宣戦布告
早「潔く降伏か…それとも廃業か…どちらかを選びなさい!」
霊「えっと…いきなり何?それに、あんた誰よ?」
早「妖怪の山におわす
霊「は、はぁ…」
私の直感はこいつの事をこう認識していた〖絶対に新しい面倒事だ〗と…。
霊「そんな事よりも気になるのは、守矢神社の…巫女?」
(妖怪の山にそんな神社なんてあったかしら…?)
早「ろくな神も居なければ、参拝者も居ない!」
霊「ギクッ!?」
早「居るのは妖怪と…」
萃「(ゴクゴク…)ヒック…♪」
早「貴女が連れ込んだであろう男だけ!」
麟「…」 ハァァァァァァァァ…
・気にせずに瞑想中
霊「んな?!あいつらは違うわよ!片方はなんでか勝手にここで酒を飲んでるだけ!もう片方は自分の意志でここに居候しているだけよ!それに…ウチはそーゆーのじゃないし…」 チーン…
勝手に変な事言い出してありもしない事を語るなんて…風評被害もいいところよ…。
早「私達はこの幻想郷に真の信仰をもたらす為にやって来ました!」
「「刮目して見よ!奇跡を起こす神の力を!!」」
バッ‼ カッ‼
・いきなり魔法陣を開き、戦闘態勢
霊「は!?」
早「秘術〖一子相伝の弾幕〗!!」 キンッ‼
ズドドドドドドッ‼
霊「なっ…!?」 バッ‼
・急いで上空へ回避
ドガンッ‼ ドガンッ‼
早苗の弾幕が神社のあちらこちらを破壊し
ドガァァァァァンッ‼
霊「あぁ!?」
賽銭箱を破壊。
早「神奈子様の加護を得た私の力は、既に貴女以上!その上…あの妖怪の山の陣営を従えています!!ふふふふふ…ははははははは!!」
ズガァァァァァァァンッ…‼
早「[ビッ…‼]いたっ…!?」 フゥ…
意識外から放たれた突然の攻撃を頬に掠め、巫女はその驚きと痛みで攻撃を止めてしまった。
「おい…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
早「…!?」
(な、何…!?この強烈な殺気は…!?)
その攻撃を放った者の正体は…そう
麟「貴様…」
麟だったのだ。
霊「麟!初対面の人にいきなりその反撃は…」
早「麟…?あ、貴方が冥界の主の思い人…華月麟!?」
なんだかよく分からない事を言っているが…
麟「貴様…誰の許可を得てこの博麗神社を…俺の『還るべき場所』を攻撃しているんだ?それに…加護を得た自分は霊夢以上の強さ?ふっ…ふはははははは…!…笑わせるな!!所詮、今の貴様の力はその主のよって与えられた物…つまりは貴様自身の力ではない!他人に与えられた力で霊夢を超えたなど…愚の骨頂!自分の力で努力もせずに力を得た貴様なんかに、霊夢が負けるわけないだろ!!!」
霊「麟…」 キュン…
早「あ、貴方…そんなに命が惜しくないのですか!?」
麟「あ?惜しいわけないだろ?」
早「なっ!?と、とにかく…神奈子様の慈悲として、3日間の猶予を与えます!それまでにどうするべきか…よく、思案しておきなさい!!」 フゥゥ…
ギュアァーンッ…!!!
早苗は捨て台詞を吐くと、逃げるように博麗神社を後にした。
麟「…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
霊「妖怪の山にある…守矢神社…」
これまたかなりの厄介事が舞い降りて来たのかもしれないわね…。