姿をもう一度見せたリンの様子と目つきはさっきまでとは全然違うものだった…
その目つきは、まるでお姉様達が私を見るような目で…
フ「何よ…何よその目…!?リンもそんな目で私を見るの!?わぁぁぁぁぁっ!!」 グオッ!!
麟「ふんっ!」 グアッ!!
ガギィンッ!!
ジジジジジ…!!
フ「ううぅぅぅぅ…っ!」 ギリギリ…!!
麟「何を焦っている…?その焦りは…自分の生命を破滅へと導くだけだ!はぁっ!」 ドグァッ!!
フ「かはっ…!?き、禁忌〖フォーオブアカインド〗…!」
バッ!
バッ!
バッ!
麟「4人に増えたか…」
フ「(キッ…!!)そしてオマケよ!禁忌〖スターボウブレイク〗!リンもいなくなっちゃえぇぇっ!!」 ズドァォッ!!!
麟「その程度で、俺が消せると思うな!(バッ!)くらえ…昇星〖スターダストライジング〗!だあっ!!」
グアッ‼
ズドドドドドッ‼
ズドァオッ‼
ドガァァァァァァァンッ!!
・お互いの弾幕がぶつかり、大爆発を起こす
麟(ドン‼)
・その爆発の煙を利用し、突っ込む
ブアッ…
煙が晴れるとリンの姿がどこにも無かった…
フ「…リ、リンが消えた!?ど、どこ…!?」 キョロキョロ
バッ!
「「お前の上だ!」 」
フ「っ!?(バッ!)あっ…!?」
麟「(キィィィィィィィィンッ…!!)これで終わりだ…!星屑〖スターダストフォール〗!!」 ズアッ!!
グオァッ‼
キィィィィィィィィン…‼
フ「嘘…っ!?わ、私が…人間なんかに負ける…!?」
カッ…!!
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ‼
バァン‼
・扉が開かれる
レ「何の音!?」
私が扉を開けて中に入るとそこにはボロボロの状態で倒れている我が妹フランとそのフランを見下している麟の姿があった…
麟「…」 オォォォォォォォォォォォッ…
フ「うっ…」
レ「フラン!!」 ダッ‼
私は急いでフランの元へ向かった。
フ「うう…わ、私がお姉様以外に負けるなんて信じられない…」
麟「かもな、信じられないよな?人間が吸血鬼に勝っちまうなんて…」
レ「(バッ!)フラン!大丈夫!?麟…貴方…!」 キッ…!!
私は麟を睨みつけて襲い掛かろうとしたが…
フ「待ってお姉様!!リンは悪くないの…!全部私が悪いの…リンはただ、私と遊んでくれただけなの…」
レ「フラン…?」
私はその言葉に少し…いえかなり驚いてしまった。相手は能力も持たない、ただ多少の弾幕ができる人間なのよ!?一体どんな手を使ったの?!
…私はフランの発言と今の光景が全く理解出来なかった。霊夢や魔理沙と同等の力を持つ者がまだいるなんて考えられなかった。
麟「楽しかったか?」
フ「うん…けど、あーあ…満足はしたけどまた私は1人になるのね…」
レ「フラン…?」
麟「…1人になったら、お前はまた首を吊るのか?」
レ「は…?」
フ「…何でよ?」
麟「She went and hanged herself and then there were none(一人が首を吊って、そして誰もいなくなった).」
レ「…へ?」
フ「どこでそれを聞いたの…?」
麟「香霖堂って場所に置いてあった、有名な童謡だよ」
フ「私の中ではリンが最後になる予定だったのに…」
麟「あてが外れてフランが消えちまったな」
フ「She died by the bulletand then there were none(一人が弾幕を避けきれず、誰もいなくなった)」
麟「生憎、弾避けは前の2人で少しは慣れたからね」
フ「いいわよ別に…どうせ首を吊ったって吸血鬼は死ねないわ」
麟「だろうな…けどよ、首吊りは醜いから本当の歌通りにしときな」
フ「え…?ほ、本当の歌ってなによ…?」
麟「She got marriedand then there were none(彼女は結婚し、そして誰もいなくなった).」
フ「結婚…?でも、私は誰としたらいいのよ…」
麟「うーん…そうだな、相手が見つかんなかったら俺がお前をもらおうか?」
フ「ふぇ?!///」 ドキンッ!
レ・魔・霊
『…はぁっ!?』
咲・美
「「え!?」」
パ「あ、あの人間…言葉の意味が分かってるのかしら…」 ヤレヤレ…
小「とってもロマンチックじゃないですか~!」 ウットリ♪
俺はフランを慰めたい一心で発言してしまったが…これがかなり問題発言だったらしく…
魔「麟、正気か!?お前が吸血鬼と結婚!?」
麟「…になるのかな?」
霊「あんた、自分で何を言っているのか分かってるの?!」
麟「一応は…」
レ「妹はあんたに渡さないわよ!?」
周りは無視してフランに話を続けた
麟「あいつらは置いといてと…フラン、これから俺は会える時は"必ず"会いに来てあげる。まずはお前の心の氷を溶かさないといけないからね」
フ「心の…?」
麟「そうだ。今までフランは1人でずっといたんだろ?だから弾幕勝負してる時も感情と力の制御が上手くできていなかった。 まずは俺や紅魔館の皆、それに霊夢や魔理沙とコミュニケーションをとって、フランが力の制御ができるように頑張ろうよ?」
フ「…!うん!♪」
麟「ハハッ!いい返事だ。…それとレミリア、フランがこうなったのは姉であるお前のせいでもあるんだぞ。フランはお前が思っている以上に大きくなっているんだ。だからこれからは紅魔館の皆と一緒にフランと仲良くしてフランの氷をゆっくり溶かしていけよ…一緒にな」
レ「そうね…私は少しフランを見なさ過ぎたのかもしれないわね。ごめんなさいフラン…これからは皆と一緒に楽しい毎日を過ごして、広いこの幻想郷をもっと知っていきましょう?」
フ「お姉様…!…うん!!」 ギュッ!
レ「よしよし」 ナデナデ
咲「グスッ…お二人ともあんなに仲良くなって…」
美「彼のおかげですかね?」
パ「私、あいつにかかと落としされたんだけど?」
小「ま、まあ結果オーライじゃないですか」
魔「よく分からんがよかったな」
霊「なんかサラッと私達も付き合う羽目になったけれど…まいっか」
麟「じゃあそろそろ帰ろうかな?」
フ「あっ…ね、ねえリン…ううん〖お兄様〗…」
ん?今なんて?〖お兄様〗?お兄様かぁ…ん?お兄様?!」
皆『お兄様!?』
フ「だ、だって私の事こんなに慰めてくれたんだもん!///私にとってはお兄様みたいなものなのバカ――――!///」
麟「分かった…分かったから続きを話してフラン?」
フ「ま、また会いに来てくれる?」
麟「なんだそんな事か…当たり前だろ?また、あ、い、に、来て…」 フラフラ
フ「お兄様…?」
麟「会いに来てや、る、よ…」 ドサッ
フ「お兄様!?」
皆「麟!?」
麟「…」
フ「しっかりして!お兄様ーーっ!!」
あまりの疲労と極度の緊張感からの解放、そして体中のダメージが限界を超えて俺はついに倒れて気を失い、皆の声がだんだん遠くなっていった…