お燐「ひぐっ…それでお空がどんどんおかしくなっちゃって…」
麟「な、なるほどなぁ…」
落ち着いて来たお燐から話を聞いたところによると、数か月前に見知らぬ人物がこの地底に訪れて以来、いつも通りの日常を送っていたはずだったの地底は、その訪問者によって壊されてしまったそう。
お燐「そいつがお空に『お前は灼熱地獄の究極のエネルギー、地底と地上の希望をその身体に宿すことが出来る』とか変な事を言ってたんだ…あたいはやめるように言ったんだけど、お空はそいつの言う事を鵜吞みにして手を伸ばしちゃったのさ…。最初の内は普通にいつも通りの生活をしてたのに、だんだんとお空があたい達に絡まなくなってきたんだよ。それでついには『この力を試すために、まずはこの地底を灼熱地獄び変えて、そして地上も灼熱地獄に変えてやる!!』っていきなり言い出したから地下水が過熱状態となっちゃって間欠泉が吹き出ちゃったのさ…。あ、ちなみに怨霊達が噴出した理由は・あたいがこの異変にいち早く気付いてほしかったから放出させちゃいました…ゴメンナサイ」 シュン…
お前が怨霊達を解放したんか~い。まあ…そこら辺は後でにしましょう。
麟「と、とりあえず…その力を与えた奴の特徴は覚えてるか?」
お燐「えっと…でっかい注連縄を身体中にくっつけてた濃い青色の奴だったかな…」
デカい注連縄が特徴っと…覚えておこう。だいぶいかれた格好してんなそいつは。
麟「急いでお空を止めるぞ!地底の皆はどうしてる!?」
お燐「皆は急いで地上に避難させたよ!地上の人間達に見つからないような場所に今は避難中さ!」
なら…心配する事が少なくて助かるな。
麟「ありがとう、お燐」 ナデナデ
お燐「えへへへ…///」 尻尾フリフリ
さて…
麟「急いで灼熱地獄に連れてってくれ!!」
お燐「は、はいぃ!!」
この異変を急いで解決しないと幻想郷が灼熱地獄に変わってしまう!
~灼熱地獄跡付近~
ゴォォォォォォ…
スタスタスタ…
麟「す、すごい熱量だな…いつもこんなに暑いのか?」
お燐「いつもはもう少し涼しいよ。お空が暴走してからは地底もこのくらい暑くなっちゃって…」
ピピーッ!
突然、霊夢からもらった陰陽玉が鳴り出した。
麟「な、なんだ?」
・陰陽玉を取り出す
霊『あーあー…こちらは霊夢よ。麟、そっちの様子はどうかしら? どうぞ』
お燐「なんだいその玉っころは?それに玉から巫女さんの声が?」
麟(忘れてた…この玉は通信機器の役割だったな…)
「こちら麟、異変解決の依頼者・火焔猫燐と接触。 どうぞ」
霊『お燐?なんでお燐がいるのよ? どうぞ?』
麟「えっと…実に言いにくいのですが…間欠泉は関係ないとして、怨霊達を放出したのがお燐らしいです。どうぞ」
霊『はぁっ!?何、面倒な事をしてくれてんのよこのバカ猫!!』
お燐「本当にごめんなさぁぁぁい!!急いでいてほしかったから!!」
霊『わ、分かったわ…詳しくは後で聞くとして…こっちは今のところは落ち着いているわ。 どうぞ』
麟「こちらはこれから、ある鴉を仕留めに行きます。 どうぞ」
霊『分かったわ、十分に気を付けて頂戴』
麟「了解。そっちも気を引き締めておいたほうがいい、恐らくだが…まだまだ出て来る可能性があるからな。それでは通信をここで終了する。 オーバー」
ピピーッ…
お燐「便利な道具だね?」
麟「まさに…一家に2つは欲しくなるな…」
お燐「今度、あたい達にも分けてもらおうかな?」
麟「強くお勧めしとくわ」
ちょっとした雑談をして心を落ち着かせながら、2人で灼熱地獄跡へと進んだ。