華月麟の幻想記   作:華月麟

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森の中で見つけたもの

スタスタスタ…

 

麟「おーい、どこに居るんだ文~?」

 

紅魔館での騒動を解決した俺は、紅魔館で悲鳴を上げて行方不明になった鴉天狗を探して、森の中をさまよっていた。

 

麟「これだけ探しても見つからないんじゃ、ここにも居ないのか…」

 

 

 

グゥゥゥゥ~…

 

 

…お腹すいたなぁ。こんなことになるなら異変解決なんかするんじゃなかった、と後悔をし始めていた。

 

麟「まいったなぁ…」

 

 

 

ジュゥゥゥゥゥ・・・

 

 

ん?どこかで何かが焼けてる音が…?

 

 

麟(クンクン…)

 

 

それに、いい匂いがしてきたぞ?匂いのするところまで歩けば何かしらの食べ物にはありつけるかもしれないな。

 

タッタッタッ

 

 

 

 

 

~森の奥地~

 

 

パァァァァァ…

 

 

麟「お…何か明かりが見えて来た」 

 

タッタッタッ

 

 

奥に明かりが見えて来たので、走り続けているとある物を見つけた。

 

 

ジュゥゥゥゥゥ・・・

 

〖八ッ目鰻〗…と書かれている暖簾の移動式の屋台を見つけた。

 

麟「八ッ目鰻って何…?とりあえず、鰻なのは分かるんだけど」

 

席があるのだが…どうやら満席のようだ。ここは待つしかないな。

 

「ごちそうさん、美味かったよ」 

 

「お勘定はここに置いておきますね」 

 

「毎度あり~」

 

お、ちょうど2人くらいが食べ終えたようだ。ラッキー、ラッキー…と言いたいところなのだが…

 

麟(なーんか聞いたことある声が聞こえたな…)

 

 

パサァ…

 

 

妹「はー、食った食った…って麟!?な、なんでここに居るんだ!?」 アワアワ!

 

予想通りだ。出て来たのは俺を見るなり慌ててる妹紅と

 

慧「ん?どうした妹紅?…ああ、君が華月麟か?妹紅から色々と聞いているよ。私は上白沢慧音だ、よろしく」

 

魔理沙達からの話で聞いていた、ワーハクタクの上白沢慧音先生のセットが出て来た。

 

麟「華月麟です。よろしく、慧音先生」

 

慧「お、お前まで私をそう呼ぶのか?誰から聞いたんだ、私が先生をしているって」

 

麟「え?魔理沙から色々と…貴女の種族とかも聞きましたよ…?」

 

慧「あいつか…今度会ったらとっておきの頭突きをくれてやるか…」

 

わお、バイオレンスティーチャーやんけ。なかなかに怖いぞこの先生。

 

麟「…妹紅は何してんの?」

 

妹(プルプル…)

 

なんか隅っこでプルプルしながらしゃがんでんだけど。

 

慧「妹紅…?」

 

妹「だ、だって…麟の前ではいつもの自分を見せないよう努力してたのに…いつもの男勝りな私の姿を見せちまったんだもん…。ヤッチマッタァ…」

 

え、そんな事で後悔してんのかこいつ…乙女心は分かんねぇな。

 

慧「あ、もしかして…妹紅の好きな人間って麟の事だったのか!?だから最近、私の所に来ては「女らしくするにはどうしたらいい」だの「男ってどんなしぐさとか行動が好きなんだとか聞いて来たのか!」

 

妹「わー!!わー!?///それ以上言うな!!!///」 バンッ‼

・手で慧音の口を塞ぐ

 

慧「むぐぐ~!?むぐむぐぅ!」

[何するんだ妹紅~!]

 

お前…寺小屋の先生にそんな質問をしていたのか…w

 

麟「オッホン…!ちょっといいか妹紅」

 

妹「は、はい!?なんでしょう!?」 ピシッ‼

 

麟「別に…男勝りの妹紅も…俺は好きだよ」 ニコッ♪

 

妹「…っ!ほ、本当か?///」 モジモジ

 

麟「だって、お前が男勝りでも女性だって事実は変わらないからな」

 

妹「そ、そうか!ヨカッタァ…キライニナラナクテ…」

 

全部聞こえてんぞ妹紅。

 

麟「とりあえず俺は飯を食いたい!てことでグッバイさせて!腹が減ってピチュりそうだ!」

 

そうそう、俺は空腹が限界にまで達している!

 

慧「あ、ああすまなかったな。それじゃ、またどこかで会おう麟」

 

妹「こ、今度会ったら一緒に人里に出かけないか…?///」

 

麟「いいよ?その時は妹紅におすすめの食い物を教えてもらうからな♪」

 

てか、今日の昼くらいに会ったやんけ。俺の頬にkissしただろ。

 

妹「や、約束だぞ!?///」

 

麟「あいよ!それじゃ2人共気をつけてな!」

 

妹「おう!またな~!」 スタスタ

 

慧「またどこかで~」 スタスタ

 

 

よし…とりあえずは見送ったぞ…さぁ、未知の世界へ突撃ぃぃぃ!!

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