華月麟の幻想記   作:華月麟

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大当たり!!!

お空「本当にごめんなさい!」 ドゲザー

 

さ「いいのよお空。貴女がいつもの貴女に戻ってくれただけで私達はそれでいいのよ。ね?こいし」

 

こ「そうだよお空!私達はいつものお空が帰ってくるのを待ってたんだから!」

 

お空「さとり様…こいし様〜!」 ガバッ!

・飛び付く

 

さ・こ「「わぁ!?」」 ドサッ!

 

お空「うわぁぁぁん!!」 スリスリ

 

さ・こ「「ふふっ…あははははっ!」」

 

お燐「うんうん…やっぱりあたい達は、こうでないとね!」

 

地霊殿の面子は、元に戻ったお空との再会の喜びを噛み締めていた。

一方麟達はというと…

 

勇「…なぁ霊夢」

 

霊「何よ?」

 

勇「麟の奴は何してんだい?」

 

霊「あぁ…あれは…」

 

ザァァァァァァァァァッ…!!

 

麟「ふぅ…」 シュゥゥゥゥゥゥゥ…

 

彼は、何故か滝の真下に立ちながら激しい水流を浴びていた。

 

霊「麟が肝試しの時に身につけた新しい力が…ちょっとね」

 

勇「何か問題でも?」

 

魔「あいつ曰く、その力は激しく体力を消費する、かなりの高熱を帯びるから冷却しないと身体が逝かれるって言ってたぜ?」

 

勇「…あの叫びに似た力はやっぱり麟の奴かい」

 

霊「あら?ここら辺でも感じられたの?」

 

魔「なんつー力だ…あいつの蜃気楼ってやつは」

 

麟(…今回はかなりの無茶をしてしまった。次、あんな無茶をしたら確実に死ぬかもしれない。…でも、守りたい物がある限り、俺は戦わないとな…この身をかけても…!)

 

そう心に誓いながら、俺は自分自身の身体を冷却し続けた。

 

ザァァァァァァァァァッ…

 

勇「…///」 ジーッ

(かっこいい…な、惚れ惚れしてしまう…)

 

霊「…はぁ」

 

勇儀の麟へ対する思いはかなり強い…私や魔理沙達とも同じくらいには、もし彼が恋人を作るとするなら…誰を選ぶのだろう…?などと私はくだらない事を考えていた。恋愛って…難しいわね。

 

 

ドガァァァァァァァァァァァンッ!!!!!

 

 

皆『!?』

 

急に巨大な爆発音が鳴り響いた。

 

 

オォォォォォォォォッ… シュゥゥゥゥゥゥゥ…

 

オ、オノレ…忌々シイ人間ガァァァァッ!!

 

ドウッ!!ギャゥゥゥゥゥッ!!!!!

・魔理沙達の方へ特攻

 

魔「なっ!?まだ生き残ってやがったのか!?」

 

なんと、麟の攻撃からなんとか生き延びた怨霊がそこに現れた。だが、完全には回避しきれなかったのか、所々の身体の部位が欠損していた。すぐにでも消滅してしまいそうなくらいなダメージを負いながら、こちらへ向かってきた。

 

麟「はぁ…(ザバァッ!!)運良く生き残っていたか…たが…今度は逃がさない。確実に仕留める!」 スッ…

・指を構える…が

 

プルプルプル…

 

まだ完全には回復しきっていないのか…彼の腕は激しく震えていて、まともに照準すら合わせられない状態だった。

 

麟(こ、この手の震えは…まだ完全回復と身体の冷却が出来ていないせいか…!?これじゃあ、撃ったって外すだけだ!どうする!?)

「ま、マズイな…」

 

 

スッ…キィィィィィィィィィン…

 

麟「霊夢…?」

 

霊夢が俺の右隣に立ちながら同じように指を構えた。

 

霊「あれだけの無茶をして、この異変をほぼ解決してくれたんだもの…私もお返ししないとでしょう?」

 

スッ…キィィィィィィィィィン…

 

魔「そうだぜ!自分一人で美味しい所を持っていくなんて水臭い事するなよ!」

 

麟「魔理沙…」

 

魔理沙も霊夢と同じように俺の左隣に立ちながら指を構えた。

 

キィィィィィィィィィン…

・3人揃ってエネルギーチャージ開始

 

麟「なら…絶対にアイツを仕留めるぞ!」

 

魔「おう!任せとけ!」

 

霊「あんな奴、仕留めるのなんて楽勝よ!」

 

 

グォォォォォォォォォォォッ!!

 

ソノ肉体ヲ寄越セェエェェエェエェェエェェッ!!

・3人に飛びかかる

 

麟「やるぞ!!」

 

魔「おう!」

 

霊「ええ!」

 

 

 

 

キィィィィィィィィィン…カッ!!

・充填完了

 

 

 

 

麟「決め台詞は!?」

 

霊・魔「「…!」」

 

 

 

麟・霊・魔『大当たり(ジャックポット)!!!』

 

 

 

TRINITY IMPACT!

 

 

ウォッ…!! スガァァァァァァァァァァァァンッ!!

・とっておきを放つ

 

 

ギュォォオオォォォォォォォオォンッ!!!!!

 

ナ、ナニ!?

 

ボウッ! グゴゴゴゴゴゴッ…!!!!!

・3人の一撃に飲み込まれる

 

ウ、ウォォアァァアアァァァァ!!?

 

飲み込まれた怨霊はその圧倒的エネルギーには抗う事は出来ず、ゆっくりと地獄以上の痛みを味わいながら焼却された。

 

ドガァァァァァァァァァァァンッ!!!!! ビュゥゥゥゥゥゥゥゥッ…!!

 

麟「俺達人間の力を…ナメるなよ?」 ドヤァ…

 

霊「なんて品のない台詞かしら。ふふっ♪」

 

魔「私達らしい台詞だな!」

 

俺達3人は生き残りの怨霊に対してとっておきの1発を放ってやった。初めて、この3人で合体技を撃った気がするような?…とりあえずは異変解決だな!

 

 

 

 

 

 

地底の異変を解決してから数日…

 

霊「今日も平和ねぇ…」 サッサッサッ…

 

 

いつもと変わらない日常。

今日も霊夢はいつもの日課である博麗神社の掃除をしていた。

 

バンッ‼

 

早「博麗神社の巫女・博麗霊夢!」

 

霊「えっ!?」 ビク!?

 

早「観念して降伏するか、この神社を廃業するか…どちらかを選びなさい!!」 ドドンッ‼

 

霊「はぁ…?」

 

しかしその日常は…ある訪問者によって突然、壊されてしまった。

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