にとりから配達
今日も今日とて平和な日、麟は博麗神社の縁側で
霊・魔「「むーっ…」」 プクーッ
麟「すぅ…すぅ…」
お燐「ゴロゴロ…スピー」
猫形態となっているお燐と日向ぼっこをしながら昼寝をしていた。
~遡ること1時間前~
ガララッ!
お燐「こんにちは〜!」
霊「あら、お燐じゃない」
魔「地底の猫が博麗神社に何の用だ?」
お燐「お兄さんは今、ここに居るかい?」
霊「お兄さん…?あぁ、麟の事?麟なら縁側で日向ぼっこ中よ。良かったら上がっていきなさい」
お燐「お邪魔しま〜す♪」 トテトテ
魔「わざわざ麟に会う為に来たのか?」
お燐「それもあるけど、この前のお礼にさとり様がこれをって」 ガサッ
お燐はそう言うと紙袋を取り出した。
魔「(ズズズ…)なんだそれ」
お燐「さぁ…?あたいは詳しく聞いてないからよく分かんないけど、とりあえず食べ物とは聞いてたかな?」
霊「食べ物…?」 ガタッ
魔「落ち着け霊夢、あれは麟へのお土産だからな?」
霊「あ、そうか」
霊夢は本当に食い意地だけは凄いんだよなぁ…。
スタスタ
お燐「(ユサユサ)お兄さん、可愛い猫さんが遊びに来たよ〜?」
麟「んん…。あ…?お燐…か、ほら(ポンポン)お腹の上に乗っていいから一緒に寝な…」 シパシパ
お燐「ほへ?もしかして夢を見ながら寝ぼけてらっしゃる?」
どんな夢を見てんだろうかお兄さんは。
魔「いつもの事だから気にすんな」
お燐「そうなの!?」
霊「相変わらずの寝起きの悪さね…」
お燐「あはは…(汗)」
(あたいも寝起きはこんな感じだから人の事言えないかなぁ…)
麟「…来ないのか?」 ウトウト
お燐「…お言葉に甘えさせてもらいます♡」 ボンッ!
・猫に変身
霊・魔「「ん?」」
お燐「ゴロニャーン♡」 ゴロンッ
・お腹の上で丸くなる
麟「よしよし…(ナデナデ)すぅ…すぅ…」
お燐「ゴロゴロ…♡(ウトウト)スピー…」
霊「あーっ!」
魔「こ、こいつ…!自分が動物に変身出来る事をいいことに…くそっ!」
麟・お燐「「スピー…」」
…ということがあったのだ、いやはや羨ましい。
魔「そろそろ起こしてやりたい…」
(訳:お燐を退かして私が一緒に寝たい)
霊「でも無理に起こすと麟が可哀想なのよね…」
起こしたい…けど可哀想!ああもう…一体どうしたらいいのよ…!
<ごめんくださ〜い!
魔「あぁ?誰だよこんな時に」 スタスタ
ガララッ!
に「おや?てっきり盟友が出て来るかと思っていたのに」
魔「あ?にとりじゃないか、麟なら中で寝てるから待ってな。霊夢〜、麟に客が来たから起こしてやってくれ〜」
霊「はいはーい(ユサユサ)ほら聞いたでしょ?麟、貴方にお客さんだってよ?」
麟「んん…客ぅ?誰だろ…」 ムクリ
お燐「(ゴロゴロゴロゴロ!)ギニャーッ!?」
麟が上半身を起こすと同時にお燐がゴロゴロと転げ落ちていった。…滑稽な姿ね。
麟「おお!?お燐!?お燐がなんで俺の腹の上に居たの!?」
霊「説明は後、さっさと行きなさい」
スタスタ…
麟「へいへいなんでしょ…。ってにとりじゃん、どうしたんだ?」
に「ふっふん…頼まれてた品が1つ出来たよ!」
麟「(ピクッ)なにぃ!?すぐに外に出るから、今すぐ見せてくれ!」 ダッ!!!
に「おお!レッツゴー!」 ダッ!!!
魔「お、おい!?」
スタスタ
霊「あら?2人はどうしたの?」
お燐「いててて…あれ?お兄さんは?」
魔「2人共すんごい勢いで外に行ったぜ…?」
霊・お燐「「??」」
何かあったのかしら?