華月麟の幻想記   作:華月麟

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のんびり療養・3 麟の手料理編!

コトコトコトコト 

 

グツグツグツ

 

米本来の甘い香りが漂ってきた。

あ、美味そう…じゃなかった。いかんいかん、誘惑に負けんな俺!

 

次におにぎりと言ったら味噌汁なので豚汁を作ることにした。

…あまり思い出したくはないけど、ここに来る前に嫌という程やらされてきたのがこんな形で役に立つとは思わなかったけど、あいつらにはそこだけは感謝してやろうと思った。

 

麟「さて具材はと…」

 

・じゃがいも

・ごぼう

・玉ねぎ

・キャベツ

・木綿豆腐

・人参

・こんにゃく

・大根

・豚肉(細切れ)

 

…多くね?豚汁ってこんなに入れたっけな?と思ったが皆が食べるのだから当たり前か、と言い聞かせた…w

 

麟「まずはかつおぶっつぃ!を削って出汁を取りましょうね~」

 

ブゥン‼ 

 

サッサッサッ

・エネルギー刃で薄くかつお節を削る

 

あんまりこういうやり方はよくないんだろうけど無いもんは仕方ねえ!

許してくれたえ皆。

 

そんな事を考えながらかつお節を削り、でっかい鍋に入れていく。

 

麟「このくらいでいいかな?んじゃ点火!」 

 

チチチチッ ボッ…‼

 

弱火でゆっくり出汁を取ることにした。

その間に他の材料を切って、突っ込む準備をした。

 

シュバババ‼ 

 

ザクッザクッ

 

ごぼうは灰汁が出るかなんかで水に浸けるといいらしい。じゃがいもはでんぷんがなんたらって事でこいつも水にドボンで。

 

ピィィィィィィィ‼

 

あ、米炊けたわ。

火を止めて指定の時間蒸らすことが大切らしい。

 

麟「むむっ!てことはかつお節もそろそろか!」

 

出来るだけ網ですくい上げ、別皿へ避難させる。

そこに硬い大根、じゃがいも、人参、ごぼう、キャベツの芯を突っ込む。料理をするときは、まず硬い食材から釜茹での刑にした方がいいらしいよ?知らんけど。

 

麟「んじゃ次に鮭の切り身を焼いていきますかね」

 

使い勝手は違うだろうけどオーブンに切り身を入れて、弱火で焼くことにした。

 

フワァァァァァァ…

 

…あ、めっちゃいい匂いするんですけど。

換気もかねて窓開けよう。 

 

ガチャ

・窓OPEN

 

 

~レミリアの部屋~

 

 

フ「(クンクン…)なんだかいい匂いがする~」

 

レ「本当ね…でも何の匂いかしら?」

 

フ「私、ちょっとキッチンに行ってくる~♪」 ピューンッ!

 

レ「あっ!?待ちなさ~い!♪」

 

 

~門前~

 

 

咲「美鈴…あれ程寝るなと何度…(クンクン)…あらいい匂い?」

 

美「ほんとですね~お腹すいてきた…(グゥ∼)でもあれ?咲夜さんが今ここにいるのに誰が作ってるんですか?」

 

咲「まさか…美鈴、説教は後よ。まずはキッチンに行くわよ」 ダッ‼

 

美「えええ!?そんないきなり…ってはや~っ!?」

 

 

~大図書館~

 

 

パ「(クンクン)なんだか優しくていい香りがす…(グウ∼)むきゅ!?///」

 

小「何ですか?珍しくパチュリー様がお腹を鳴らして。もしかしてお腹すいたんですか?いつも鳴らさないのに?!」

 

パ「う、うるさいわね!?///私だって鳴る時は鳴るわよ!///そ、そんな事よりも早く行きましょう」

 

小「素直じゃないですねぇ♪」

 

 

~戻ってキッチン~

 

 

コトコト

 

麟「う~ん…美味いんだけどこの味で良いのかな?みんなの好みは分かんないけど煮込めば濃くなるしいっか」

(味噌汁は煮詰まるとしょっぱくなりますが…)  

 

パカッ

 

麟「お!鮭も…おおおお!この焼き具合はperfectでは!?」

 

あまりの焼き具合の良さに感動してまった。

あ、やべ。おにぎり握るの忘れてたわ。

 

レ・フ・咲・美・パ・小

(ジーッ…)

 

麟「めんどくさいけどやるしかないよな。よし、やりますかねぇ?!」

・おにぎりの準備をする

 

パ「彼、何する気?」 

 

小「さぁ?」 

 

フ「楽しそう!」

 

レ「ダメよフラン!?」 

 

美「おにぎりかぁ懐かしいなぁ」

 

咲「…」 ジーッ…

 

麟「ほいっ、ほいっ、ほーいと」

 

なんとか皆の昼食が出来た。

材料が余ってるから夜はカレーも行けるのでは?と思っていた。

 

麟「まあ、それは後にしてと。皆出来たって呼ばない…と?」 チラッ

 

 

皆『あ…』

 

 

麟「…遅くなって申し訳ないけど昼食出来たよ」

 

 

 

~昼食ターイム~

 

皆『いただきまーす!』

 

麟「おかわりあるからどぞ~」

 

食堂のおばちゃんかよ俺は。

 

咲「(ズズズッ)…!オイシイ…」

 

美「(パクッ)んん~まぁ~!!懐かしい味!」

 

レ「初めての味だけどイケるわ!」

 

パ・小

「「(パクッ)かっらぁ!?」」

 

麟「あ、それ辛子明太子だから辛いよ」

 

パ「か、辛いけど美味しい…というかもっと早く言って…」

 

小「病みつきってこういうことを言うんですね~♪」

 

フ「お兄様、どうやってこの棒でこの魚を食べるの~?」

 

麟「ん?ああ、これはね…」

 

麟は丁寧に、フランに箸の使い方を伝授。

 

レ「ん、んん…?」

 

フ「こうね!」 

 

麟「お、よく出来ました♪(ナデナデ)レミリアも、こうやって使うんだよ」 ニギッ

 

麟はレミリアの手を優しく取り、見本の動きを見せる。

 

レ「あ、ありがとう…///」 ドキドキ

 

フ「…むぅ」

 

 

 

~完食~

 

 

皆『ごちそうさまでした!』

 

麟「おそまつ!!」

 

レ「紅魔館の…和食だっけ?紅魔館の和食担当料理人にならない?ちゃんと給金も出すわよ?」

 

咲「それか、レシピを教えて頂戴」

 

麟「んじゃレシピ渡すから。レミリアはそれで我慢」

 

レ「うー☆いい考えだと思ったのに」

 

麟「フラン、美味しかった?」 ナデナデ

 

フ「すっごく美味しかった!また食べたい!」 ギュー‼

 

パ「うっぷ…食べ過ぎね…」

 

小「あー…満足ですぅ」

 

美「まさか幻想郷で和食が…ナムナム」

 

麟「ちなみに夜はカレーね」

 

フ「カレー?何それワクワクする!」

 

咲「何もお夕飯まで…」

 

麟「好きでやってるから気にすんな」

 

 

 

晩御飯に作ったカレーは豚汁並みに大好評だった。

ここまで世話してもらえたんだから、こんな形だけどほんの少しの恩返しが出来た気がしたと思う。

 

そして時間は過ぎ去り夜へ…

 

 

~お風呂時間~

 

 

美「麟さん出ましたよ~!」

 

麟「あ、はーい!」 タッタッタッタッ

 

咲「…」 スタスタ

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