ガ「宴の準備には少し時間がかかるから、先に温泉に入ってくるといい。特に麟君はここに来るまでかなり疲れただろう?」
麟「ま、まあ…それなりには…」
ありがたい…まあまあドタバタしてから天界に来たから、なかなかに疲労が溜まっていたところだったんだよな。でも、1つだけ聞きたいことがある。
麟「ガルム先生!温泉は混浴ですか?それとも別々ですか?」
ガ「君は何を言っているんだ、もちろん別々に決まっているだろう?
麟「ウッシャッ!!」 グッ‼
やったぜ!これで安心だ!!
皆『クソッ!!』
うっわぁ…どいつもこいつも考えてる事は同じじゃねえか!
ガ「…?」
ガルムさん、理解しなくていいですよ。貴方が理解してしまったら皆に幻滅してしまうだろうから。
~天界の露天風呂~
ジャーッ…チャプン…
温泉のマナーとしてはまず身体にかけ湯をしてから湯船に浸かる事!ああ~…暖かい、疲れが取れていくぅ~。そういえば温泉に入る前にガルムさんが「うちの温泉は露天風呂だから景色もぜひ楽しんでくれ」って言ってたよな?
麟「どれどれ…(クルッ)わぁぁぁ…!うっひょぉ~!いい景色だぁ!」 キラキラ
俺は思わず目を輝かせながらその景色を見ていた。その美しさに俺の目線はくぎ付けになっていた。当然だろう、露天風呂の先か天界を一望出来るのだから。それにしても凄い…この幻想郷にはまだまだ俺の見た事が無い景色が広がっているんだ!
と心の中で思っていた。あの頃は思いもしなかっただろうな、俺がこの世界で起きる異変を解決して、尚且つこんな美しい景色を堪能出来たり、沢山の友達や知り合いが出来たり、美味い物を食べて飲んで作って振舞って、自由に自分のやりたいように生きている。
麟「…あの時の選択と出会いは、間違ってはいなかったと思いたい…な」
あの時、あの選択をしたから今がある…それは誰にも覆すことの出来ない事実だ!
~女湯~
神「おお…これが天界の温泉か!」
諏「妖怪の山に出来た温泉も良いけど、こっちもこっちで最高だねぇ?」
女性陣の方からも楽しそうな声が聞こえて来た、皆もこの景色を堪能しているのかな?
鈴「ひ、ひぃぃ…いい景色ではあるけど、凄く高い…」
てゐ「おらぁ!」 ドンッ!!
鈴「いやぁぁぁあぁぁ!!何すんのよてゐ!!」 ガォォォォッ!!
…高い所定番のいたずらしてる奴もいるのか。
小「いやぁ…今度からサボりスポットはここにしようかな…」
映「…そもそもどうやってここまで来る気ですか?」
小「あ…そうか」
妹「麟が単独でここまで来れるんだ…私も出来ると思わないか?慧音」
慧「お前は何を言っているんだ?そんな事して誰が得をするんだ?」
妹「麟と2人きりでここに来れる」
輝「その前に私が阻止するから」
妹「ああ?!やる気か!?」
輝「上等よ!」
永「天界にまで来て喧嘩しないで!」
美「綺麗ですねここの景色。ねぇ咲夜さん」
咲「…麟と入りたかった」
レミィ「仕方ないでしょう?ここは男女別々なんだから」
メディ「兄ちゃと入りたかった!」
幽香「分かるわ、その気持ち」
お空「お兄さんの所行こうよぉ…」
お燐「ダメだよ、お兄さんを困らせちゃ…」
などと皆、様々な意見や感想などを口々に発言しているが…
勇「はっ…!一緒に入る事は出来なかったが…男湯を覗く事は出来るのではないか!?」
萃「ぶーっ!!!」
パル「あんたは何を言っているの!?///」
魔「それ…賛成だ!」
ヤ「はい!?」
キ「正気なの!?」
どっかの元四天王が良からぬ事を考えていた…それを彼はまだ知らない。