チュンチュン…
パァァァ…
麟「うぅん…」
ズシィ…
重い…誰かがお腹の上で寝ているな…?メディか?フラン?こいし?それともさとりか?
麟「誰でもいいけど…朝だから起きろ…。あ?」
天「すぅ…すぅ…」
麟「…は?」
なんで…なんで天子が俺と義妹達の部屋で寝てるんだ?え…いつからここで寝てるんだ?もう訳分からなすぎて頭が混乱してきた…。
麟「天子…起きろ?もう朝だよ」
天「やだぁ…まだ寝るもん…」 スヤァ
麟「起きろよ…」
なんか置き手紙的な物があるはずだ…どこかに無いかな?
キョロキョロ
麟「あ…これかな?」
枕上にそれっぽい紙を見つけた。
ペラッ
なになに…?
~お兄ちゃんへ~
お姉ちゃん達と何回も起こしたんだけど起きなかったので置いてきまーす♪天子さんにお兄ちゃんを起こしてもらうように頼んでおくから絶対に起きてね?あ、皆は天界ビーチって場所に水着に着替えてから集合してるから、起きたらすぐに着替えてビーチに集合するように!
~追記~
お兄ちゃんとビーチで遊ぶのを楽しみにしてるね♪
こいしより
…まーた俺達は置いてかれたのね。天界に向かう時に霊夢が書いた置き手紙に若干酷似しているのは気の所為だろうか?まぁ…今回も俺達のせいだのもね…あはは。
あははちゃうわ!?早く起きないとまたあいつらを待たせるのでは!?
麟「天子!起きろ!また俺達だけ遅刻してるぞ!」 ユサユサ
天「はっ…!?(ガバッ!)しまった!?」
麟「お前は俺を起こす為にこの部屋に来たんじゃないのか!?」
天「いやぁ…気持ち良さそうに寝てたもんだから、私も一緒に寝たくなっちゃって…あはは」
麟「あははちゃうわ!早く行かないとまた怒られるから!?てか今すぐ着替えるから部屋を出てってくれ!」
天「いや、私もここで着替えようと思って水着持ってきたんだけど…」
こいつは何を考えている!?男と女が同じ部屋で着替えるのなんて普通に考えてもおかしい話だろ?!
麟「いやお前と一緒の部屋で着替えられるか!出てけ!」
天「めんどいからやだ!ここで着替える!てか、なんでそんな事を気にするんだよ?」
麟「お前は女性だろ!?恥じらいとかないのかよ!」
天「無い!」 キッパリ
こいつは傍若無人な性格なのをすっかり忘れていた…。ここは諦めるしかないな…。
麟「分かった…んじゃせめて距離をとってお互いに着替えよう。な?」
天「分かった分かった」
俺達は一応、男子女子、異なる性別だからそこも一応考慮してお互いに離れて着替える事にした。天子は人間で言えばまだ高校生?くらいの精神年齢みたいなものだからそこら辺はしっかり気をつけなければ。
ヌギヌギ パサッ…
麟「ったく…何が気持ち良さそうに寝てたからだよ。こいしに起こすように頼まれたんならちゃんと起こしてくれよ」
天「悪かったって。私も寝るつもりはなかったんだけど、神社にいた時お前と寝るのが案外気持ち良くてな♪つい今回もやっちゃった☆」
やっちゃったじゃねぇよ…まったく…。
麟「ふぅ…水着なんて久しぶり過ぎるな…」
天「(チラッ)!!///」 ドキーンッ!!
天子の視線先には凛々しい麟の後ろ姿が
天(あいつの背中…凄くなんだろう…?かっこいいって言うのかな?なんかこう…胸が苦しいような…なんだろうこの感じ…) ドキドキ
麟「…よし終わった」
香霖堂で買った水着を着終えた俺はいつでも行ける状態になった。
天「んん…?こうかな…あ、あれ?麟〜私の水着縛ってくれぇ」
麟「あ?お前は水着着た事無いから難しいのか。キツめに縛るけど、苦しかったら言えよ?」 スタスタ
天「お願いしま〜す」 ドキドキ
麟「ここをこうして…こう!(キュッ!)どうだ?ちょうどいいか?」
天「んー…(ピョンピョン)おう!かなり良さげだ!」
麟「そっか、それは良かった。あ、これ着とけ」 ポイッ
天「(パサッ)ん?これはお前の上着では?」
麟「お前用に一応買っておいた。ビーチは水の反射で身体中が焼けやすいからな。それ着とくだけでもかなり違うよ」
天「よっ…似合ってるか?」
麟「一応、天子用に買ったからな…うん、似合ってるよ天子」
天「(ドキッ!)あ、ありがとう…///」 モジモジ
麟「ん?」
なんか顔が赤いしモジモジしてるしどうしたんだ?まぁいいや、さっさと行かないと。まーた寝坊してしまったからな…。
麟「行くぞ?」 スッ…
・手を差し伸べ
天「う、うん…///」 ギュッ…
・優しく握る
スタスタ
楽しみだなぁ…ビーチなんて俺がかなり小さい頃にしか行った事無いからな。ワクワクしてきた!