華月麟の幻想記   作:華月麟

207 / 1036
厄介事・2

バオォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!

 

麟「…」

 

布「き、貴様は…本当に人間なのか…!?」 ガクガク

 

麟「…もう答える義理は、無い!」 ガギュゥゥゥゥゥンッ!!!!!

・突っ込む

 

布「き、来た!?え、炎符〖廃仏の炎風〗!!」 ゴォォォォォォォォォ!!!!!

 

物部布都は恐怖のあまり先ほどと同じ技を連続で麟に放った

 

ゴォォォォォォォォォ…!!!!!

 

麟「無駄だ!!」 ギュゥゥゥゥゥゥゥゥンッ‼

 

バチィイイイイ!!! …シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ‼

 

布「ま、またか!?」

 

しかしその攻撃は無意味に等しく、全て彼に吸収されていった。

 

麟「最大出力!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

・蜃気楼の鳥、最大出力

 

布「またパワーが…!?」

 

ビッ…!!!

 

麟は布都の視界から姿を消した。

 

布「ど、どこに!?」 キョロキョロ

 

麟「言ったはずだ、お前では捉えられないと」

 

布「っ!?いつの間に我の後ろを…[ズドドドドドドドドドッ!!!]ごっふぅ!?」

(こ、攻撃が後から…!!?)

 

音速を超えた攻撃は布都が麟の居場所に気づいた瞬間にやって来た。

 

麟「でやぁっ!!!!」 グワッ

 

バキッ‼ バキッ‼ バキィッ!!!

 

布「あがっ…!!」

 

妹紅戦の時のように間髪入れず、布都の後頭部に蹴りを3発叩き込み

 

バッ‼ グググッ…‼

 

麟「落ちろっ!!!」 キィィィィィィィン…!!

 

布「ま、待て…!?」

 

麟「だぁっ!!!」 ダァァァァンッ!!

 

布「ご…はぁっ…!」

 

その手を彼女の心臓部をマーク

 

 

 

 

「「ソウルジャッジメント!!!」」

 

 

 

BOOST STRIKE!!

 

 

キィィィィィィィン…ズドオォアァァァッ‼

 

 

布「あぁぁぁぁっ!!!」

 

ビュゥゥゥゥン!! 

 

 

ヒュゥゥゥゥン…

 

 

 

響「あ!彼女が落ちて来るよ!」

 

 

 

ズガァァァァァァァァンッ!!!

 

 

攻撃の威力のよって彼女は地へと叩き落された。

 

パラパラ…

 

布「うっ…がはっ!お、おのれ…!」 グググッ…

 

諦めずにまだ動こうと

 

麟「(スタッ)無駄だ、今のお前は動けない」

 

布「何っ!?(グググッ…)か、身体を動かせない…!?」

 

タッタッタッ…

 

聖「麟さん!暴力はいけません!!」

 

…え?何を言っているんだこの人は、自分の寺を襲撃されかけたのに暴力はいけません!?なんだそりゃ!

 

麟「あのな…確かに貴女の教えは酒、肉、暴力は禁止しているのは分かる。でもな…時には迅速に対応しなければ手遅れになる事だってあるんだぞ?」

 

聖「そ、そうですが…貴方が戦わなくても彼女を静止してくれる方はすぐに…」

 

タッタッタッ…

 

麟「ん?」

 

?「聖!布都のバカはいるか!?」

 

?「うちの布都また迷惑を…本当に申し訳ない…って布都!?どうしたのですかその酷い傷は!?」

 

聖さんに言う通り、恐らくあのバカを静止しに来た者が2人ほどやって来たが、どうやら手遅れのようだ…お互いに。

 

布「た、太子様…。あ、あの男に…」

 

布都は弱弱しく俺を指さした。…あの野郎、考えやがったな。

 

?「何!?…貴様ぁぁぁぁ!!」 ダッ‼

 

?「ちょっ!?太子!?」

 

太子と呼ばれる女性が麟めがけて突っ込んでいった、圧倒的殺意で。

 

?「覚悟!!」 チャキッ‼

・抜刀

 

ぬ「あ…ヤバいぞ?」

 

天「まあまあ、見とけって」

 

ダンッ‼

 

?「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ギラッ…‼ ブォンッ‼

 

麟「ふっ…」 ギンッ‼

 

 

 

ガキィィィンッ…‼

 

 

 

聖「…!?」

 

?「何っ!?」

 

ジジジジジジジジジジッ…‼

 

麟「おいおい…いきなり自己紹介も無しに攻撃とは、礼儀がなってないな?太子様」

 

一瞬でエネルギー刃を形成し、太子の剣を止めた。

 

ジジジジジジジジジジッ…‼

 

耳「…私は新霊廟の主〖豊聡耳神子(とよさとみみのみこ)〗である!」

 

麟「ご紹介…どうも!!」 ブンッ‼

・力づくで弾き飛ばす

 

耳「くっ…!(ズザザザッ…!)名乗ったぞ!貴様も名乗るがいい!」

 

麟「もちろん名乗るさ。俺は華月麟!!」

 

耳「華月麟か、覚えたぞ!では麟、何故私の部下である物部布都を傷物にした!答えてもらおうか!」

 

麟「そいつは命蓮寺に放火を企てた。そして、俺がそれを静止したらそいつが先に攻撃してきた!目撃者はこの寺に居る全員だ!嘘だと思うのならば聞いてみるがいい!!!」

 

耳「…え?聖殿…今の話は本当ですか?」

 

聖(コクコク)

 

耳「…ではそちらの方々も?」

 

皆(コクコク)

 

天「お前のとこの道士?が先に手を出したのを私達は見たぞ?少し過剰防衛ではあるかもしれないが、逆に下手をすればあいつの炎で麟が死んでしまったかもしれないのも、紛れもない事実だ」

 

耳「…(キンッ ズサーッ‼)ほんっとうに申し訳ございませんでしたぁぁぁぁっ!!!」

 

わぁ、なんて綺麗な土下座でしょう。この世界のお偉いさんは本当に美しい土下座をする技術をお持ちで。

 

布「た、太子様!?何故、その男共の土下座を!?」

 

?「(ポカッ)お前もやるんだよぉっ!!」 ガオォォォォォォォォォッ!!!!!

 

布「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

豊聡耳から俺に向けられていた誤解も解けた事だし…とりあえずは一件落着か?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。