~灼熱地獄跡~
ゴォォォォォォォォォ…
空「あっははぁ!!この力があれば全てを燃やし尽くせるぅ!!」
タッタッタッ…
麟「
空「あれぇ?お兄さんじゃん!お久しぶりだぁ!」
麟「あ、あれぇ…?あいつって鳥頭じゃないんだっけ?」
お燐「あ、あはは…あの時お兄さんと会ってから、一回もお兄さんの事を忘れた事は無いんだよね…」
麟「そ、そうか…」
(覚えてくれているのは嬉しいんだけど…あの右腕はなんだ!?)
空の腕には多角柱の筒のような物が装備されていた。
それだけじゃない…左足は電気(?)みたいな物が絡みついて、右足は鉄の塊のような物体がくっついていた。
麟「あ、あんな物…以前にはなかったよな?!」
お燐「あれも力の影響なんだよ!」
空「あれ…お燐はここで何してるの?」
お燐「お前のよく分からない計画を止めてもらう為にお兄さんを呼んだのさ!」
空「えぇ~?困るなぁ…せっかく楽しい事が出来るってのにさぁ…」
空は力の影響か、支離滅裂な発言をしている。それにしても…あの柱と電気、それに鉄塊はなんだ?何を表しているんだ?
麟(電気…鉄…柱…この3つが示す答え…。…まさか!?)
「まさか…核融合とでも言うのか!?」
お燐「か、核融合?」
麟「右足は【融合】つまりは核融合反応によって最終的に作られる『鉄』!左足は【分解】!つまり電子だ!核融合に必要な摂氏1億度以上の超高温状態のプラズマエネルギー!右腕は【制御】!つまりあの右腕はそのエネルギーを制御する装備!このエネルギーは極端な条件はいらないから、制御する力さえ持ち合わせて入れば誰でも出来る…でも空にはまだ制御するには未熟だった…と言ったところか!?」
お燐「つ、つまりは?」
麟「絶対に止めないといけないくらい、ヤバい力を今の空は持ってるってところだな!!」
お燐「いぃぃぃっ!?そうなのかい?!」
空「さっきから何、訳の分からない事言ってるのか知らないけど…」 スチャ…
麟「ん…?」
空は右腕をこちらに構えだした。
キィィィィィィィン…
空「私の邪魔をするなら…」
麟「ま、マジかよ!?」
お燐「え!?え!?」
空「2人共ここで死ねぇっ!!!」 ズァオッ!!
俺達めがけて強力なエネルギー波を放った。
ギュォォォォォォォッ!!
麟「燐!危ないっ!!!」 ガバッ!!
・お燐に飛び掛かる
お燐「お兄さん!?」
ドガァァァァァァァァァァンッ!!
一瞬で2人が居た場所が消し炭となった。
空「ふう…お掃除完了!」
パラパラ…
麟「あ、危なかった…あの右腕は制御したエネルギーを攻撃に転用する為の武器にもなるのかよ…くそっ!」
間一髪で空の放った攻撃から逃れる事に成功した。ほんの少しでも判断が遅れていたら跡形も無く消え去るところだった。
お燐「お、お兄さん…ありがとう…庇ってくれて…」
麟「大事な友達を死なせてたまるかってんだ。それよりお燐、ひとつだけ謝らせてくれ…」
お燐「な、なんだい?」
麟「今の空の力は強大過ぎる…こっちも本気でいかないと死ぬかもしれない…空の骨の一本や二本くらいは折れるかもしれない事だけは覚悟しておくれよ…?」
お燐「それでお空が元に戻るなら…受け入れるよ…」
麟「安心しろ!異変が解決したら、あいつの傷が治るまで面倒みてやるから!」 ニコッ
お燐を心配させまいと、俺は彼女に見せられるくらいの笑顔を見せてやった。
お燐「お兄さん…お空をお願い…!」 ギュッ…
麟「任せとけ…(ナデナデ)絶対に止めてみせる!」 ドウッ!!
・お燐を撫で、すぐに空の元へ
空「さてと、そろそろ始めようかな?」
「「待てっ!!!」」
空「…生きてたんだ?お兄さん…」
麟「空、お前を…仕留める!!はぁっ!」 ブワァァァッ…‼ ギャウゥゥゥッ!!
・蜃気楼の鳥形態に変身
空「勝てると思うの?この究極の核融合エネルギーに」
麟「戦い方は人間相手と変わらない!人間の力をなめるな!」 バォォォォォォォッ…
空「私は再び灼熱地獄を生み出したいの、地上も地底も溶かし尽くしてね!究極の核融合で身も心もフュージョンし尽くすがいい!」
麟「…だぁっ!!」 ギュォォォォォォォッ‼
・空に向かい、突撃
負けるわけにはいかない…皆を守り、空を救う為に…そして友達をこんな風にした奴をぶっ飛ばす為に!!
ギュォォォォォォォッ‼
麟「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ガォォォォォォォォォォォッ!!
空「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 グォォォォォォォォォッ!!
バチィィィッ!!!
地上と地底の運命をかけた戦いの火蓋が切って落とされた。