華月麟の幻想記   作:華月麟

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第6章・華月を狙う魔の手達
にとりから配達


今日も今日とて平和な日、麟は博麗神社の縁側で

 

霊・魔「「むーっ…」」 プクーッ

 

麟「すぅ…すぅ…」

 

お燐「ゴロゴロ…スピー」

 

猫形態となっているお燐と日向ぼっこをしながら昼寝をしていた。

 

 

~遡ること1時間前~

 

ガララッ!

 

お燐「こんにちは〜!」

 

霊「あら、お燐じゃない」

 

魔「地底の猫が博麗神社に何の用だ?」

 

お燐「お兄さんは今、ここに居るかい?」

 

霊「お兄さん…?あぁ、麟の事?麟なら縁側で日向ぼっこ中よ。良かったら上がっていきなさい」

 

お燐「お邪魔しま〜す♪」 トテトテ

 

魔「わざわざ麟に会う為に来たのか?」

 

お燐「それもあるけど、この前のお礼にさとり様がこれをって」 ガサッ

 

お燐はそう言うと紙袋を取り出した。

 

魔「(ズズズ…)なんだそれ」

 

お燐「さぁ…?あたいは詳しく聞いてないからよく分かんないけど、とりあえず食べ物とは聞いてたかな?」

 

霊「食べ物…?」 ガタッ

 

魔「落ち着け霊夢、あれは麟へのお土産だからな?」

 

霊「あ、そうか」

 

霊夢は本当に食い意地だけは凄いんだよなぁ…。

 

スタスタ

 

お燐「(ユサユサ)お兄さん、可愛い猫さんが遊びに来たよ〜?」

 

麟「んん…。あ…?お燐…か、ほら(ポンポン)お腹の上に乗っていいから一緒に寝な…」 シパシパ

 

お燐「ほへ?もしかして夢を見ながら寝ぼけてらっしゃる?」

 

どんな夢を見てんだろうかお兄さんは。

 

魔「いつもの事だから気にすんな」

 

お燐「そうなの!?」

 

霊「相変わらずの寝起きの悪さね…」

 

お燐「あはは…(汗)」

(あたいも寝起きはこんな感じだから人の事言えないかなぁ…)

 

麟「…来ないのか?」 ウトウト

 

お燐「…お言葉に甘えさせてもらいます♡」 ボンッ!

・猫に変身

 

霊・魔「「ん?」」

 

お燐「ゴロニャーン♡」 ゴロンッ

・お腹の上で丸くなる

 

麟「よしよし…(ナデナデ)すぅ…すぅ…」

 

お燐「ゴロゴロ…♡(ウトウト)スピー…」

 

霊「あーっ!」

 

魔「こ、こいつ…!自分が動物に変身出来る事をいいことに…くそっ!」

 

麟・お燐「「スピー…」」

 

 

 

 

…ということがあったのだ、いやはや羨ましい。

 

魔「そろそろ起こしてやりたい…」

(訳:お燐を退かして私が一緒に寝たい)

 

霊「でも無理に起こすと麟が可哀想なのよね…」

 

起こしたい…けど可哀想!ああもう…一体どうしたらいいのよ…!

 

<ごめんくださ〜い!

 

魔「あぁ?誰だよこんな時に」 スタスタ

 

ガララッ!

 

に「おや?てっきり盟友が出て来るかと思っていたのに」

 

魔「あ?にとりじゃないか、麟なら中で寝てるから待ってな。霊夢〜、麟に客が来たから起こしてやってくれ〜」

 

霊「はいはーい(ユサユサ)ほら聞いたでしょ?麟、貴方にお客さんだってよ?」

 

麟「んん…客ぅ?誰だろ…」 ムクリ

 

お燐「(ゴロゴロゴロゴロ!)ギニャーッ!?」

 

麟が上半身を起こすと同時にお燐がゴロゴロと転げ落ちていった。…滑稽な姿ね。

 

麟「おお!?お燐!?お燐がなんで俺の腹の上に居たの!?」

 

霊「説明は後、さっさと行きなさい」

 

スタスタ…

 

麟「へいへいなんでしょ…。ってにとりじゃん、どうしたんだ?」

 

に「ふっふん…頼まれてた品が1つ出来たよ!」

 

麟「(ピクッ)なにぃ!?すぐに外に出るから、今すぐ見せてくれ!」 ダッ!!!

 

に「おお!レッツゴー!」 ダッ!!!

 

魔「お、おい!?」

 

スタスタ

 

霊「あら?2人はどうしたの?」

 

お燐「いててて…あれ?お兄さんは?」

 

魔「2人共すんごい勢いで外に行ったぜ…?」

 

霊・お燐「「??」」

 

何かあったのかしら?

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