華月麟の幻想記   作:華月麟

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水着調達

麟「すう…すう…。んん…そろそろ起きよう…」 ムクリ

 

昨日は皆の昼飯を作ってかなり疲れていたのだろう。おかげでかなり長いこと寝ていたようだ…。それでも、やっと博麗神社が復活したのだから文句は無しだね。皆に感謝!

 

天「んん…やぁ…」 ギュウ…

 

麟「んあ?…え?」

 

天「すう…すう…」

 

…なんで天子が俺の布団で寝てるんだ?あいつの布団は昨日ちょんと用意したよね!?

 

麟(キョロキョロ)

「…!やっぱりちゃんとある…」

 

ええ…。じゃあなんでこいつは俺の布団で…ていうか霊夢が居ないんだけど?

 

麟「あ、なんか置き手紙が机の上に…(ペラッ)なになに…?」

 

~手紙の内容~

 

麟へ

2人共、起こしたのに起きなかったので私は先に天界へ行っています。多分だけど魔理沙やレミリア達も既に天界へ向かっているわ。…え?どうやって天界へ行くのかって?紫がスキマを開いて天界へ行けるようにしているらしいからそれで皆向かっているわ。まあ、あんた達が起きてる頃には閉めてると思うけど、この前に行き方が出来るんだから行けるでしょう?てことで、もしスキマが無かったら頑張ってね。

 

追記

なんか天界ビーチ?って場所があるらしいから水着を持参してきてって紫から言われたわ。もし持ってなかったら香霖堂で入手出来るから香霖堂へ行くといいわ。

 

それじゃあ…天界で待ってるわ。  

 

霊夢より

 

 

麟「…つまり俺達は置いて行かれたのね。ひでぇ話だよ」

 

昨日、あんなに頑張ったんだからゆっくりさせてくれても良くない!?なんでそんなにドタバタさせんのよ!?しかし、こんなのんびりしている場合ではない早く準備しないと。

 

麟「天子、起きなさい?」 ユサユサ

 

天「あと5分…」

 

俺はこいつのお母さんか!

 

麟「ほら、今日は宴会の日だから起きて?」

 

天「宴会…。…宴会!?」 ガバッ!!

 

麟「うお!?」

 

〖宴会〗、そのワードを聞いた瞬間にこいつ…飛び起きたぞ!?

 

天「しまったぁ…宴会の準備を手伝えってガルム様に言われていたのにぃ!」 アワワワ!!

 

ええ…そんな重要な仕事の手伝いを任されてたの?…でも

 

麟「大丈夫だよ」

 

天「大丈夫じゃないわ!ガルム様にまた怒られるぅ~!」 ピエェェェェッ!!

 

麟「だから大丈夫だって」

 

天「なんで!?だって寝坊してんだよ!?」

 

麟「俺が弁明してやるよ。『天子は博麗神社の再建の為に一緒になって手伝ってくれていた。慣れない作業で疲労が蓄積していてなかなか起きる事が出来なかった』これで十分だろ」

 

天「な、なんでそこまでしてくれるの…?」

 

麟「ちゃんと反省してるからかな?じゃねぇんだよ、早く行くぞ」

 

天「行くって?」

 

麟「水着を買いに行くんだよ。霊夢が水着を買っておけって伝言を残してたから」

 

天「水着?なんだそりゃ」

 

え?天人って水着をご存じなくて!?霊夢ですら知ってるのに。

 

麟「話は後!ほら行くぞ?」 ガシッ

・無意識に手を握って香霖堂へ

 

天「(ドキッ)ちょ、ちょっとぉ!?///」

 

 

~香霖堂~

 

麟「てことでお願いします!」

 

香「麟君と天人様とは、これはまた意外な組み合わせだね…。ああ、水着を買いに来たんだろう?魔理沙や霊夢、色んな人達が来ていたからなんとなくは予想していたよ。好きに見て行ってくれ。…ただ、もうかなり売れてしまっているからねぇ女性物は。もしかしたら気に入る水着が無いかもしれないね」

 

麟「そこはなんとか天子に妥協させますよ。いいだろ?天子」

 

天「ぅ、ぅん…///」 モジモジ

 

声、ちっさ!?どうしたんだ!?」

 

香「…麟君、手を離してやりなさい」

 

麟「…あ!?すまん!」 パッ!

 

天「ふぅ…///」

 

とりあえず、急いで水着を探そう。

 

~数分後~

 

麟「俺はこれにしよ」

 

俺が選んだ水着はラッシュ・ガードと普通の海パンである。

 

香「おや、上半身も選ぶとは意外だね?」

 

麟「あんまり素肌を晒したくないので」

 

…あまり素肌を晒していると獣共が近寄って来るからな。

 

天「なぁ麟、私はこれにしようと思うんだがどうかな?」

 

麟「ん?どれ?」

 

天「これ」

 

そう言って天子が見せてきた水着は…まさかのレースアップ(水着)系であった。

 

麟「い、いやぁ…それはやめた方がいいぞ」

 

天「なんでだ?」

 

麟「多分だけど、それって背中で縛るんじゃなくて胸元辺りだろ。水着を着た事が無いなら他のがいいと思うんだ」

 

天「んじゃこれ」 ヒョイッ

 

次に見せて来たのはフリンジ・ビキニ系であった

 

麟「それならいいと思うよ」

 

天「そうか!それじゃこれくださ~い!」

 

麟「お前、お金持ってんの?」

 

天「…あ」

 

こいつ…無一文かい!

 

麟「いいよ払うから。…後で返してね?」

 

天「…誠にありがとうございます」

 

香「毎度あり♪楽しんでくるといいよ」

 

麟「こーりんさんは行かないんですか?」

 

香「生憎、僕は静かに本を読むのが性に合っているからね。遠慮させてもらったよ」

 

麟「そうですか…。それじゃあ、また今度用事があったら来ますね!」

 

香「君ならいつでも大歓迎だよ♪」

 

天「お邪魔しました~」

 

よし、目的の物は手に入れたな?後は…

 

 

 

 

麟「…守矢神社だ!」

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