の身体がどうなっているか確認する事が出来るな!」
豊「八意様、どう思いますか?」
永「血液中の細胞を調べて判別する…好奇心がそそられるわね?」
魔「おうおう…
永「あら魔理沙、何か言ったかしら?」 ニコニコ♡
魔「(ゾクゾクゥッ!?)ヴェッ、マリモ!!!」
訳:いえっ、何も!
隠「ならば決まりだな。八意永琳、その血液検査…頼まれてくれないか?」
永「ええ、構いませんわ。蓬莱人代表は私だとして…蓬莱人以外でどなたか、血液を採取させてくれる方はいるかしら?」
紫「じゃあ…妖怪代表として私が」
霊「人間代表は私ね」
残「儂は不老不死代表じゃ」
依「八意様、月人代表で私も立候補を!」
神「では…私は神代表として立候補させてもらおう」
純「仙霊代表として、私の血もくれてやろう」
永「あらら…心優しい有志達がこんなに。じゃああとは…麟、貴方の血も少し貰うわよ?」
麟「え〜っ?俺から血を採るのかよ」
永「目的は貴方の肉体検査なのだから、当たり前でしょう?」
麟「俺の血は…安くないぜ?」
永「何か見返りが欲しいのね?それなら…私の身体で良いかしら?♡」 ペロリ♡
麟「…は?」
豊・依
「「八意様っ!?///」」
紫「ちょっと永琳!///」
純「一体誰の許可を得て、我が息子を穢そうとしているのだ!」
残「いくらなんでも、そんな下品極まりない行為なんぞはさせんぞ貴様!?」
永「冗談よ冗談♪麟とは軽口を叩き合う仲だから、ついからかいたくなるのよね♪」
麟「ホッ…」
紫「冗談なら…」
純「まだ許そうぞ」
残「本気ならば全面戦争じゃよ…」
隠(からかいの割には…表情と雰囲気は本気に感じたが…?)
神(流石は八意永琳…抜け目ない…!)
藍(私より傾国の才能があるのでは…?)
聖「なんとハレンチな…///」
耳(下品な欲望の声が聞こえる…)
永「うふふっ♪」
こうして麟の処分は、麟の血液をいくつかの種族の血液と照らし合わせ、どの種族に一番近しい存在となったのか検査してから下すという結論に至った。
余談だが、事の発端の原因となるスペルカードを発明した天弓千亦は、予告通り純狐達によって殺されはしなかったが半殺し以上の罰を与えられ、当面の間はスペルカードの製造停止と、スペルカード製造を再開した際は、幻想郷賢者達の検閲を終えてから世に販売するという判決が下された。
千亦
「誠に申し訳ありませんでした」