華月麟の幻想記   作:華月麟

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ちょっとした勘違い

~少年・少女、説明中~

 

麟「というわけで…俺とメディは知り合いってわけなのさ。ね~?♪」

 

メディ「ね~♪」

 

文「この異変とは関係ありませんが、これはこれでスクープです!」 パシャパシャパシャ‼

 

文の奴は、取材に関しては熱心なんだけど…その記事が捏造の塊で出来ているから厄介なんだよぁ…。

 

幽香「ふぅん…」

 

麟「で、なんでメディはここに居るの?それと、チルノは随分怯えていたけど…何をしようとしたの?」

 

あ、一気に質問しちゃった…。

 

幽香「とりあえず…メディ?貴女から、まずは説明して頂戴?」

 

メディ「は~い、えっとね?あの後、色んな場所を散歩してたんだけど、この前、偶然ここに辿り着いてここの管理人(?)っていうお仕事をしてる幽香と出会ったの!それで私と幽香でお話をしてたらお互いにお花が好きで話が盛り上がって、幽香が「ここに住む?」って言ってくれたから今はここで幽香と住んでるの!」

 

麟「お互い、同じ趣味があって意気投合ってわけか。幽香さんありがとうございます、メディの…"妹"の面倒を見てもらって」

 

幽香「別にかまわないわ。ん…?今、妹って言った…?」

 

麟「え?言いましたよ?」 メディ「言ったよ?」

 

大「ん?」 チ「んあ?」 リグ「ん…?」 ル「ん~?」

 

麟「え?何か?」

 

文「メディスン・メランコリーが…麟さんの妹!?」

 

あ、なんか誤解を、招くような事言ったかも。

 

皆『えぇぇぇえぇぇぇぇえぇっ!?!?!?!?』

 

麟「ちょちょちょ!?そういう意味の妹じゃ!?」

 

文「じゃあ何だって言うんですか!?」

 

麟「今から説明するからぁぁぁ!!?」

 

 

~数分後~

 

麟「と、いうわけで…メディは俺の義妹ってわけだ。分かった!?」

 

幽香「な、なるほどね…」

 

文「これは最高のスクープですよぉ!」 カキカキ

 

大「本当の妹かと思った…」

 

リグ「それそれ、さっきの言い方だとそう聞こえるよね!?」

 

ル「そーなのかー」

 

チ「???」 チンプンカンプン

 

とんでもない誤解をされかけたわぁ…。

 

麟「よし…一つ目の質問は完了!もう一つを答えてもらおうかな!?」 クワッ‼

 

幽香「別に何もしようとしてないわよ?ただ、可愛い妖精が居たから似合いそうな花をプレゼントしようとしただけよ?」

 

麟「え…という事は?」 チルノジー…

 

チ「ん?なんだよ?」

 

麟「お前の勘違いじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ガォォォォォォッ‼

 

 

バキィッ‼

 

 

チ「「ぎゃぁぁあぁぁあぁっ!?」」

 

 

 

 

 

 

~またまた数分後~

 

幽香「ふふ…そこに座って?可愛い妖精さん?」

 

チ「は、はぃ…」 チョコン  ガタガタ…

 

麟「はぁぁぁっ…」

 

文「特にいいネタになりそうなことは無し…ですね」

 

取り越し苦労ってやつだ…。チルノが幽香さんに襲われそうになったのかと思ったら、ただただ第一印象の雰囲気が怖すぎて勘違いをしたってオチかよ。

 

 

ポフンッ♪

・チルノの頭にコスモスを乗せる

 

幽香「…ふふ♪やはり似合うわね」

 

チ「へ、へ?」

 

幽香「うふふふふ…♪」

 

どうやら、かなりご満悦のようで。

 

メディ「兄ちゃ、兄ちゃ!」 ツンツン

 

麟「何?メディ」

 

メディ「もし、私にお花をくれるとしたら何をくれる?」

 

麟「えっ?そうだなぁ…」

 

急に花の事なんか言われても…あんまり花とか花言葉は知らないしなぁ…。

 

麟「う、うーん…。おっ!決めた!」

 

メディ「何!?何!?」 ワクワク

 

麟「やっぱりスズランだ」

 

メディ「スズランなの?」

 

麟「花言葉は…〖純粋〗・〖純潔〗・〖謙遜〗…そして〖再び幸せが訪れる〗だ」

 

メディ「へぇ~?」

 

麟(メディの元・持ち主はメディの事をスズラン畑に捨てた…もしかしたら、再び幸せが訪れるようにって願ったのかもしれないな…)

「まさに…人はみかけによらず…か。それでも、捨てた事は認められないけど…少しくらいは良心の呵責があったんだな…」

 

文「何の話ですか?」

 

麟「ん?ああ、後でね?それはそうと…そろそろ移動するか?」

 

文「そうですねぇ…特に目ぼしいものは無かったので」

 

こんなにも綺麗な場所で、文が求めているような物騒な事が起こっても困るわ。

 

麟「それじゃ…行きますか?」

 

文「はい!」 ビュン‼

 

麟「はやっ!?それじゃあ…メディ、幽香さん、大妖精達、また会おうね」

 

メディ「もう行っちゃうの…?」 ウルウル

 

可愛いなぁ畜生…!

 

麟「また会おうね?愛しい妹さん…な~んてね!」 ニパッ‼

 

メディ「うん!」 ニパッ‼

 

あー!可愛いなこいつ!!

 

幽香「麟、最後に聞きたいことがあるわ?」

 

麟「はいはい、なんでしょう?」

 

幽香「ひまわりの花言葉は知っているかしら?それと…貴方から見てこの場所はどう?それと…私はそんなに怖いかしら…?」

 

おうおう、すんごい勢いで質問の波が押し寄せて来たぞ。

 

麟「えっと…ひとつ、俺から見てもこの場所はすごく綺麗で美しい場所だよ、心が落ち着く。ふたつ、確かに最初に対面した時は怖かった、でも実際に話してみると全く怖くなくて…むしろ優しい女性だと俺的には感じたよ」

 

幽香「ふむふむ…」

 

麟「みっつ、花言葉は〖情熱〗・〖愛慕/あこがれ〗…〖あなただけを見つめる〗・〖あなたを幸せにします〗・〖あなたは素晴らしい〗このくらいかな」

 

幽香「合格ね…」

 

何に対して合格をもらったんだ今。

 

麟「合格って?」

 

幽香「貴方とは…きっと上手くやっていけそうだわ…♪」

 

何のこっちゃ?よく分からないけど、そろそろ文の奴を追いますか!

 

麟「それじゃ!!」 ビュン‼

・全力で文の後を追う

 

大「またどこかで~!」

 

メディ「会おうね~!」

 

麟「おーう!!」

 

ギュゥゥゥゥゥゥゥゥンッ‼

 

 

 

 

幽香「ふふ…面白い人間ね彼は、メディが気にいるのも頷けるわ。…彼は私とも気が合うかしら…?」

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