華月麟の幻想記   作:華月麟

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蒼き流星烏

ザクザク…

 

麟「う~…さみぃ。まさかここまでとは思ってもみなかった…」

 

あの異変の後に雪が降りだして、今では幻想郷全体が白銀の世界へと様変わりしていた

 

麟「えっと…とりあえず建物にも影響が出ない位置に移動しないとな…」

 

ザクザク…

 

力を開放しても影響が出ないであろう位置にまで、とりあえずは移動した

 

麟「ここら辺なら…いいかな?よし…!スゥゥ…」

 

 

早「はぁ…はぁ…!麟さ~ん!」 ドタドタドタ…‼

 

麟「(ガクッ!?)なんでこういう時に限って…」

 

早苗が慌てた様子で俺を追って、こんな寒い中出て来た。

 

早「はぁ…はぁ…はぁ…探しましたよぉ…」

 

麟「今からやりたいことがあったのに…邪魔すんなよ。それで?何用で来たんだ?」

 

早「す、すみません…さっきの事でお礼が言いたくて…」

 

麟「さっき?ああ、神様にブチきれた話?別にお礼なんかいらないよ、俺が勝手に叫んでただけだし」

 

早「い、いえ…それでも、言わせてください!ありがとうございます!私なんかの為に怒ってくれて…。私はあのお二人に助けてもらっている立場なので、あんまり言い返せないというか…その場の流れに身を任せてしまうタイプなんです。でも麟さんのおかげで分かったんです!守矢神社の為に生きつつも自分の生きたいように生きていいんだって!」

 

麟「まあ、気づくのが少しだけ遅い気もするけど、これからは早苗の生きたいように生きればいいと思うよ。もちろん巫女の仕事はしつつね」

 

早「はい!…ところで、こんな寒い外で何をしようとしてたんですか?」

 

麟「ん?ああ、ちょいと今の力を再確認したくてね」

 

早「あー…なるほど…お邪魔でしたか?」

 

麟「そうでもないよ、見学者がいるみたいなものだし。そこで見ててくれて構わないよ」

 

早「いいんですか?ぜひ見学させてください!」

 

麟「んじゃ少し離れといてくれ」

 

早「は、はい!」 ザクザク…

 

麟「よし…いくぞ!はぁぁぁっ…‼」 ゴゴゴゴ…

・力を開放

 

早「っ!?」 ビクッ‼

 

麟「だあっ!!」 ダァァァァンッ‼ バチバチ…

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

麟はまず、フルパワー形態に変身

 

 

早「す、すごい!あの戦いの時に近いパワーですね!」

 

麟「まだまだ!ここからが本番だ!はぁぁぁぁっ!!」 グゴゴゴゴゴゴ…‼

・さらに開放

 

 

~守矢神社内~

 

ガタガタガタ…

 

あまりの衝撃に建物が揺れていた

 

魔「な、なんだ!?」

 

霊「地震…ではないわよね?」

 

フ「この感じ…お兄様だ!」 ダッ‼

・麟の気を感じ取って外へ

 

美「フ、フラン様!?」

 

妹「あいつ…なんか面白い事してんな!」 ダッ‼

 

輝「妹紅!?」

 

 

 

 

麟「ファータモガーナ・フォーゲル!!」 ドガァァァァァンッ…‼

 

早「こ、この感じは!」

 

 

バォォォォォォォォォォォオッ‼

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

今度は蜃気楼の鳥へ変身

 

ダッダッダッ

 

フ「やっぱりお兄様だ!」

 

美「フラン様お待ちを~!」

 

妹「おうおう!あの時より凄いパワーだな!?」

 

輝「待ちなさいよ妹紅~!」

 

フランに釣られて数名ほど外に出て来た。

 

麟「おうおう、どうしたんだ皆」

 

妹「お前の様子を見に来た!」

 

麟「そうかそうか!ならもっと面白いのを!はぁぁぁぁぁぁっ!!」 キィィィィィィィン…‼

 

ついにあの形態に変身するために蒼く輝きだした

 

早「な、なんですかこの力は!?まるで神に近いような…!?」

 

 

 

「「ミラージュ・ワゾー!!!」」 ブワァァァァァァァァァッ…‼

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

ついに新形態、蜃気楼鳥へ変身

 

 

ビュゥゥゥゥ…

・心地よい風が吹く

 

妹「す、すごい!あの炎よりもさらに!」

 

輝「綺麗ね…!」

 

 

ザワザワ

 

さらに皆が釣られて出て来た

 

魔「おお!あれが噂の新しい力か!」

 

 

 

 

麟(この力…両翼があるということは…)

「やってみるか…!」 グッ…ゴゴゴゴゴゴゴゴ…‼

・さらに力を開放

 

早「わぁわぁ!?それ以上は危険ですって!」

 

フワァァァ…

 

麟は、そう早苗に言われるとすぐさま上空にゆっくりと上がった

 

 

麟「はぁぁぁぁっ…!!」 バォォォォォォォォォォォオッ‼

 

紫「何をするつもり…!?」

 

麟「…!」 キッ‼

 

ついにその時がやって来た

 

 

「「レディ!!」」

 

 

カァッ‼ ギュィィィィィィンッ…‼

 

皆『うわぁっ!!?』

・あまりの眩しさに目を覆った

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

あの時のように蒼い球体が現れたが…

 

神「な、なんだあの大きな球体は!?」

 

諏「あの時より数倍以上大きくない?!」

 

 

 

 

ザワザワ…

 

 

 

パキパキパキ…

 

 

レミィ「あ、あそこ!ヒビが入っているわ!」

 

パチェ「ということは…何かが出て来るわね…!」

 

 

 

パキィン‼  

 

バサァッ‼

 

中から大きな翼が飛び出してきた

 

 

文「な、なんですかあれ!?」

 

椛「大きい翼…」

 

 

 

パリィンッ‼ 

 

バッ‼

 

パラパラ…

 

また球体からナニかが飛び出すと、球体は静かに崩れ去っていった

 

 

雛「な、なんだったの…?」

 

に「な~んだ…何もないじゃん」

 

 

バサッ‼バサッ‼バサッ‼

 

 

どこからか翼の音が聞こえていた

 

妖「上…?(チラッ)へっ!?な、なんですかあれ!?」

 

皆『(チラッ)ファッ!?』

 

 

この満点の星空上空にいたもの…それは

 

 

 

 

Take off Complete!

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

クァァァァァァァァァッ!!!

 

 

蒼く燃え盛る美しい鳥であった

 

 

 

霊「まさか…貴方、麟なの!?」

 

 

LAYZNER!

 

 

麟『そうだ!これが俺の新しい姿…蒼き流星鳥〖レイズナー〗だ!!』

 

 

クァァァァァァァァァッ!!!

 

 

 

READY? FIGHT…!

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