~人里~
麟「よいしょっと…あとはもう大丈夫かなぁ?」
勇「一体何人分作る気だい?」
麟「修復作業してる皆分あるからなぁ…」
もうすぐお昼ご飯の時間になるので、作業をしている皆の為にお昼の炊き出しをしようと考えた自分。しかし、あまりにも人数が多いので自然と必要な食材の量も増えてしまうということで…。
勇「しっかし…こんなにたくさんあっても麟だけじゃ無理じゃないかい?」
麟「そうなんだよ…」
人数は多い、作る量も途方にくれるレベル、流石に猫の手も借りたいくらいに大変な量なのだ。しかし勇儀は絶対に当てにならないし、霊夢も手伝ってくれるとは思えない。天子と衣玖さんはそもそも料理を知らなそうだし…
麟「まいったなぁ…。…ん?」
とある人物が俺の視界内に入った
チルノ「大ちゃん!お腹すいたからなんか食べに行こうよ!」
大妖精「そうだねチルノちゃん!」
チルノと大妖精だった。…これはラッキーなのでは?
麟「おーい!チルノー!大妖精ー!」 タッタッ
勇「ちょっと!?麟、待ってくれよ〜」 タッタッ
<おーい!
チルノ「ん?あ、麟〜!」
麟「よぉチルノに大妖精!」
大「こんにちは麟さん!…えっとそちらの方は?」
勇「おっと…この前の宴会で挨拶してなかったね。あたしは星熊勇儀、地底に住む鬼さ」
チ「あたいは幻想郷さいきょーのチルノ!」
大「だ、大妖精です!よろしくお願いします!」
相変わらずイケイケ野郎のチルノに礼儀正しい大妖精。なにも変わんないねぇ?
麟「しかし…チルノ〜ちょうどお前の手が借りたかったとこなんだよぉ!」
チ「このさいきょーのあたいに助けを求めるなんて分かってるね!」
大「何かトラブルでも?」
麟「えっとね…」
~説明中~
大「なるほど…作業をしている皆さんにお昼ご飯を振る舞いたいけど人手が足りないから助けて欲しい…という事ですね?」
麟「そうそう!大妖精は俺と料理の手伝い。チルノにはきゅうりを冷やすという重大な任務を与えよう!」
チ「冷やすだけなんて簡単じゃない!まっかせておきなさい!」 ドヤァ!
頼もしい…頼もしいよチルノ!
勇「しかし…3人で手は足りるのかい?あたしは現場の奴らを監督しなきゃいけないし…。…料理はした事ないし(ボソッ)」
おい、最後ら辺なんつった?予想はしてたけども!
麟「…あと1人は欲しいね。あ、助っ人もう1人みっけ」
大「はや!?」
その視線の先には
妖「幽々子様、そろそろ行きますよ?まだ買い物も終わっていませんし」
幽「えー…もう少しこのみたらしを味あわせてくれても罰は当たらないわよ?」 モグモグ
妖「そう言ってあと何本食べるつもりですか?」
あれは…魂魄妖夢!?やったぜ!1番戦力になる助っ人だ!
麟「おーい!妖夢ー!!」 ブンブン
妖「ん?あ、麟さん!」 ブンブン
幽「えっ!?麟〜!♡」 バビューン!!
妖「幽々子様!?」
麟「…ん?」
ドドドドドドド!!
チ「な、なんかこっちに走ってくるよ!?」
幽「麟〜!♡」 ドドドドドドドドド!!
麟「げぇっ!?」
まるでイノシシの突進の如く、幽々子さんがこちらへ走ってきた。
幽「麟〜!♡会いたかったわぁ〜!♡」 ピョーン!!
まさかの飛びつき!?
麟「う、うわぁぁぁぁぁぁっ!?」
ガシィッ!!
麟「…ん?」 チラッ
勇「まったく…危ない奴だねぇ?」 グググッ…
幽「あら…邪魔しないでもらえるかしら?」 グググッ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
麟「…あ、マズい」
勇儀が幽々子さんを止めてくれたのは嬉しいが、なんだかこのまま放置すると争いが起きそうだ!?
妖「麟さん、なんでしょうか!?」 スルー
麟「妖夢くん!?」
あの危険な爆発寸前の火薬庫を無視ですか!?
妖「あれは放置しておいていいですよ。それで、私を呼んだという事は何かあったのですか?」
こ、こいつ…幽々子さんの扱いを慣れてやがる!?
麟「えっとね…」
~また説明中~
妖「なるほど…作業をしている職人の方達にお昼ご飯の炊き出しを…。でも量が多いから人手が欲しい…ですか。分かりました!私も協力させてください!」
麟「マジで!?やったぁ!」
妖夢と大妖精が手伝ってくれれば百人力だ!あ、もちろんチルノもね?
麟「よーし…早速、博麗神社に戻って調理開始だ!」
3人『おー!!』
一方、勇儀と幽々子さんはというと?
勇「ぐぬぬぬぬ…!」
幽「むむむむむ…!」
バチバチバチ!!!
…貴女方はいつまでそうやっているんですかい?