華月麟の幻想記   作:華月麟

159 / 1036
モグモグタイムと宣戦布告

~???~

 

?「強い気を感じる…。八雲紫…いや、それ以上の力を感じる。この気を持つ者の正体…この目で直接見るべきであろう…」 シュタッ‼

 

ある者が彼らの気配に気づき、動き始めていた。

 

 

 

 

~天界~

 

麟「ここが…天界か…!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

雲を抜けた先には様々な島が浮遊しており、美しく生き生きと草木も生えていた。地上の大気と天界の大気には差があるのだろうか?天界の草木の方が圧倒的に元気よく植物達が成長しているように見受けられた。

 

紫「随分と美しい場所ね…」

 

早「皆さん大丈夫ですかぁ!?」 アワワワワ

 

レミィ「うー☆」 バタンキュー

 

フ「まだ目が痛い…」

 

魔「すぐに回復魔法と防護魔法をかけるからな!」 パァァッ…

・こっそり対日光魔法を習得

 

霊「なんだか…身体が軽いわね?」

 

妖「そうですね!刀を振るスピードが上がった気がします!」 ブンッ‼ブンッ‼

 

天界に着いてから皆、思い思いの行動等をしていた。特に妖夢は刀の振りが冥界の時よりも調子がいいと感激していた。

 

麟「恐らく、妖夢の変化の原因はここ、天界だ」

 

妖「え!?天界に原因が?!」

 

麟「ああ、地上に比べて身体にのしかかる空気の密度が天界の方が軽いんだと思う。だから、冥界や地上に居る時よりも速度とか諸々が速く感じるんだよ」

 

妖「なるほど…密度が薄い分だけ速く…ですか。ならいつも以上に力が発揮で出来そうですね」 ウキウキ

 

麟「だからと言って、殺しまくるのはやめてくれ。あくまで峰打ちを心がけてくれ」

 

妖「はい!」

 

妖夢はちゃんと約束を守ってくれるから安心出来るんだよ。問題は吸血鬼姉妹だ…。

 

 

レミィ「あら…殺してはだめなの?」

 

フ「キュッとしてドカンも!?」

 

そう言うと思った…

 

麟「俺達は退治しに来ただけだからな。殺しにではなく退治だ。懲らしめるだけでいいんだ」

 

レミィ「分かったわ。なら恐怖心は植え付けても?」

 

麟「それはいいぞ。そうすれば立ち向かってくる敵が少なくなるからな」

 

フ「なるべく控える!でも例えば地面をドカンは?」

 

麟「それもいいね!」

 

様々なやり方で心理的に揺さぶるのも立派な戦術だ。

 

妖「皆さん、お腹はすいていませんか?お弁当を持ってきましたのでお昼にしませんか?」

 

そう言って、妖夢は持参してきた大量のお弁当を取り出した。

 

紫「あら♪いただくわ」

 

魔「妖夢の飯だ!やったぜ!」

 

霊「確かにお腹すいたわ」

 

早「わぁ~♪妖夢さんの手料理は初めてです!」

 

レミィ「咲夜とどっちが美味かしら?」

 

フ「ワクワクする!」

 

麟「…(汗)」

 

皆、遠足気分かよ!?確かに腹ごしらえは大切だよ!?〖腹が減っては戦は出来ない〗って言うしね?!でも、さっき天人達にバレたからいつ戦闘が起こるか分からないのに呑気に飯が食えるのか!?すげぇな!!

 

皆『モグモグ』

 

妖「麟さんは食べないんですか…?」

 

麟「悪いけど、今は何も喉を通りそうにないんだ…」

 

魔「んな事言ってると後で後悔するぞ?」 モグモグ

 

紫「食べれる時に食べなさい?」

 

フ「一緒に食べよ~?」

 

レミィ「貴方も食べなさいよ!?凄く美味しいから!」 バクバク‼

 

早「レミリアさんの言う通りです!」 バクバク‼

 

霊「貴方が博麗神社の心配をしてくれているのは分かるわ。でも、腹ごしらえは大事よ!」 キラン

 

別にどや顔してもかっこよくないからそのセリフ。

 

麟「へいへい…それじゃあ俺ももらいますよ」

 

霊夢の言う通り、思い詰めていてもどうしようもないので腹ごしらえをすることにした。

 

~腹ごしらえ終了~

 

魔「美味かった…」

 

レミィ「お腹いっぱい…」

 

早「ゲフッ♪」

 

霊「満足♪」

 

紫「美味しかったわ♪」

 

フ「ごちそうさまでした!」

 

麟「美味かった」

 

妖「えへへ…///お粗末様です!」

 

さぁ…腹ごしらえは済んだ!今、やるべき事は…

 

麟「フラン、こっち来て」

 

フ「は~い♪」 テクテク

 

フランを呼んである事をしようと俺は思いついた。

 

フ「お兄様な~に?」

 

麟「あそこの山が見えるか?」

・指さす

 

フ「あの山がどうかしたの?」

 

麟「あそこには生き物の気配がしない。ということは…ドカンしてもいいわけだ!」

 

フ「ほんと!?」 キラキラ‼

 

麟「ああ!生き物がいないから思い切り吹っ飛ばせ!」

 

フ「はーい!!」 バッ‼

 

フランは嬉しそうに、山の方へ手のひらを向けた。

 

フ「キュッとして…ドカン!!!」 グッ‼

・手のひらを力強く握る

 

キィィィィィィィン…‼ カッ…‼ ドガァァァァァンッ!!!!!

 

フランのありとあらゆる物を破壊する能力によって、天界の山が1つ跡形も無く塵と化してしまった。

 

早・妖「「えぇぇぇぇぇっ!?」」

 

レミィ「流石は私の妹…」 ウンウン

 

魔「あちゃ~…やっちまったな♪」

 

霊「今度はこっちが喧嘩を吹っ掛ける番ね!」

 

紫「あの天人の鼻っ面をへし折ってやるわ…」

 

麟「これは、宣戦布告だ…!」

 

 

奴は俺達から1つだけ奪っていった、だから俺達も1つだけ奪わせてもらう…!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。