ザッザッ…
麟「ふぅ…やっぱりビーチってかなり暑いよな…。汗もすごいかくから水分補給しないとな」
幽香「(ヌッ…)なら、私が作ったアイスティーで一休みする?」
麟(ビクッ⁉)
「「う、うわあぁぁぁぁああぁぁっ!!?」」
~数分後~
麟「はぁ…はぁ…」 ズーン…
幽香「ご、ごめんなさい。そんなに驚くとは思っていなかったわ…」
麟「幽香さん…なんでかは知らないけど、殺気を感じましたよ…」
ただでさえ威圧感がハンパじゃないのにそれがゆっくりと後ろからやって来るもんだからたまったもんじゃない…。
幽香「殺気って…私的にはそんなつもりは無いのよ?」
麟「分かってますよ…。あ、それでなんでしたっけ?幽香さん特製のアイスティー?」
幽香「ええ♪喉が渇いたでしょう?一緒にお茶会でもと思って」
天界でお茶会…なんだか海に遊びに来た貴族達の暇つぶしみたい。
麟「お言葉に甘えても?」
幽香「ええ♪こっちよ、着いて来て」 ザッザッ…
麟「は~い」 ザッザッ…
咲「…」 ジーッ
レミィ「咲夜?どうかしたの?」
咲「…少し離れても?」
レミィ「ん…?(チラッ)…!ああ…構わないわ?」
咲「ありがとうございます…」 ザッザッ…
~お茶会場所~
アリス「あら麟も来たのね?」
麟「アリス?お前も幽香さんに誘われたの?」
ア「ええ、幽香が『アイスティーはいかが?』って急に…」
麟「ふ~ん…」
まさかとは思うけど…俺と2人きりが恥ずかしいから他も呼んだとかじゃないよね…?
メディ「あ、兄ちゃ!それにアリスも!」
麟「ようメディ」
ア「あら、メディスンもお茶会に?」
メディ「うん!幽香が『麟をお茶会に誘うからメディも来なさい』って!」
いや…2人きりが恥ずかしいんじゃなくて、メディの為にって感じかな?
幽香「はいはい、お喋りはそこまでよ(コトッ)アイスアップルティーを作ってみたわ?どこかの誰かさんが有難い情報を提供してくれたおかげでね?」 ジーッ…
麟「…ん?」
なんか、幽香さんが俺の事を見てきているような…気の所為か!
トクトクトク…
幽香「さぁ…ご賞味あれ?」
3人『いただきまーす』
ゴクッ…
メディ「美味し〜♪」
ア「暑い時にもってこいの冷たさ…飲み過ぎ注意だけど」
麟「甘いアップルティ-…その中でほのかに香る茶葉…これはアッサムって種類かなぁ…?」
幽香「あら?正解よ」
ア「えっ!?茶葉の種類まで分かるの!?」
メディ「兄ちゃすごーい!」
麟「紅魔館に行くたび、咲夜が必ず紅茶を淹れてくれるんだ。毎回訪れるたびに淹れてくれるから、だんだんと舌が茶葉の種類を覚えてきたのかな?」
幽香「アップルの香りを楽しむには香りがあまりしないアッサム系の茶葉をオススメするわ?」
ア「勉強になるわ…」 メモメモ
「その紅茶…私にもいただけるかしら?」
幽香「あら…」
ア「咲夜じゃない」
メディ「ん?紅魔館のメイドさん?」
麟「はぁ…美味いなこのアイスティー」
・気にせず紅茶を堪能
咲「風見幽香…だったわよね?私は紅魔館のメイド長十六夜咲夜よ」
幽香「そのメイド長さんが凡人の紅茶をご所望?」
咲「…私は熱い紅茶は得意だけれど、冷たい紅茶は淹れた事が無いのよ」
麟「紅茶は温かくして飲むもの…そう決めつけていたから?」
咲「ウグッ…そうよ悪い?」 ストンッ
咲夜はそう言うと俺の隣に座ってきた。
ア「あぁ…」
(幽香に麟が取られるのを見ていられなくなってお茶会に横入りって訳ね…瀟洒なメイドがそんなことしていいのかしら…?)
幽香「(スッ…)どうぞ?」
咲「いただきます…(カチャ…ゴクッ)美味しい…!」
おっと…?メイド長顔負けの味かな?
咲(ゴクゴク…‼)
そんながぶ飲みするほど!?
幽香「ふふ…気に入ったのかしら?」
咲「ど、どうやったら冷たい紅茶でもここまで綺麗な香りが出せるの!?」
幽香「お知りになりたいなら、今度私の家に来るといいわ?そしたら教えてあげるわ」
咲「是非、伺わせてもらうわ。この技術を習得出来たらお嬢様達にもっと沢山のバリエーションがお出し出来るわ!…それと麟が好みそうな紅茶も…///(ゴニョゴニョ)」 モジモジ
最後ら辺、ゴニョゴニョ言っててよく聞き取れなかった…。でも幽香と咲夜に意外な接点が出来てよかったかも!
麟「ありがとう幽香さん。すごく美味しかったよ」 スタッ
幽香「あら…もう行ってしまうの?もう少しのんびりしていけばいいのに…」
メディ「そうだよぉ…」
ア「たまには羽根を伸ばすのも重要よ?」
麟「いや…(グゥ~)お腹が空いたから、あそこにあるみすちーの屋台で飯を食おうかなって…」
咲「そういえばもうお昼ね?」
幽香「本当ね…すっかり忘れていたわ」
時間を忘れられるほどに楽しいビーチ。こんな時間がもっと続けばいいのになぁ…。
グゥ~…
麟「限界!みすちーのとこに行ってくる!幽香さんごちそうさまでした!今度ひまわり畑に行ったときは暖かい紅茶を期待してもいいですか!?」
幽香「貴方なら…いつでも大歓迎よ」
咲「ちょっと麟…紅魔館にも来なさいよ?私だって、貴方好みの紅茶を出してあげたいもの…」
麟「そん時は期待してるよ!んじゃ!」 バビュゥン‼
・速攻向かう
ア・メディ「「はや!?」」
咲「そんなにお腹が空いていたの…?」
幽香「可愛いわね…♪」
こんなつたない小説を読み続けている皆様、本当にありがとうございます!