霊「ズズズッ…はぁ…やっぱり貴方の味噌汁は心が落ち着く味ね」
麟「そいつはどうも?」
魔「ズズズッ…うまっ!?こんな美味い味噌汁を毎日飲んでんのかよ霊夢!」
霊「そうでもないわよ~?麟は週に2回しか料理してないし」
魔「週に2回…?1、2、3…それでも月に10日も食ってるじゃねぇか!?」
霊「何?羨ましいのかしら?」
魔「当たり前だろ!?こんなに美味い味噌汁を飲めるなんて最高じゃねぇか!」
麟「喧嘩しないで仲良く飲めよ。ここで喧嘩したら味噌汁は他の誰かにあげちまうからな?」
魔「いぃっ!?そ、それは勘弁を!ズズズッ」
霊「久しぶりに飲めたのに没収は困るわ…ズズズッ」
霊夢の寝起きが辛そうだったから味噌汁を作ったというのに、魔理沙も偶然にもタイミングよくやって来たもんだから仕方なく魔理沙にも飲ませているけど…2人は毎回、俺の事が絡むといつも喧嘩し出すから困ったもんだ。
麟「お前らはもう少し仲良く出来ないのかよ?」
魔「何言ってんだぜ?私と霊夢はいつも仲良しだぜ!」 キラッ☆
霊「そうだっけ?」
魔(ガーンッ!!)
やっぱり仲良しかもしれないわ…俺の事が絡まなければの話だけどね。
麟(しかし、今日も今日とて平和な一日を過ごせそうだな…ここ最近は特に何も起きずに平和だけど、こういう日常を常に過ごしたって罰は当たらないよね?)
「思ったんだけどさ、最近の霊夢は幻想郷の見回りとか行かなくなったけど…いいわけ?見回りとかしなくても」
霊「ん?別にここ最近は大きな異変とかトラブルが起きてないから、別に見回りとかはしなくてもいいかなって。メンドクサイシ…」
いや…なんかそれっぽい事を話してるけど、絶対に最後の一言が本音だろ…。
魔「まぁまぁ、霊夢の言う通りだぜ?ここ最近は特に何も起きてないんだから、そんなに気を張らなくてもいいじゃねぇかよ?」
麟「あのなぁ…確かに言ってることは分かるんだけどさ?いざ異変が起きたらお前らは迅速に対応出来るのかよ?」
霊・魔「「…」」
だんまりするんじゃねぇ…。
なんでこんな呑気なのに、いざとなったら頼りがいがあるのかがさっぱり理解出来ない。でも、確かにここ最近は何も起きなかったから、たまにはのんびりしてもいいのかな?俺も少しは気を楽にしてみようかな。
ドガァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
3人「「「!?!?」」」 ビクッ!?
突然、爆発音のような凄まじい轟音が鳴り響いた。轟音と同時に激しめの揺れも、おまけでついてくる始末だ。
タッタッタッ…
麟「い、今の轟音はなんだ!?」
あまりにも急な出来事だったので、急いで鳥居の下まで走ってその先の景色の様子を眺めた。
ブワァァァァァァァァァッ…‼
妖怪の山付近から、どうやら温泉が噴き出たようだった。
霊「あら…間欠泉かしらあれは」
※間欠泉とは一定の時間をおいて周期的に湯やガスを噴き上げる温泉
魔「ほほぅ…つまりは身体の疲れを癒す温泉が湧いてくれたのか?」
麟「そうなんかなぁ?」
そんな呑気な事を考えられる出来事か?あれは。