華月麟の幻想記   作:華月麟

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宴会

紫「それでは…かんぱ~い!!」

 

皆『かんぱ~い!!!』 カンッ‼

 

紫さんの掛け声で異変解決の宴会が開始された。

 

麟「凄いな…やはり旅館と言うだけあって…」

 

普通に地上や地底の旅館と同じように様々な種類の料理が皆それぞれに出されていた。こういうのをコース料理って言うのかな?あまり詳しい事は知らないけど。

 

ちなみに、風呂上がり直後に13人ほど大量出血で死にかけたのでだいぶ大騒ぎしてました。おかげで衣玖さんとガルムさんに「「風呂場でなにがあった!?」」って質問攻めをされたけど…言えるわけがないので「ただのぼせすぎただけ」と上手い具合にごまかしておいた。

 

妖「(パクッ)美味しい…天界でこんなに美味しい料理が食べれるなんて…!」 パァァァッ!

 

小「美味いんだけど…忘れてたわ…。あいつらは天人だったんだよな…」 ムスッ

 

麟「(スタスタ)そんなに暗い顔してどうしたんだ小町?」 ストンッ

 

にとりに少しお願いしたい事があったのでにとりを探し歩いていたら、小町が少ししかめっ面をしていたのが目に入ったので隣に座って話を聞く事にした。予定変更!

 

小「おや麟?食事はいいのかい?」 モグモグ

 

麟「生憎様…あの様子だからね」 クイクイ

・自分の席に指さす

 

小「ん?(チラッ)…ああ」

 

 

バチバチバチッ‼

 

皆『ぐぬぬぬぬぬぬっ…!!』

 

紅魔館組の数名、地霊殿面子全員、勇儀、幽々子さん、霊夢に魔理沙、メディに蓬莱人2人、紫さん、守矢神社の神様2人…何が言いたいかと言うと、俺の両端を誰が座るかで争っているのだ。

 

麟「あんなんじゃ落ち着いて食えたもんじゃない」

 

小「はははっ!言えてるかも!」

 

麟「それで…天人に対していい顔してないけど…なんか理由が?」

 

小「実は天人ってね?皆、数百歳以上生きてるのさ。もちろんあの比那名居天子もね」

 

麟「え!?そうなの!?それまたなんで?」

 

小「本来死神は死期がもうすぐ来る者の所へ赴いて迎えに行くんだけど、天人共は皆して死にたくないからって私達死神を追っ払っているのさ。全員ね、たから死神は天人共をひどく嫌っているのさ」

 

麟「なるほどね…」

 

長生きするのは悪い事ではないけど、死にたくないからって死神から逃げ続けているってわけか…。あ、だから受付の天人も小町と映姫には苦い顔をしていたのか。納得…。

 

麟「終焉とは全ての生命が持つ宿命…。それに逆らう者達は醜い…って言いたいけど、蓬莱人もいるからその言葉は通用しないか」

 

小「そうだね、不老不死もいるからなかなかその言葉は通用しないかもね。…特にこの幻想郷では」

 

なんでそうまでして生きたいのかは知らないけど、俺には関係のない事だからどうでもいいや。

 

麟「まあいいじゃん、今日は宴会なんだから気にしないで楽しもうよ?」

 

小「おうよ!そのつもりだい!」

 

 

小町は相変わらずのマイペースだな…それもいい事だけどね。

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