天狗の里から来ました
魔「その武器、私にも貸してくれよ!」
麟「お前…死ぬまで借りる気だろ!」
魔「それは魔導書だけだ!」
麟「魔導書もダメだっつーの!」
にとりがアジトへ帰って、俺は地底からのお土産・みたらし団子を堪能した後、バタフライの試験運用をしばらく行っていた俺。その間、魔理沙がずっと俺の方をガン見していたので「なんでこっち見てんの?」と聞いたら、「私にも貸してくれ!」と、急に駄々をこね始めていた。お前には八卦炉という相棒がいるじゃねぇか!あと、魔導書を死ぬまで借りパクするな!
霊「はぁ…魔理沙は何かに興味を持つと気が晴れるまでしばらくしつこいのよねぇ…」
お燐「あはは…お兄さんも大変そうね…」
タッ…タッ…タッ…タッ…
魔理沙とわちゃわちゃ喧嘩をしていると
麟「(ピクッ)…誰か来るな」
魔「え?あ、ほんとだ」
階段を登ってくる足音が2つほど聞こえてきた。
タッ…
?「ふむ…ここが華月麟の居る博麗神社…間違いないのだな?典」
?「はい、天狗達に何度も調べさせていたので間違いはありません。龍様」
魔「誰だあいつら?」
麟「…狐と…人間か?いやあれは…」
片方はパッと見で分かる…あの白い服を着た方、あれは狐だ。もう片方の全身を濃紺と黒を基調とした方は…人間か…?と思っていたのだが、あの特徴的な長いヒールは…
麟「人間じゃない…。あの靴は…天狗か!」
?「おや、私の服装だけで種族が把握出来るのか?」
麟「いや…知り合いの天狗に似ていただけだ…。あんた…誰だ?」
?「龍様に対して無礼な口の利き方ですね…」
龍「気にするな典、別に私は気にしていないからな。自己紹介が遅れたな、私の名前は〖
典「〖
麟「管狐…?霊夢、なんだか知ってるか?」
スタスタ
霊「えっと…確か、狐の姿をした憑き物だったような…」
お燐「確か管狐の言う通りにすると富や名誉を手に入れられる代わりに最後は破滅するって聞いた事はあるね…」
ろくな種族じゃねえな…管狐って。
典「失礼ですね…私はただ皆さんに"助言"しただけですよ…♪」 クスクス
麟「こいつ…」
(根っからのクズだな…。龍という大天狗に従っている理由は何故だか知らんが…個人的に色々と都合がいいのだろうな…)
いつかこの狐とは"敵"として相見えるかもしれないな…。
麟「それで…何の用だ?」 ジャキ…
少しこの2人に敵意に似たようなナニかを感じた俺は、装備していたバタフライを2人に向けた。
龍「なんのつもりかな…?我々は君に用があるだけで、別に君と戦いに来た訳ではないぞ?」
典「…」 スッ…
・試験管を取り出す
麟「…(ガチャ)すまない、俺の勘違いだったみたいだ。それで?俺に用ってなんだ?」
警戒をしつつ、天狗の要件を聞くことにした。
龍「
麟「…天狗のボスが俺を?」
霊「何か企んでいるんじゃないでしょうね…」
魔「そうだとしたら私達が許さない…」
お燐「シャーッ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
典「…戦闘狂が」
龍「ほう?やる気か?」
バチバチィッ!!
今にも戦闘が始まりそうな危険な予感…!
麟「はぁ…」 ジャキンッ!
ガギュゥン…!!!
5人(ビクゥッ!!?)
これ以上面倒は御免なのでバタフライを発砲、全員の意識を自分に向けさせた。
麟「3人共、この2人は俺に用があるだけだ。お前らには関係ないから噛み付こうとするな」
お燐「でも…!」
麟(ギロリ) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
お燐「ひっ…!」 ビクビク
龍「…なんて威圧感だ」
典「…」
(なんで天魔様はこんな人間を招こうとしているのかしら…)
麟「とりあえず俺にも準備がある、終わるまで待っててくれ」
龍「了解した」
これからしばらく天狗の里で寝泊まりをすると思うので、衣類の準備をする事にした。