華月麟の幻想記   作:華月麟

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魚釣りその2

わ「初めまして♪私はわかさぎ姫です。皆からは姫って呼ばれてます、どうぞよろしく〜♪」 手フリフリ

 

麟「ど、どうも…」

 

天「私が初めて釣った魚が人魚…?」 ポカーン

 

初めて釣り上げたのが魚ではなく"人"魚、という事実に呆然とする天子

 

橙「綺麗な人魚さんです〜♪」 キラキラ

 

わかさぎ姫の美貌に釘付けの橙

<チェェェェェェェェンッ!!

 

藍「また人の釣り餌に食いついて…お前という奴は…」

 

藍さんはわかさぎ姫に思い当たる節があるらしく呆れている。…ん?また食いついて?毎回釣りをしてる人の釣り餌に食いついてんの?

 

麟「え、ちなみに釣り餌に食いつくのは何回目?」

 

わ「…さぁ?」

 

えぇ…?覚えていないくらい毎度の事なのかよ!?

 

麟「はぁ…とりあえず天子、もう1回チャレンジだ!」

 

天「は、は〜い…」

 

もうやる気が失せてる!!?

 

わ「頑張れ〜♪」

 

貴女のせいですよ?!

 

~数分後~

 

グイィッ!!

 

天「き、来たァ!!!?」

 

麟「ほら思い切り引っ張れ!」

 

橙「天人様頑張れです〜!」

 

藍「お前なら出来るぞ!」

 

わ「私を釣り上げた時みたいに思い切り!」

 

天「う、うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 グイィッ!!

 

バシャンッ!!!

 

ピチピチピチ!

 

麟「おーっ!!やったぞ天子!」

 

天「ふぁ〜…?」 グッタリ

 

今までで1番大きいサイズのニジマスを天子が釣り上げた!こいつはすげえ!!

 

橙「凄く大きな魚ですね!」

 

藍「ふふっ♪ようやく釣れた魚はかなりの大物とは…さすがは天人様だな?」

 

天「(ピクッ)あったりまえでしょ!この私を誰だと思っているのだ!?」 オーッホッホッホ!!

 

わぁ、褒めた途端に天狗になりやがった!

 

~数時間後~

 

麟「さて…そろそろ帰りますかね?夕方くらいの時間になってきたし」

 

わ「あら、もうそんな時間だったのね?」

 

この人魚はこの数時間後ずっと一緒に居たな…。

 

麟「ニジマス…1匹持ってく?」

 

わ「そのお気持ちだけで嬉しいわ♪(ザブンッ!)それでは皆様、また会いましょう!」 スイー

 

天「…釣られるだけ釣られて帰って行った」

 

何がしたかったんだろうか?

 

 

 

スタスタスタ

 

麟「それじゃあ俺達はこっち行くから、藍さん達とはさようならだね?」

 

橙「もうお別れですかぁ?」 シュン…

 

麟「また一緒に魚釣りしたり、遊んだりしようぜ?」 ニッ!

 

橙「…!(パァァァッ!)はいっ!!あ、麟さん少しいいですか?」

 

麟「ん?」

 

橙「(ウズウズ…ピョンッ!!)えいっ!」

 

チュッ♡

 

天・藍「「あーっ!!!?」」

 

麟「あらまぁ…こりゃ大変だ♪」

 

橙からささやかなプレゼント、頬にKissをいただいてしまった。

 

橙「紫様が言ってました!「好きな人には頬にKiss」って!」

 

…あのムッツリ賢者は純粋無垢な子猫になんて事を教えてやがる。

 

藍「後で紫様には色々聞いておかなければ…。…そ、それと麟!」 クワッ!

 

麟「は、はい!?」

 

急に大きな声で呼ばれるから驚いてしまった。

 

藍「その…昼の礼だ…///」

 

チュッ♡

 

麟「え?」

 

橙「藍しゃま!?」

 

天「あーっ!?お前まで!?」

 

藍「ふ、ふん!///」 プィッ!

 

1国をひっくり返したという九尾様が、ただの人間である俺にKissだと?!悪い冗談だぜ…。

 

藍「お前には色々迷惑かけたし…色々楽しかったし…その…///」

 

麟「ん?なんすか」

 

藍「う、うるさい!///とにかく今日はありがとう!///以上だ!///」 スタスタ

 

藍さんはそっぽ向いて足早に去っていった。

 

橙「藍しゃま待ってください〜!?あ、麟さん!今日はありがとうございました!(ペコリ)待って〜!!」 ピューンッ!!

 

橙は礼儀正しくお辞儀をしてから藍さんを追いかけていった。

 

天「な、何だったんだろう…。それで麟、これから私達はどこへ?」

 

麟「ん?あ、あぁ…これから魔理沙の家に行くよ」

 

天「あの魔法使いか?」

 

麟「一応時間も時間だから泊めてもらおうかなってね」

 

スタスタ

 

ということで魔理沙の家に泊めてもらう為、魔法の森の奥深くまで俺と天子は歩みを進め出した。

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