ワイワイ
ガヤガヤ
幽々
(ガツガツガツガツガツ!! バグバグバグバグ!!!)
早「わあわあわあ!?す、諏訪子様ぁっ!早く次の肴を用意しないと!?」 ドタドタ!!
諏「だーっ!?誰かあのブラックホールを止めてくれぇっ!」 ドタドタ!!
聖「あ、相変わらず…とてつもない速度の食べっぷりですね…」
依「人間ブラックホール…」
豊「地上の人間って、ブラックホールを作る事が出来るの?」
純・ヘカ
「「なわけあるか」」
残「ふっ…まさか異変を起こした張本人でもあるこの儂も、宴会に招待されるとは驚きじゃな…」 ゴクッ…
紫「麟が貴女も呼べと言うから呼んだのよ」
残「ふっ…息子の優しさには、やはり勝てんのぉ…」
紫「あの子は…どんな相手にでも手を差し伸べてくれる、優しい子だもの」
日「(ゴクゴク…)の割には、餓者髑髏と対峙している時の坊やは…とても優しい子とはかけ離れた感じがしましたけど…?」
紫「どんな相手にも手を差し伸べるとは言ったけれど、相手に慈悲を与える程の価値が無ければ…その者には残酷な最期を迎えさせるのもあの子のやり方ね」
残「怖い怖い…」
日「あら?そういえば…坊やはどこですの?」
霊「麟なら外の鳥居上に居るわよ?」
残「鳥居の上じゃと?彼奴は…鳥居の上で何をしとるんじゃ?」
魔「なんでも、月を眺めてるらしいぜ?」
残・日
「「月を?」」
~守矢神社鳥居上~
麟「…」 ポケーッ…
永「麟?」 ブアッ…
ヒュゥゥゥ…スタッ
麟「あ、永琳さん」
永「貴方、こんな所で何をしてるの?今は宴会が始まってる最中でしょ?」
麟「そうだよ?だだ…俺は気分がまだ乗らないから、ここで月を眺めてるんよ」
永「月を…?」
麟「そう、月をね。ふっ…今宵は月が綺麗だね、永琳さん」
永「あらま…随分とベタな口説き文句ね?」
麟「ベタな口説き文句?…あぁ『月が綺麗』って言葉は、告白する前兆なんだっけ?」
永「うふふっ♪月の賢者として数千、数万と生きてきたけれど…地上に降りてからこんなに心がときめくのは今が初めてだわ♪」
麟「…永琳さんも、ちゃんと乙女してるのね」
永「私、これでも1人の女の?月で生活していた頃は、周りの者達は常に『八意様 八意様』って媚びへつらう者ばかりだったし…」
麟「苦労してたんね…永琳さん」
永「私も…女として生きたかったのよ」
麟「悪いけど、確かに俺は永琳さんを女として見てるけど…そんな邪な目では見てはないぞ?」
永「知ってるわよ♪貴方はそういう人間じゃないってのは重々承知よ」
麟「そうすか。で?永琳さんは宴会場に行かなくて良いの?」
永「ええ、貴方にまだ伝えるべき事を伝えてないから」
麟「俺に?なんだろか」
永「血液検査の結果よ」
麟「あー…俺の検査結果か。で、結果はどうだったの?」
永「麟…喜びなさい。貴方の検査結果…」
「「人間という検査結果が出たわ」」