華月麟の幻想記   作:華月麟

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双方の誤解

ゴォォォォォォォォォ…

 

『う…バカな…!』 『我ら天人が、地上の妖怪達に負けるだと…!?』

 

レミィ「はぁ…退屈しのぎにもならないわね?」

 

フ「もう少し強いと思ってたのに」

 

俺達はあっという間に350人を全滅させた。3分もたたずに。

 

麟「おいお前ら、比那名居天子はどこだ…!」

 

『比那名居天子!?あんなはねっ帰り娘の事なんて、我々は知らないぞ!?』 『お待ちを!あれは…八雲紫様ではないか!?』 『本当だ!八雲紫様だ!あの方がここに来られているという事は、それほど大きな事件が地上であったという事か!?』

 

ん?なんで天界の奴らは紫さんを知っているんだ?

 

紫「…貴方達、私の質問に素直に答えなさい。今回、天界の者がこの幻想郷を存続させるために最も重要な博麗神社を破壊した。貴方達がその計画を立てたのかしら?」

 

『博麗神社を!?い、いえ…!そんな愚かな事は我々は考えていません!』 『博麗神社がこの幻想郷において、どれだけ重要な役割を持っているかは十分に理解しております!』 『そんな重要な神社を破壊するなど、愚かの一言に尽きます!』

 

麟「え…?なんかおかしいな…」

 

魔「こいつらは博麗神社がどれだけ大切か理解している…」

 

霊「え…まさかとは思うけど、比那名居天子1人が今回の犯人?」

 

『あの天人くずれが…!』 『親が名居一族に仕えていたという理由だけで天人になって、さらには幼い頃から裕福な家庭で育ったため自己中心的な性格な天界の厄介者なのです…』

 

紫「ふぅん…」

 

妖「…なんか、我々はとんでもない勘違いを…?」

 

早「でも…仕掛けて来たのはその不良さんなんですよね?天界の。勘違いするのも無理はないですよ…」

 

これは…俺達にも非があるな…。比那名居天子は天界の住人だったから、てっきり天界の奴等がそう仕向けたとばかり…。

 

麟「霊夢、魔理沙、早苗、皆を回復させてやってくれ…」

 

霊「ええ…そうしましょう…」

 

魔「さすがに私達の勘違いでこんなにしちまったからな、そのくらいはしないとか…(汗)」

 

早「すぐに治しますから!」

 

3人は急いで天人達の回復にあたった。

 

フ「え~…もうおしまい?」

 

レミィ「貴方と紫はこれからどうするつもりかしら?」

 

麟「どうするって、やる事はもう…」 チラッ

 

紫「決まっているわ?」 コクリ

 

俺は紫さんに目配せをした

 

妖「やる事?」

 

麟・紫「「比那名居天子を仕留める…!」」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

・あふれ出る怒り

 

早「(ゾクッ!!!!!)なんかとんでもない怒りのオーラを感じますよ!?」

 

『八雲紫様がお怒りだ!!』 『早く比那名居天子を探せ!このままでは天界を破壊されてしまうぞ!』 『あの人間も八雲紫様以上のパワーとオーラだ!あの2人が行動を開始したら、誰にも止められなくなるぞ!?』

 

魔「あはは…あいつら、本気でキレてやがる…(汗)」

 

霊「後の事はあいつらに任せましょ」

 

比那名居天子、あいつ1人の為に私達があんな苦労をしたのがバカみたいね…。

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