あれから数日。多少の痛みは残っているものの、紅魔館の端という端まで歩けるほどに俺は回復していた為、そろそろ帰ってもいいかとレミリアに話しかけた所
レ「ダメよ。まだ完全に治ってないんだから、ちゃ~んと身体を休めないと」
と言われてしまった為、仕方なく紅魔館で過ごしていた。
麟「あまり籠っていると身体が訛るから、多少の運動だけはしないとな…」
~紅魔館門前~
麟「イッチニ∼イッチニ∼」
・ストレッチ中
美「…なんで私の前でやるんですか?」
麟「真面目に起きて、門番という仕事に専念してるかなって」
美「失礼な!?ちゃんと仕事に専念してますよ!」
麟「…その頭のナイフは何ですか?」
美「ただのファッションで…「美鈴?」…はい、すみません寝てました」
麟「ほら見たことか…でも分からなくはないよ?平和で何も起きないと、眠たくなるのは俺も同じだよ」
美「麟さんもそう思うでしょう!?」
麟「…でもお前、この前の居眠りで俺の侵入を許しちゃってるんだから、ダメに決まってんだろ?」
美「(グサァッ!)ウッ‼?」
美鈴の心に、ド正論ナイフが突き刺さった。
麟「まあ…今後、なるべく居眠りは我慢した方が…」
「「あややややややや~!」」
麟「…ん?」
キィィィィィィィィンッ…!!!
ズサーッ‼
?「貴方が噂の、最近幻想入りした人間ですね?!」
急に凄まじい勢いで1人空からやってきた。
その見た目は黒いミニスカに半袖の白いシャツ、底の長い下駄を履いていた。背中には黒い羽根が。そして頭には赤い山伏風の帽子をかぶっている。
このぱっと見の容姿だと天狗のようにも見えるが…
麟「…もしかして天狗だったりするのかな?」
文「あやや!よく分かりましたね!?そうです、私は妖怪の山からやってきたジャーナリストの
・新聞を渡す
麟「おっ!新聞だぁ♪幻想郷をより詳しく知る事が出来る情報源GET♪」
文「おぉっ…?これは意外に良い反応ですねぇ…これは定期購入者GETかしら!?」
美「文さん…貴女の新聞って半分以上が捏造の話じゃなかったでしたっけ…?」
美鈴がとんでもない発言をして、俺はドン引きした。
麟「えぇ…!?新聞てのは色んな人達が知るべき状況を発する為のメディアなのに…」
文「失礼な!私は事実を面白おかしく伝えているんですよ!」
麟・美
「「世間一般ではそれを捏造って言うんだ、アホ!」」
文「あやや~!?ま、まあそんなことはさておき、麟さん!!(クワッ!)貴方の話はもう一つ聞いていますよ!なんでも紅魔館の主の妹を倒したとか?」
麟「誰から…「霊夢さんと魔理沙からですね」…なんでサラッと他人に言うかな、あいつらは」
文「さあ!知ってることを全て洗いざらい話してください!!」
麟「(ブチッ…)お前に答える事なんて何一つ無いわ!」
カキーンッ!!!
文「あややぁ~!?」キラーン‼
美「おお…ホームランですね。た〜まや〜」
麟「まったく…」
〖妖怪の山〗か…何だか厄介な所に目をつけられたような気がする、そう俺は心の中で思っていた。