華月麟の幻想記   作:華月麟

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海だぁぁっ!

ザワザワ…

 

霊「麟はまだ来ないのかしら…」

 

衣「総領娘様もまだ来ていないんですが…」

 

皆はどうやら既にビーチに集合しているようで、残りは麟と天子の2人だけのようだ。

 

魔「へへっ♪まあ、ゆっくり待ってやろうぜ?」

 

レミィ「そうよ。早く来て欲しいのは皆同じなのだから」

 

皆(そして私の水着姿を麟に見せて釘付けに…あわよくば惚れさせたい!!)

 

…皆、考える事は同じだ。

 

<遅くなってごめーん!

 

咲「あら、どうやら来たわよ?」

 

勇「おーい!り…ん…!?」

 

パル「勇儀?どうした…の。…パルパルパル!」

 

さ・こ「「あーっ!?」」

 

幽々「…あら」 ジトー

 

皆(ジーッ…)

 

麟「ごめん皆、待ったかな?…ってどうしたの?」

 

天「…///」

・麟に手を握られている

 

なんだか皆の目線が冷たくて鋭いんですけど…?待たせ過ぎちゃったのかな…?

 

紫「…麟?貴方はどうしてその天人と一緒に来たのかしら?そして…どうしてその子の手を握っているのかしら…?」

 

麟「んえ?…あ、すまん天子!」 パッ

 

天「い、いや…大丈夫だ…よ///」 テレテレ

 

メディ「むむむむ…!」 ウルウル

 

なんかメディは泣きそうだよ…。

 

麟「ていうか…わぁ!ここが天界のビーチかぁ!!」

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

目の前に広がる広い砂浜、そして広い海。海のない幻想郷で、まさかこんな美しい砂浜のビーチに来れると全く思ってもいなかった。

 

ガ「ふふ…悪くないだろう?外の世界のビーチはもっと広いらしいが…出来る限りそれを再現してみたのだよ」

 

麟「さっすがぁ…海まで創ったんですねぇ」

 

俺が天界のビーチに釘付けになっていると…

 

霊「ちょっと麟!こっち向きなさい!」

 

麟「ん?」 クルッ

 

魔「どうだ?私達の水着姿は!」

 

早「わ、私もどうでしょうか…?」

 

レミィ「カリスマたる私の水着姿が1番よね?」 ドヤァ!

 

フ「私が1番でしょ!」

 

さ「私ですよね!」

 

こ「私だよね!♪」

 

メディ「私よ!」

 

皆『いいや私だ!』

 

麟「あー…?なんだなんだ…?」

 

なんだか皆、物凄く怖い剣幕で俺に水着の感想を聞いてくるんだけど…何事?別に皆、凄く似合ってると思うけどな…?

 

天「ふっふっふ…甘いなお前達!」 バンッ!

 

紫「あら…何故そう思うのかしら?」

 

皆『お邪魔虫はすっこんでて!』 シャーッ!

 

天子が皆の間に割り込む、なんだか凄く嫌な予感がするんだが…俺の気の所為かな?

 

天「何故なら…この水着と上着は麟が私の為に選んでくれた水着だからさ!」

 

麟「…あ」

 

皆『…はぁぁぁぁぁっ!?』

 

こ、こいつ…!香霖堂での事をこの場面で…皆がいる前で堂々とバラしやがった!!!?

 

パチェ「ちょっと麟!今のは本当になのかしら!?」

 

麟「だって俺達は寝坊してたから急ごうと思って…ていうか水着を選ばせたのは天子本人だからな?」

 

神「おい天子とやら…少し私達と…」 ニコニコ

 

諏「お話しましょうよ〜♪」 ニコニコ

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

天「やなこった!」 バビューンッ!!

 

皆『待てゴラァ!!!』 ビューンッ!!

 

ビュゥゥゥゥゥン…

 

皆の殺気を感知して逃げた天子、そしてそれを追う皆。俺を入れて何人かは呆然とその光景を見ていた。

 

麟「なんなんだよ…」

 

こ「えっと…」

 

美「とりあえず…遊びます?」

 

衣「あの方達は放置しておきましょう…」

 

ア「この海を見て、何か人形劇のインスピレーションを思いつけば…」

 

キ・ヤ「「海だぁぁ!」」 ピューンッ!!

 

パル「ちょっと2人共?!…ふふ、妬ましいわね♪」

 

お空「遊ぶぞー!」

 

お燐「水…大丈夫かな…?」

 

藍「日焼けしないように日焼け止めを塗るわよ?橙」

 

橙「はい藍しゃま!」

 

遊びたいのは山々だけど…俺はそんな事よりも

 

麟「砂浜…足元が悪いから修行には持ってこいかな…?」

 

妖「(ピクッ)麟さん!是非、私に修行をつけてください!」

 

早「わ、私にも!!」

 

麟「えぇ!?」

 

 

1人でのんびり修行をしようかと思っていたのに…突然早苗と妖夢が「私に稽古を!!」とか言い出してきたから予定が狂ってしまった…。

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