華月麟の幻想記   作:華月麟

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妖怪の山へ突撃

ギュアアーーン…‼

 

麟はためらうことなく妖怪の山へと向かっていた。しかし…

 

 

ビュゥゥゥゥン…‼

 

ゴォォォォォォォォォ…‼

 

 

『い、今のはなんだ!?』 

 

『お、おい!あれは人間ではないか!?』 

 

『山に侵入者だ!今すぐ通達しろ!!』

 

 

ビィーッ‼

 

 

鴉天狗達によって構成されていた監視網に目撃されてしまい、一瞬で妖怪の山全体が警戒態勢になってしまったのである。

 

 

 

ビィーッ‼

 

 

霊(ブアッ…!)

 

 

遅れて霊夢も警戒態勢になってしまった妖怪の山・麓まで到着。

 

 

霊「う、うわぁ…麟が先に妖怪の山へ行ったのね…。おかげであちこち警戒態勢になっているっぽいけど…この混乱に乗じて私も行くしかないわね!」 ギュゥゥン…‼

 

 

霊夢も意を決して妖怪の山・山頂を目指す。しかしこちらも…

 

 

『お、おい!あれは博麗の巫女だ!』 『博麗だと!?すぐにそっちも対処に当たれ!』

 

霊「くっ…流石に見つかるわよね…!」 ビュゥゥゥゥン…‼

 

 

あっさりと天狗達に目撃されてしまった。

 

 

~文々。新聞事務所~

 

ビィー…‼

 

文「今の警報は…!?椛!報告を!」

 

 

「は!」

 

 

シュタッ‼

 

射命丸文の一言で現れた者の名前は〖犬走椛(いぬばしりもみじ)〗見た目は犬や狼の系譜の種族に見えるが、これでもれっきとした白狼天狗という種族の天狗である。しかし、天狗社会の中での立ち位置は最下位層に位置している。

 

文「それで、この警報は何事!?」

 

椛「お山に侵入者です!一方は正体不明!もう一方は博麗の巫女・博麗霊夢が。計、2人が攻め込んできました!」

 

文「博麗の巫女と正体不明人物…!?写真はある!?」

 

椛「こちらを!」

・偶然他の天狗が捉えた写真を渡し

 

文「…これは!麟さん!?あ、あの人も妖怪の山に攻め込んでるの!?これは厄介ね…」

 

椛「既にかなりの犠牲者が出ています!2人共、玄武の沢方面を上がっています!我々は九天の滝にて防衛ラインを張ります!では!」 バッ‼

・2人の対処へ

 

文「私もすぐに向かう!」

 

椛(シュタッ…シュタッ…)

・華麗に山の壁面を飛びながら降りていく

 

文「はぁ…お山を巻き込んでの全面戦争…最悪のシナリオじゃないですか!あぁ…もう!!!」 頭グシャグシャ‼

 

魔「(ヒョコッ)麟と霊夢が来てんのか?」

 

文「あやや!?隠れてなさいよ!」 グイッ‼

 

魔「うわっ!?」 ガシャーン‼

 

 

~玄武の沢付近~

 

 

ギュゥゥゥゥゥゥン…‼

 

 

『き、来たぞ!』 『ここであの人間を足止めしろ!』

 

 

麟「邪魔だ!どけぇ!!!!」 ギンッ‼

・エネルギー刃を両腕に纏い

 

 

ズババババババババババババババッ‼

 

 

『『ぐあぁぁぁぁっ!!!?』』

 

麟は怒涛の勢いで防衛ラインを突破。一方、霊夢も…

 

ドガァァァァァンッ…‼

 

椛「うわぁぁぁぁっ…!!」 ザブーンッ‼

・川に転落

 

霊「邪魔しないでっ!!」 ギュゥゥゥゥゥゥンッ!!!

 

防衛ラインを突破、その勢いで頂上を目指す。

 

 

~九天の滝~

 

ビュゥゥゥゥン…!!!

 

麟「…ん?」

 

文「麟さん!ここから先へは…」

 

麟「ファータモガーナ・フォーゲル!」 カッ‼ オォォォォォォォォォォォォッ…!!!

・一瞬で蜃気楼の鳥へ変身、加速

 

ガギュゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!

 

文「うわ!?」

 

ビュンッ!!!

 

ビュゥゥゥゥ…!!!

 

麟は一瞬で文の隣を通過、後に残ったのは彼が通過した時に発生した突風と彼の力が帯びている温もりだけ…。

 

文「な、なんてスピード…幻想郷最速の異名を持つこの射命丸文が彼を捉える事も出来ないなんて…!」

 

ギュアアーーン…!!!

 

続いて霊夢も九天の滝を上ってきていた。

 

霊「そこをどきなさい新聞屋!!」

 

文「げっ!霊夢さんまで!?ここは…風神・〖木の葉隠れ〗!」

 

ビュゥゥゥゥゥァァァァァァァ…!!!

・木の葉が霊夢の周りに巻き上がって行く手を阻む

 

霊「今はアンタの相手なんかしてられないっていうのに…!」

 

ビュゥゥゥゥゥァァァァァァァ…!!!

 

文「妖怪の山を代表して…この鴉天狗・射命丸文が相手をする!」

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