~博麗神社~
サッサッサッ…
霊「全く…桜は見る分にはいいけど…散った花びらを掃除するのが大変ねのよね…」
霊夢は神社に散った花びらたちの掃除をしてながら文句を垂らしていた。
魔「仕方ないだろ?美しい花を咲かせるだけ咲かせて、最後は儚く散ってく、それが花の生き方だからな」
魔理沙は霊夢が漏らした文句に対して持論を展開。
霊「そんな事を言うくらい随分と暇人なのね魔理沙。なんなら手伝ってくれてもいいのよ?」
魔「あいにく、私のほうきは掃除用じゃなくて移動用だからそんな事に使うつもりは無いぜ!」
霊「ならもう一本持ってきてあげるから手伝いなさい!」
魔「やだよ!?」
<ワーギャー!!
スタスタスタ…
麟「なんだなんだ…うるさいなぁ…」
麟が階段を上って、博麗神社に戻って来た。
霊・魔「「麟!!」」 バビュゥンッ!!
キキーッ!!
麟「うお!?」 ビクッ!!
霊「昨日はどこをほっつき歩いていたのよ!?」
魔「帰ってこないから心配してたんだぜ!?」
麟「わ、悪かったって…色々と面倒事に巻き込まれてたんだよ…。ふわぁぁぉ…ねみぃ…」
まだ身体の中に酒が残っているのか、まあまあな睡魔が襲ってきた。
霊「あら?なら部屋に戻ってまた私の膝の上で寝る?」
魔「おっと!霊夢は神社の掃除で忙しいから私の膝で寝るといいぜ?」
霊「なにを!?あんたはここ数週間、ずっとしていたじゃない!今度は私の番よ!」
魔「なにぃ!?ならまたじゃんけんで勝負だ!」
<ジャーンケーーポーン‼アーイコデ、ショッ‼
俺の膝枕権利で醜く争う2人…。毎回この争いを見るのかよ…
でも…
麟「…妖夢の言う通りだな。俺には、俺の還りを待ってくれてる人達がいる。それは事実だ…。博麗神社…ここが今の俺が還るべき場所なのかもしれない…な。くそっ、妖夢の奴に一本取られちまったよ。ははっ」
今度、妖夢の奴にお礼でもするか
タッタッタッ
「はあ…はあ…はあ…」
ん?数人くらいの足音が来るな。しかもかなり息を切らしながらだから…この博麗神社に用かな?
バッ‼
プリズムリバー三姉妹
『逃げろ~!!』 ピュ~ン‼
麟「うおぉ!?」 サッ‼
急に現れた三姉妹をギリギリで躱した。な、なんだよいきなり…。
霊「今のって、三姉妹よね?」
魔「随分慌ててたな?逃げろ~って」
麟「何から逃げて来たんだ?」
タッタッタッ…
あ、もう一人来たぞ?
萃「大変だぁ~!閻魔が来たぁ!!」
3人『閻魔ぁ?』
なんだ、萃香から逃げていたわけでもないのか?
魔「地獄の閻魔様が何しに来たんだ?」
萃「あいつ…非番の日のはこっちに降りて来て、皆を説教するのが趣味なんだよ!」 アワアワ
霊「説教されるような事…特にしていないけど私」
ダウトです!
麟「いや…」
魔「あるだろお前」
俺と魔理沙は霊夢にツッコミを入れた。
霊「え?何かあったかしら?」
麟・魔「「春雪異変の解決をサボった」」
霊「…あ」
はい、説教のお客様一名ご案内でーす。
麟「まあ…恐らくは俺に用があって来たんだろ?」
霊「…あんた何したのよ?」
魔「まさか閻魔様に宣戦布告?!」
麟「なわけあるか!閻魔の奴が俺に「聞きたい事がある」って言われた時に「俺は博麗神社に還る。続きは博麗神社でよろしく」的な風に答えちまったんだよ!」
霊「…あんたは本当にロクな事しないわねぇ!?」 ガシィ‼
霊夢が俺の胸元を掴んできたぁ!!
麟「ぎゃぁぁ!?助けてぇ!?」
魔「うおぉ!?麟を離せ霊夢~!」 グィ~ッ‼
萃「こんなことしてないでさっさと逃げようよぉ!」 グィ~ッ‼
2人が霊夢を引きはがそうとする。
ちょちょちょ!?あんまり強く引っ張んなぁ!?
霊「は・な・す・か・ぁ!!」 グググッ…
お前も耐えんな!?
麟(コチョコチョ)
とりあえず離してほしいから霊夢の脇をくすぐってみた。
霊「ちょっ…そこは!?(パッ)あ…」
よし!引き離せたぞ!
グラッ…
魔「え?」 萃「ん?」
麟「…あ」
3人『あぁぁぁあぁぁあぁ!?』 ピュ~ン‼
ガシャァァァンッ‼
麟「ごめぇん!?」
2人があまりにも強く引っ張っていたもんだから、霊夢と一緒にぶっ飛んでいった。
スタスタスタ…
映「なんだか騒がしいですねぇ…」
小「いいじゃないですか?にぎやかで」
映「ここは神社です!そういう事をする場ではありません!」
小「ア、ハイ」
どうやら、お待ちかねのお客が来たようだ。
麟「やあ、閻魔様?」
映「映姫でいいですよ。それと…待たせましたね華月麟。」
はてさて…何を聞かれるんだか…。
霊夢が麟に甘々な時は〖貴方〗そうじゃない時は〖あんた〗って呼ぶのが定着してきたかも?