華月麟の幻想記   作:華月麟

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第5章・博麗を狙う者達
いつも通りの日常


チュンチュン…

 

 

ムクリ…

 

麟「うーん…今日もいい天気だぁ~」 ノビ~

 

今日も今日とて、いつもと変わらない朝。いつも通りの時間に起きた俺は身体をグイッと伸ばして、身体をほぐしていた。

 

麟「さてさて、霊夢は…と」 チラッ

 

隣で寝ている霊夢の様子を確認。

 

霊「Zzz…」 グッスリ

 

麟「だよね…」

 

霊夢は昨日、閻魔によるありがたい説教を半日以上されたのもあってか、今日は珍しく俺より早く起きる事はなく、まだぐっすりと眠っていた。…相当こたえたのだろう、起きる気配を全く感じない。

 

とは言ったものの、霊夢の説教内容としては大体が「お前は博麗の巫女としての自覚が無さすぎる。他人に異変解決を任せて、自分はダラけるなど言語道断」と至極真っ当な説教を延々と聞かされていた。まさに自業自得。

 

麟「仕方ない…」

 

スタスタ…

 

外の空気を吸う為に外へと向かった。

 

 

 

ピカァ…

 

麟「うーん…いい天気だァ」

 

太陽が眩しくこの幻想郷を照らし、朝であることを伝えている。

 

 

 

サッサッサッ…

 

麟(しかしなぁ…昨日の説教内容の半分は俺のせいなのかもしれないけど…大体はサボった本人のせいだよなぁ…?霊夢がサボらなければよかっただけの話じゃないのか…?)

 

なんて事を心の中で思いながら、博麗神社の掃除をして霊夢が起きるのを待つ事にした。たまには気分転換も兼ねて掃除をするのも悪くは無い。

 

 

~約20分後~

 

スタスタ…

 

霊「あら…わざわざ掃除してくれたの?ありがとう麟…。あと、おはよう…」 シパシパ

 

ようやく霊夢が起きてきたが…どうやらまだ寝足りないのか、目をシパシパさせながらのご登場だ。…てか、寝間着姿で出てくんな。

 

麟「おはよう。もうすぐ掃除が終わるから、終わったら味噌汁でも作ろうか?」

 

霊「お願いするわ…ネムイ」 フニャフニャ

 

もう、全身の力が抜けて霊夢が雑魚になりかけている。

 

麟「これに懲りたら巫女の仕事を全うするんだな」

 

霊「そうしたいけど…紫からは『貴女は強すぎるから困るのよぉ~』とか言うのよ!?だからなるべく動かないようにしているのに…理不尽だわ…」

 

昨日、映姫は幻想郷のパワーバランスについて教えてくれたけど…やっぱり強すぎるというのも悩み物なのかもしれないな。

 

霊「あ…寝間着なの忘れてた。とりあえず着替えてくるわね」 スタスタ

 

麟「はいはい、ごゆっくりどうぞ」

 

霊夢は寝間着からいつもの服装に着換える為に戻った。あのだらけ具合…また映姫に怒られるだろうな。

 

 

ビュゥゥゥゥン…

<おーい!!

 

麟「おっ?なんか来たぞ?」

 

まあ、大体は誰が来たかすぐに察しがつくんだけどね?

 

 

 

ビュゥゥゥゥ…‼

 

 

魔「霧雨魔理沙様の登場だぜぇ!!」 ズサーッ‼

 

予想通りのお方がやって来た。よくも飽きずに毎回博麗神社に来るもんだ。

 

麟「おはよう魔理沙。霊夢はまだ寝起きで機嫌が悪いから静かにな?」

 

魔「まだ昨日の説教が残ってんのか…」

 

麟「そう言ってやんな、誰だって半日以上も説教されたらああなるだろ?てか魔理沙は随分と平気そうだな?」

 

魔「あいつの説教は半分以上、同じことの繰り返しを言ってるだけだから聞いてないぜ!」

 

Oh…説教のだめなとこ、その1・[同じことを繰り返し言う]が出て来た。どうしても説教っていうのは同じことを繰り返し言ってしまう傾向にあるから、いかにして言い方を変えて本人達に伝えるかが難しいのだ。

 

麟「映姫は俺よりも生きてると思うのに…そこら辺は未熟なんかい…」

 

魔「さて!今日は何しようぜ麟!?」 ウキウキ

 

…なんでこんなに目を輝かせてんだこの魔法使い。

 

麟「とりあえず…寝起きの紅白巫女さんに味噌汁作るから、後で考えようかな?あ、魔理沙も味噌汁飲むだろ?」

 

魔「飲む!!飲みます!!!」 クワッ‼

 

麟「お、おう…分かった…」

(たかが味噌汁でなんちゅう剣幕してんだ…)

 

 

 

 

 

 

~どこか~

 

?「はぁ…はぁ…こいつを地上に吹き出させて霊夢達に知らせよう…!」

 

 

麟達がいつも通りの日常を送り出してる裏では、ある大きな異変が起きようとしていた…。

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