カポーン…
麟「あぁぁ…やっぱり1日の締めくくりはお風呂だよなぁ。(ノビィーッ)身体は癒せるし、誰にも邪魔されない時間だし。…あれ待てよ?美鈴が出たのはいいとしてあと誰が入ってないの?」
まだ後に入る人がいると、後の人の事も考えて早く出なくてはならなくなる為、基本的には一番最後に入りたいのが自分なりの考えなのである。
まぁいいのかな…?そんなに難しく考えなくて。
コンコン
咲「麟、入るわよ?」
麟「ファッ⁉ま、待って?!色々待て!?」 ドタバタ
急いで腰にタオルを巻いて下半身を隠した。
マキマキキュッ!
麟「ふぅ…どーぞー」
ガチャッ
咲「何をそんなに暴れていたのよ?」 スタスタ
チャプ…
咲夜が何故か一緒に風呂に入ってきたけどタオルで身体を隠してくれて少し安心した。
麟「いや…女性と湯に浸かるなら、色々と隠さなきゃいけないからね?何をとは言わないけど…あ、この言い方はあんまり良い表現じゃないな」
咲「なんでもいいわよ…というか貴方、女性と一緒にお風呂入ってて何も感じたり、思ったりしないわけ…?」
麟「何も?(即答)」
咲「まさかの即答!?」
麟「だって小さい頃に紫さんと入ったことあるし…何なら、現在進行形で霊夢と入ってるし」
咲「え?八雲紫と霊夢?なんで?」
麟「紫さんは俺を保護してくれた時に一緒に。霊夢の奴は、薪を燃やすのもったいないからって毎回一緒に入ってるよ」
咲「霊夢らしい感じがするわね…」
麟「いやいや…ただのけちんぼだよあれは」
咲「ふふっ♪確かに言えてるわね?」
麟・咲
「「あはははははは!」」
まあ…そんな事はさておきだ…目のやり場に困る!!
あまり咲夜の方見ていると身体に欲情した勘違いされると思い、正面の洗い場の方に身体を向けて目をつぶった。
…でも思うんだよなぁ、霊夢も咲夜もちゃんと鍛えてます!って身体をしているんだよな。
変態な見方かもしれないが、あれだけ激しく動いたり、怪我をしたりするのになんであんなにも美しい肌のままでいられるのだろう?などと考えていると咲夜から
麟「…」
咲「…麟?どうしてそっぽ向いているの」
と聞かれたので
麟「だって咲夜の方見てたら目のやり場に困るんだもんよ…」
と返した。
咲「…ねえ麟、貴方は私の身体を見てどう思う?」
麟「へ!?い、いやぁ…どうと言われても…」 アタフタ
いきなり何言ってんだこのメイドは…と焦りつつそっぽを向きながら考えていたのだが…
咲「…ちゃんと見て」 グイッ
無理矢理、咲夜の身体を視界に入れさせられた。
麟「[グイッ]ファッ⁉え、えーと…すごくきれいだと思うよ?目を合わせてしまうと見入ってしまうくらいに」
咲「…霊夢と私、どっちがいい?」
麟「…それは選べないな。下手なこと言うと争いの火種にもなるし…はい!この話はもうおしまい!そろそろ洗わさせてもらうから」 ザバァ‼
咲「あ…」
咲夜の奴…一体どうしたんだ?昼あたりから少しおかしかったんだよな…
そして急いで頭は洗い、次は身体を
咲「麟、背中を洗ってあげるわ」
麟「お、ありがと…」
ムニュッ♡
ん?ムニュ?ムニュって感触がなかった?
咲「どうかしら?気持ちいい?」
ムニュッムニュッ♡
麟「…待って?咲夜、ナニで背中洗ってんの?」
咲「…」
麟「…咲夜さん?」
咲「…」 ガバッ!
麟「うおっ!?」 ドサッ‼
俺は咲夜にいきなり押し倒され、そして…
咲「…貴方が悪いのよ」 ギュウ♡
ムニュッ♡
…胸に顔を埋められてしまった。
麟「しゃくやしゃん!?ムググ⁉」
ムニュッムニュッ♡
咲「ずっと今日1日考えていたの…貴方の事を見てて溢れて来るこの気持ちは何なのだろうって…それでやっと分かったの〖麟が好き〗って。そして貴方が欲しいって思ったから行動に移しているのよ」
俺はやっとの思いで胸の呪縛から顔を解き放ち
麟「ムググ…ブハッ‼?だからって好きな相手にいきなりこれはダメよ!?せめて段取りってものがあるでしょうが!!」
咲「貴方は知らないでしょう…妹様を筆頭に、お嬢様、美鈴、パチュリー様、こあだって貴方を好きになってしまったの、貴方を欲しているの。だから先手必勝でこうしようかと…」
麟「だからってこんな強硬手段は嬉しくないよ?てか、咲夜の目的は何よ」
咲「目的?目的なんてとのは無いわ?ただ、貴方が紅魔館の一員になれば皆が笑顔になれる。なんなら私は、貴方とこの先の"コト"もしてもいいのよ?私は貴方になら…一目惚れした貴方になら全てをあげるわ」
麟「あー…その気持ちだけはもらうよ。今の自分にはそんな権利は無いからね」
咲「どうして?」
俺は今思っている考えを素直に吐き出した。
麟「俺はまだこの世界に対してとても無知だから。世間知らずの俺がいきなり結婚とかなんておこがましすぎるよ。もっと事を知ってから傍にいてくれる人は選びたいなって自分は思ってるの。あ、勘違いしないでね?チャンスが無いわけじゃないから。そこだけは言っておくよ」
咲「じゃあ…先に予約だけするわね?(チュッ♡)本命は勝ち取ってからにするわ♡」
麟「お、おう///そ、それじゃ上がろうか、全部流して」
咲「ええ♡でもその前に…もう少しだけ私の胸を味わって…♡」
ムニュッ♡ムニュッ♡
麟「もう出るんだってばぁっ!///」
ガラッ!
麟「はぁぁぁぁぁぁ…」
(まさか、咲夜からあんな事されるなんてな…) テクテク
おかしいな、疲れを取るはずがさらに疲れたんだけど?
そう思って部屋に戻って寝ようとした矢先、本当の修羅場が始まるのだった…