華月麟の幻想記   作:華月麟

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宴・その2 河童と厄神様

麟「ん…ふわぁぁぉ…」 ムクリ

 

神「あら、お目覚めかい?もう少し寝ていてもいいんだぞ?」

 

諏「なんなら私がまだ膝枕をしていないしね!」

 

麟「あー…もう十分寝たから大丈夫かな」

 

諏(ガーンッ!!!)

 

神「はっはっは!どうやら私の膝枕の寝心地が相当よかったようだぞ?諏訪子」

 

諏「祟ってやるぅ!」 ピェェェェェッ!

 

おうおう、祟り神がいやがるぞこの守矢神社

 

麟「勘弁してくれ…それと神奈子さん、膝枕ありがとうね?おかげで随分ぐっすり眠れたよ」

 

神「ふふ…守矢神社に入信してくれればいつでもしてやるぞ…♡」

 

麟「ふふ…入信は遠慮しようかな?」

 

俺は宗教系はそこまで信用する性格ではないしな

 

 

ガラッ!!!

 

?「いやぁ!遅れて申し訳なかった!」

 

魔「お!来たか!にとりに雛、それに秋姉妹も!」

 

?「厄神である私がここに来てもいいのかしら…」

 

穣子「誘われたからいいんじゃないの?」

 

静葉「そうだよ!折角誘われた宴会にそんな堅苦しい事は無しだよ!」

 

 

 

ここで2人ほど見慣れない人物が現れた

 

麟「魔理沙、あの左側2人は誰?」

 

魔「ああ、お前は初めましてか!えっとな…まずは」

 

青い髪に緑のキャスケットを被っている方が『河城(かわしろ)にとり』。人間が好きな幻想郷のエンジニアであり、よく変な物を発明しては人間や妖怪に売り飛ばしているらしい。しかし、ちゃんとした注文をすれば報酬次第ではあるが、かなり高性能な武器を制作してくれるらしい。彼女は外の世界の技術に興味があるらしく、よく香霖堂で外の世界の道具を買っては幻想郷にある物で外の政界の技術を模倣しようとしているらしい。しかし度々その発明品が周りに迷惑をかけるのでまあまあ厄介。しかし、幻想郷の技術発展の為の一角を担っているのもまた事実。

 

に「君が噂の麟だね!?私に頼んでくれればなんでも開発してあげるよ!」

 

麟「んじゃ、武器とかも頼めるわけか…それはいいなぁ」

 

魔「私もたまに八卦炉を強化してもらってたりするぜ?んでその隣がだな…」

 

エメラルドグリーンの髪に、頭にはフリル付きの暗い赤色のリボンを結んだヘッドドレスを着た方が『鍵山雛(かぎやまひな)』。厄神様と呼ばれているが普通の神ではなく妖怪の一種で、信仰を求めない。厄払いで払われた厄を集めては、周りにため込んでいく。その為、彼女の周りには素人目にみても判るぐらいの厄が取り憑いている。彼女の近くでは、どんな人間や妖怪でも不幸な目に遭うらしい。しかし、彼女自体は決して不幸にはならない。厄が再び人間の元に戻らないように見張っているらしい。近くに居るだけで人間も妖怪も不幸にするが、悪意はまるで無いので怒るに怒りずらいとか?

。彼女に対するタブーは「見かけても見てない振りをする事」「同じ道を歩かない事」「自分から話題に出さない事」等多数ある。それを破ると厄が降りかかる。その場合はえんがちょをするしかない。

 

雛「私自身…そんなつもりは無いんです…」

 

麟「なんだかかわいそうだな…」

 

魔「そこら辺はしかたないよな…」

 

毎回えんがちょするのもかわいそうだなぁ…と俺は思っていた。あ、でもそもそも論ではあるが黄泉竈食(よもつへぐい)が効かない俺にはあいつの厄も効かないのでは?

 

麟「まあ、気にせず宴会に参加してくれよ雛さん」

 

雛「…!はい!」

 

魔「紹介はここら辺で良いかな?さあ!呑むぞお前ら!!」

 

に・雛「「おー!!」」

 

麟「俺もなんか食おうか…「こっちにおいで、麟(グイッ)」うおっ!?」

 

勇「(ギュッ♡)久しぶりじゃないか麟♡」

 

麟「おひさ~勇儀?」

 

 

はい、厄介なお姉さんに捕まりました。オワタ☆

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